3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: okama

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本日紹介いたしますのはこちら、「CLOTH ROAD(クロスロオド)」第11巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行されました。

作者は倉田英之、okamaの両先生。
本作の紹介は「okama」のテーマにてまとめておりますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。

さて、世界の命運と母をかけ、天災ガーメントに戦いを挑むファーガスたち。
多くの仲間たちのサポートを受け、ファーガス、ジェニファー、源内、トーガの4人はようやくガーメントの下へたどり着きました。
しかしガーメントは世界を破滅へと導く最後の一手を発動!
急速に終わりへと向かい始める世界!
もはや一刻の猶予もなし、ファーガスたちの最後の決戦が始まりを告げたのです!!

世界中に異常な気象を巻き起こすガーメントのドレス制作。
ファーガスは咄嗟にそのシステムに侵入し、真っ向からそのシステムを上書きしようとします。
ですが当然ガーメントが黙って上書きされるはずもありません。
2人はシステムの書き換え合戦をすることになりました!
その周りでは、ジェニファーとジュリエットが戦闘を繰り広げています。
ガーメントの邪魔をしようとするファーガスを消そうとするジュリエット、そしてそれを阻止するジェニファー。
手持ちの服がつき、今着ている服だけで戦わなければならないジェニファーですが、その型破りな戦い方でジュリエットと互角に戦っています。
しかし肝心のファーガスの旗色はよくありません。
書き換え合戦は圧倒的にガーメントが優勢。
更にガーメントは書き換えながらもこんなことを言い出します。
俺に勝てると思っているのか?
本当は気付いているだろ?勝てっこないって!と!
更に更にガーメントは独自の持論を発言します。
大声や勢いで勝てやしない、あとは皆がよくやったと言ってくれる諦めどころを探しているんだろう?
それでいいんだから凡人はうらやましいよ!
その言葉は比類なき天才であるガーメントからこそ言う権利のある言葉かもしれません。
ですが同時にその言葉はファーガスに力を与えることにもなりました。
じゃあお前は才能以外に何があるんだ?
家族も仲間も人のつながりも、全部自分でつぶしてきたお前には世界がどうなろうとも才能しか残らないと!
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世界はもっといろんなものでできているんだ、それに気付けと叫んだファーガス。
ガーメント自身もそのことはうすうす感じていたようで、ずばりと言われてしまったことにショックを受けた様子。
書き換え合戦も放り出し、ワンワンと泣き出したではありませんか!!

その号泣がガーメントの覚悟を固めます。
この世界は、ガーメントとジュリエット、そしてアルジャンヌさえあればいい。
そう言い切ったガーメントは、ジュリエットに「クロスフォーミング」を指示。
するとジュリエットは、戦闘に特化したドレス人間の姿に!
動きも見違えるほどすばやくなり、ジェニファーを圧倒してしまうのです!!
最後に残ったドレスもズタズタにされてしまうジェニファーですが、それでも自分がジュリエットを止めるからファーガスは書き換えを続けろと指示。
ですがこのままでは嬲り殺しにされるのも時間の問題、その後は瞬く間にファーガスも殺されてしまうことでしょう。
せめて布があれば手の空いている源内やトーガが服を作れるのですが……
そこにやってきました、
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スコップ!!
その手にジューン・メイの布を携えて!!

源内とトーガは猛烈な勢いで服を作り、その作成のために必要な5秒間の時間をポシェットやスコップ、そして駆けつけた馬琴によって捻出。
ジューン・メイの布で作り出した、源内最後にして最高のドレスが作り出されたのです!
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……背中がぱっかり開いたびんぼっちゃまスタイルですが!!

