3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: フクイタクミ

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本日紹介いたしますのはこちら、「ケルベロス」第10巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行されています。

作者はフクイタクミ先生。
本作の紹介は「フクイタクミ」のテーマでまとめておりますので、よろしければご覧ください。

さて、8体目の崩である鋒吹丸との戦いに挑むことになった十三塚。
ですがその鋒吹丸、正真正銘人間である九力の指示に従って襲い掛かってくるのです!
更に彼らは、金屋の魂の力を吸収して十三塚の攻撃を無効化してしまい……

生前の鋒吹丸のあまりに哀れな過去を知ってしまった十三塚。
心優しい十三塚は、その事実を知ってしまってはもう鋒吹丸に攻撃することが出来なくなってしまいます。
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ですが、だからと言ってこのままおめおめやられてしまうわけにも行きません。
容赦ない攻撃から、金屋をかばいながら逃げ続けることしか出来ない十三塚。
しかし、過去を見たことで九力は鋒吹丸と何の関係も無いことに気がつき、鋒吹丸を命をかけて守ろうとした桐ノ介のふりをして従わせているだけじゃないかと指摘するのです。
その言葉を聞いた九力は、その崩と戦っているのは誰だ、何も知らなければ容赦なく墓送りにしただろうと反論。
そんなことは許せなかったから過去を見せた、そしてその上で無抵抗で殺されてもそれは十三塚の決断に過ぎないのだ……
そう言って十三塚を思い切り殴り飛ばし、更にとどめの一撃を鋒吹丸に指示したのです!

すっかり戦意を失ってしまっていた十三塚ですが、雪房に「友恵との約束はどうなる」とたきつけられてその攻撃は防ぎます。
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崩をすべて片付けて終わらせる……
そう、十三塚にも決して譲れない理由があるのですから!
魂の力を奪われたためか、憔悴しきっている金屋をそっと床に寝かせました。
金屋もまた鋒吹丸の過去を知っているようで、何かを言いかけます。
ですが十三塚はその過去を重々知った上で、こういうのです。
「可哀想な目に会ったからって、何の関係もないものを傷つける権利は無い」、と!
そのことだけで九力を殴る、と真正面から突っ込む十三塚。
当然迎え撃たれてしまい、十三塚は鋒吹丸の放った杭によって大ダメージを受け、床に貼り付け状態にされてしまったのです!
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それでも十三塚は強引に杭から体を引き抜き、立ち向かおうとするのですが……
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大丈夫だと口では言う十三塚ですが、その顔色からすればただ事ではないことは明らか。
思わず金屋が十三塚の前に立ちはだかり、酷いことをしないでと涙ながらに九力に懇願しました!
そう言われた九力は途端に困惑したような顔になり、酷いのは十三塚たち墓守であると言い出すでは無いですか!
崩だってかつては生きていた。
暴れるそれぞれの理由もある生き物だったものを、圧倒的な力で「狩って」いたはずだ。
その時、十三塚の顔は優越感に歪んでいたんじゃないか?
そんな予想を語る九力ですが、十三塚がそんな人物ではないことは、本人よりも金屋のほうが良く知っています。
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十三塚はそんなにかっこ悪くない、とはっきり言い切り、十三塚は大切な人を守るために戦わなくてはいけないいんだと必死にフォローするのです。
……このままでは平行線をたどるだけと感づいたのでしょうか。
九力は金屋を拘束し、利用してしまったこと、そしてこれから悲しませてしまうことになってしまうことを謝りました。
そして九力はとうとう実行に移すのです。
金屋を悲しませること……
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十三塚への止めを!!

というわけで、鋒吹丸編もクライマックスを迎える本作。
そしてこのあと、怒涛の展開で完結を迎えます。
残念ながら急遽連載終了が決まってしまった、要するに打ち切り作品となってしまいまして……
順調に行けばラスボスとなったであろう真堂との決着や、母親の魂の行方、常世の企みなどなどの様々な伏線は消化されないまま終わってしまいました。
ですが、よくあるうちきり漫画のように超急展開が連続して適当に終わらせるという締めくくりではなく、仇喰や斬子と言ったその後どうなったのか気になるキャラの後日談と、この物語のすべてのきっかけとも言える十三塚と鶴原の関係に焦点を絞ったエピローグのような内容になっているのです。
十三塚の戦いの終着点が描かれなかったのは確かに残念ですが、こういった一点に絞った結末を描くというのもありな気がします!
雪房の過去も僅かながら明かされ、十三塚と雪房の絆にもしっかり言及し、基本的に何もまだ解決していないのに読後感のいい完結となっているのです!!