ですがそれもジェニファーからすれば、いつも前しか見ていない自分には最高だとポジティブな要素に捕らえられます。
この小さなドレスの中にはかすかにジューン・メイの記憶も残されており、ジェニファーはジューン・メイとともにジュリエットと戦います。
有効打を叩き込み、今度はジェニファーが優勢……と思った矢先、突然アルジャンヌが姿を現したではないですか!!
このアルジャンヌ、深層意識が僅かに残っただけの抜け殻のようなもので。空を覆う彼女と再接続しなければ元の人間には戻れません。
それでもファーガスはアルジャンヌに語りかけるのです。
この旅の中で出会った人たちのおかげで僕達は大きくなった、父さんを倒せるくらいに。
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僕を信じて、と!
すると、抜け殻同然のはずであるアルジャンヌが涙をこぼすではありませんか!
ジュリエットの苦戦が気に入らないのか、アルジャンヌの涙が気に入らないのか、ガーメントはブチギレ。
ウルセェマザコンが、アルジャンヌはいつも自分の味方だと叫び、書き換え合戦を自分の勝利で終わらせたのです!!
世界を終わらせる、ドレス・スカイの最後のパーツであるジュリエットとアルジャンヌを組み込み、いよいよやってきてしまう終末……
が、突然ドレス・スカイを編み上げるミシンがその動きを止めました。
その原因は、真っ黒に塗り替えられたドレス・スカイにほんの僅かだけ残った白い部分。
そこは「オーロ・マリア」。
アルジャンヌがファーガスとジェニファーのために残した布。
アルジャンヌはガーメントの暴走を予測し、自分のデータを持ちながら、ガーメントのプログラムに対するワクチンの効能を持つオーロ・マリアを用意していたのです!!
ならばあの部分を切り取ってしまえとガーメントはオーロ・マリアを切り抜きます。
ですがもうファーガスによってドレス・スカイは初期化されてしまっており、もちろん更なる書き換えを許してあげるわけもありません。
ジェニファーはガーメントにガツンと痛い拳骨を叩き込み、そのままガーメントをハンマー代わりにしてジュリエットもやっつけてしまいました!!
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これで一件落着、後は母をすく出し、スカイ・ドレスに変わる星を救う何かを使うだけ!
……と思いきや、
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ジェニファーの腹を何者かの刃が貫いたのです!!
まだ最終決戦は終わっていません。
正真正銘のクライマックスがいよいよ到来!!
ジェニファーを貫いた敵は?
ガーメントが打つ次なる手は?
ファーガスの用意している、スカイ・ドレスの代わりとは?
いよいよ決着の時です!!

というわけで、いよいよ完結となる本作。
今まで積み上げてきた様々なあれこれが編みあがり、一直線に向かっていく結末。
激しい戦いや、燃える展開は読者が引き込まれること間違いなし!
エピローグのような部分もたっぷりと描かれており、そのラストシーンは感動必至の素晴らしい出来となっています。
これ以上ないのではないかと言うほど完成度の高いラストシーンは思わず涙を零してしまいかねませんよ!!
クライマックスシーンでは前巻に引き続き、脇役キャラたちも大活躍。
特にスコップさんや馬琴さんのいいとこ持っていき方は異常!!
手に汗握るバトルを盛り上げてくれます!!
更にガーメントやジュリエットという敵役にもきちんと見せ場と納得の結末が用意されています。
熱血から感動、努力に友情、勝利に愛と、様々な要素がこれでもかと詰め込まれている、名作と言ってもいい作品に仕上がっていると言ってもいいのではないでしょうか!

完結を迎える「CLOTH ROAD(クロスロオド)」最終第11巻は好評発売中です!
熱い戦い、かわいらしい・アクの強いキャラ、感動の展開。
どれもが詰め込まれた本作もいよいよ完結となりました。
okama先生の癖もあり、ちょっと読みづらい印象もあって敬遠していた方もいるかもしれません。
そんな方もこの万感のラストは是非とも読んでいただきたい!
11巻とそれほど多くない巻数ですので、完結を期にいかがでしょうか?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


CLOTH ROAD 11 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
OKAMA

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本日紹介いたしますのはこちら、「CLOTH ROAD(クロスロオド)」第10巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行されました。

作者は倉田英之、okamaの両先生。
本作の今までは「okama」のテーマにて紹介をまとめておりますので、よろしければあわせてご覧くださいませ。

さて、前巻でいよいよ人類の「選別」を始めてしまったガーメント。
あまりに強大な力を持つガーメントに対し、世界各国には戦わずして降伏しようという風潮が蔓延してしまいます。
ですがそれを許すことができないものもいるのです。
世楽の源内と芭琴、チャリオットのアルヴァロとシュルツ、そしてファーガスとジェニファー!
更に服へと生まれ変わった絶対のカリスマ、ジューン・メイの存在もあり、有志たちは団結!
ガーメントを倒す最後の作戦、「クロスロオド」を決行することとなったのでした!!

ファーガスとジェニファーが捨てられていたときに包まっていた布、「オーロ・マリア」。
そしてその布でガーメントが仕立てた「アルジャンヌのスカーフ」。
データ上ではまったく同じものなのですが、今まで散々布を触ってきたファーガスはその2枚が「違うもの」であることを確信し、ここに何かの秘密があると考えて研究を続けます。
その間にもクロスロオドは着々と進行中。
まずファーガスの居城がある島への上陸に成功するのですが、当然すんなりとことが進むわけもありません。
大挙して現れた、巨大布ゴーレム。
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クロスロオドを遂行する部隊の中心となる、チャリオットの兵隊たちも武装して立ち向かいますが、やはり相手も強力、簡単には撃退できません。
しかしそこで世楽の部隊が助太刀に登場し、なんとかゴーレムに対抗することができたのでした。

兵隊たちが決死の思いで作り上げた突破口。
そこを通り抜け、ファーガスたちの乗る戦車は一路ガーメントの元へと急ぎます。
40分ほど道を走ると、戦車はトンネルに差し掛かります。
これを抜ければおそらく激戦が幕を開けるはず。
覚悟を決めて一同はそのままトンネルに突入するのです!
……が、この必死で作り上げた突破口すらもガーメントの手の内。
作戦はすべて筒抜けになっており、ファーガスたちの戦車がトンネルに突入した瞬間、天井が崩落を始めたのではありませんか!!
とっさの判断でなんとか押しつぶされることだけは逃れたのですが、長いトンネルの只中で閉じ込められてしまう形に。
壁はコンクリートで、やすやすとこわして進むことはできません。
ジューン・メイを展開して穴を掘ってもらおうかとジェニファーは提案しますが、閉じ込められたスペースが狭すぎて巻き込まれてしまう可能性がありますし、そもそも正常に展開しなさそう。
チャリオットの二人も穴掘りに適した砲弾は準備しておりませんで、こうなれば残ったのはヨコヅナの芭琴さんしかいないわけです。
チャリオットの鉄砲で穴が開けられないなら、自分の「てっぽう」で道を作ると息巻く芭琴。
こぶしを突き刺して内部から破壊するという「ダイナマイト張り手」という技を駆使し、心技体が備わったものしかなれないという、横綱の実力を遺憾なく見せ付けるのです!
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猛烈に掘り進みながらも、できた道に布を巻きつけて崩落も防止するという丁寧な仕事を見せる芭琴さん。
ですがトンネルを掘り終えて脱出が成功したときには、その布もエネルギーも尽き、生身のこぶしで穴を掘っていた芭琴はすっかり元の細身の体に戻り、憔悴しきっていました。
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芭琴は自らの体の傷も省みず、一心不乱に道を作り上げる、世楽の「粋」を見せ付けたのです!
そして芭琴は、腹が減ったから自分を置いて先に行ってその場に大の字になってしまいます。
これも消耗して足手まといになりかねない自分を置いていって欲しいという意思を暗にしました芭琴の粋!
彼の意思を汲み取った一同はおにぎりをその場に置き、先を急ぐのでした。

次に立ちはだかったのは、幾度となくジェニファーたちモデルと戦ってきたジャブラーです。
一刻を争う今、ここで全員が足を止めて戦うわけには行きません。
意を決してジャブラーと戦うのはシュルツとアルヴァロの姉弟!!
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新たなドレスを纏い、今まで以上の動きを見せるジャブラーに二人は勝つことができるのでしょうか!?

世界の命運を託され、いよいよガーメントのいる繭に突入するファーガスたち。
生きていた人間を糸としてつくらられた生体の糸を、覚悟をもって切り裂いて潜り抜けたその先には

かつて母を世界のドレスとして編み上げたミシン、「スカイガントレット」が聳え立っていました。
展開したジューン・メイに乗り込み、スカイガントレットに向かう一同、途中で襲い掛かってきた敵も難なく蹴散らして歩みを進めます。
ですがその時、スカイガントレットが動き出しました!
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ガーメントを守る壁かと思われていた繭の糸を吸い込み、新たな空を覆うドレスの材料にしようというのです!
これはもう本当に一刻の猶予もありません。
風に乗ってスカイガントレットの入り口に向かうと、そこに待っていたのはファーガスの師匠、トーガと最強の天才モデル、ジュリエットでした。
トーガはガーメントに怪しげな黒い角を取り付けられ、封印されていた過去の記憶と絶対の忠誠心を植えつけられています。
ファーガスたちを前に、嬉々として過去を語り始めるトーガ。
トーガは18年前に起こった、世界の終わりの始まり……ガーメントとアルジャンヌの運命の出会いを明かし始めたのです!!
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というわけで、物語はいよいよクライマックスに突入。
ラスボスを目指し、仲間たちの力でひたすらに進んでいくという教科書どおりの燃える展開を、独特な世界観と味付けで見事に描ききっています!
とくに初登場時はザコにしか見えなかった芭琴さんの活躍はマジイケメン!
そのかっこよさに惚れ直すこと必至です!
そして、自分の才能の発揮意外にはまったく興味がなさそうなガーメントが、アルジャンヌにどんな感情を抱いていたのかなども明かされ、単なる狂気だけでないガーメントの心中も徐々に判明。
せまるフィナーレがより一層厚みあるものになる予感を感じさせてくれます!
更にラストバトル、ファーガス&ジェニファーVSガーメント&ジュリエットも開幕!
こちらもひと時も目の離せない戦いとなりそうです!!

最後の戦いの幕開けが収録された、「CLOTH ROAD(クロスロオド)」第10巻は好評発売中です!
すべての戦いと愛に決着がつく、最終第11巻は6月発売予定!!
一体どんな結末を迎えるのか、その瞬間が待ち遠しい限りですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


CLOTH ROAD 10 (ヤングジャンプコミックス)
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本日紹介いたしますのはこちら、「CLOTH ROAD(クロスロオド)」第9巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行、ウルトラジャンプにて連載されています。

作者は倉田英之、okamaの両先生。
今までの紹介は「okama」のテーマにてまとめておりますので、お時間などございましたらごらんください。

さて、第8巻でジュリエットに敗れてしまったジューン・メイ。
ファーガスによってドレスへと生まれ変わり、ジューンの人格は甦ります。
ジェニファーはジューンを身にまといガーメントに立ち向かうことになるのですが……

21年前。
星に服を着せる、という一大プロジェクトに苦心している2人がいました。
それは若き日のグスタフとトーガ。
彼らはすでに10年もの間その研究を続けていましたが、一向にその成果は上がりません。
その原因は、技術的なものはもちろんの事、各ブランドの足並みが揃わないことも大きな要因。
成功しなければ人類は滅亡してしまう……そんな世界の危機と言う一大事にもかかわらず、手柄をわが手にしようと協力しあわない各ブランドに2人は怒り心頭。
その日も憂さ晴らしに酒をかっ食らうのでした。

すっかり酔っ払った帰り道。
偶然音を聞きつけ、モデル同士の賭け試合、WAR-KINGをやっている場所にたどり着きました。
センスや気品のないモデルや観客達に辟易する2人ですが、遅れてやってきたもう1人のモデルは少し違ったようです。
そのモデルこそが
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ジェニファーとファーガスの母であり、星の服となっている女性、アルジャンヌその人!
荒削りにもほどがある彼女ですが、並ならぬセンスで対戦相手をわずか4秒で倒してしまったのでした!!

すっかりアルジャンヌに心を奪われてしまったトーガ。
そのアルジャンヌはどうしても好きな服を買うのが辞められず、借金まみれな日常を送っていました。
それもそのはず、なんと彼女は自分があちこちから拾ってきた捨て猫たち45匹分のおそろいの服とかまで買っちゃっているんですから。
そこへ突然現れた老婆、ドゥードゥー。
ドゥードゥーはトーガたちの住むブランド、ロイヤルカストラートのお偉方で、モデル管理庁に所属している人物。
トーガが心を奪われるほどの才能を持つアルジャンヌを専属モデルにスカウトしに来たというわけです!
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所属すればお金は手に入るり、モデルという仕事も好きではあるものの、一緒に住んでいる猫が心配だというアルジャンヌ。
自分も猫が好きだというドゥードゥーは、一緒に連れて行くことは出来ないが全部の猫に飼い主を探してあげようと提案。
それならばとアルジャンヌは心置きなく専属モデルになることを了承したのでした。
……その後、ドゥードゥーが猫全ての「処分」を命じたことも知らずに……
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1年後、めきめきと実力をつけたアルジャンヌはモデルの頂点を決める大会、クロスロオドのトップに立っていました。
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ロイヤルカストラート中が沸き立つ中、浮かない顔をしているトーガ。
アルジャンヌの手助けになると作り上げたドレスが、実は彼女の反応速度についていけずに足かせになっている、ということがわかったためです。
そんな苦悩も知らず、アルジャンヌはみんなが助けてくれたから優勝できた、嬉しさと楽しさと喜びはみんなで分けるほど増えていくものだと満面の笑みで感謝の言葉をかけてきます。
1年で頂点に立った少女に、10年以上足踏みをしている自分達。
その才能の差はありありと見せ付けられてしまったものの、アルジャンヌに惚れ直したトーガはより一層奮起。
この1年後にはグスタフとともに提出した星に着せる服のプランが採用され、その責任者へ選ばれたのでした。
ですがその責任者に任命された大事な式の最中、ロイヤルカストラートに不審船が突入してきたのです!!

幸い(?)不審船の突入してきた河にはイベントに参加していたアルジャンヌがいたため、あっさりとその暴走を阻止できました。
いきなり現れて大暴れしていた不審船に乗り込んでいた人物は……
そう、ガーメントです。
アルジャンヌの活躍によって拘束されたガーメントは、星に服を着せる計画の関係者に合わせろ、協力してやるの一点張りで他には何もしゃべりません。
その様子を中継しているモニターで見たアルジャンヌは、いつもの天真爛漫な笑顔を引っ込ませて
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ガーメントをあそこから出してはいけない、黒くて怖くて悲しい空気をしている……と涙を浮かべるのでした。

もちろん犯罪者の言うことなど受け入れられるはずもなく、しばしの間ガーメントの主張は無視を続けられます。
ところがある事件をきっかけにその圧倒的な才能、いや災能に気が付き、自分との差を思い知らされたトーガはガーメントに協力を依頼してしまいます。
改良案としてガーメントが言い出したのは
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布を制御するコンピューター代わりに「人間」を使おうというもの。
それも、考え得る最高の人間を……!!
多くの人間の人生を狂わせる運命の出会い。
その軋みは早くも音を立て始めたのです……!

というわけで語られ始めた物語の本当の始まり。
アルジャンヌとガーメントの出会いに加え、トーガとグスタフというファーガスの2人の師匠の過去も明かされる注目の内容となっています。
今まで描かれてきたトーガ達の印象ががらりと変わりかねない、驚きの展開の連続ですよ!
それと平行して紡がれる現在、そちらでもガーメントが大暴れ。
現在でも人類存亡の危機ともいえる大人災が降りかかっており、こっちも一刻の猶予も許されない一大事に!
どちらも先が気になってしょうがない状況となっています!

アルジャンヌを廻る過去が描かれる「CLOTH ROAD」最新第9巻は好評発売中です!
幕が開く、過去と今の人類救済のための一大プロジェクト。
更に盛り上がる本作、マジ目が離せませんよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


CLOTH ROAD 9 (ヤングジャンプコミックス)
集英社
2010-09-17
OKAMA

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