最後の最後でフクイ先生のあふれるフェティシズムも披露される、「ケルベロス」最終第10巻は全国書店にて発売中です!
無念の完結となってしまった本作。
そのあふれる思いは、カバーイラスト、充実のオマケ漫画、そしてカバー下の本体イラストからいやと言うほど感じ取れるはず!!
フクイ先生にはこの熱いパッションを次回作に思い切りぶつけて欲しいものです!!
……贅沢を言えば本作の完結編がほしいところですけどね……
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ケルベロス 10 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
2011-12-08
フクイ タクミ

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本日紹介いたしますのはこちら、「ケルベロス」第9巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行されています。

作者はフクイタクミ先生。
今までの本作の紹介は「フクイタクミ」のテーマでまとめておりますので、お時間などございましたら併せてご覧ください。

さて、7体もの崩れを撃退し、ようやくその戦いもとりあえずの終わりが見えてきたかに思えた本作。
ですが十三塚の前に彼の父の仇である墓守の真堂が現われ、その邪なる目的や非道極まりない暴虐を見せ付けてきたのです。
崩以上の強敵である真堂と十三塚、その因縁の行方はどうなるのでしょうか……?

先日の烏騒動はどこへやら、すっかりいつも通りの授業をうける十三塚。
いつもどおり、と思われた学校生活ですが、十三塚目当てにわざわざ転校してきたものがおりました。
常世の一人、望月です!
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常世のメンバーは本来何かあったときのために2人一組で行動するとのことで、彼女は十三塚とタッグになるために来ました。
ですが彼女、どうも十三塚より年上だったようで同じクラスになるどころか学年すら違います。
一緒のクラスになると信じていた彼女は、涙目で十三塚を探し回るのでした。

昼休み、十三塚や鶴原なんかはそれぞれお昼を食べ始めます。
そんな中金屋は鶴原や深月とともにお昼としゃれ込むわけですが、その前に金屋は一人後者浦の寂しげな場所へと向かいます。
そこにあったのは、「タヌキさん」「ネコさん」と刻まれた小さなお墓が二つ。
そう、彼女は倒してきた崩を一人弔っていたのです!
すると、その場に
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長身の男性が現われたではないですか。
穏やかな印象を受けるその男性。
ですが彼は
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金谷の靴を片方残し、彼女をさらっていってしまったのです……!

金屋が消えてしまった。
鶴原からそう聞いた十三塚はまさか8体目の崩にさらわれたのか、と総毛立ちます。
慌てて金谷を探すため走り出す十三塚、そんな彼の動きを察して望月も捜索を手伝うと協力を申し出てくれました。
彼女は常世が使うと言う通信機を十三塚に渡し、二手に分かれて探そうと別の方向へ走り出します。
更に常世のメンバーにも協力を要請して人手を増やしてくれるとのことで、その「数」に関してはいままでほぼ一人で戦ってきた十三塚にとっては心強いもの。
さっそく望月は常世に連絡を始めるのですが、その時ちょうど視界の端にあの男の姿がよぎるのです!
誰かいた?と足を止めて振り返る望月。
その瞬間
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得体の知れない何かが地面から飛び出し、望月の体を貫いたのです!!
そのあまりのダメージに、倒れこんで意識を失ってしまう望月。
例の男はそんな彼女に止めを刺すでもなく、「邪魔だよ常世」と言い捨ててその場を去っていくのでした。

そのころ、十三塚は当てもなく金谷を探して走り回っていました。
すると突然、十三塚の前に水溜りのようなものが出現します。
そのにおい、色からしてそれは紛れも無い「血」。
そしてその血溜まりは物凄い勢いでどこかへと移動し始めたのです!
明らかに何かがあるとしか思えないこの動く血溜まり。
崩の罠としか思えませんが、手がかりの無い今その罠にはまるほか道はなさそうです。
後を追うと、血溜まりは使われていなさそうな倉庫のような建物の中へと入っていきました。
中に入ると、やはり例の男が待ち構えています。
待っていたと言うその男、背後には先ほどの血のような液体に包まれた金屋がいるではありませんか!!
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決着をつけよう、と攻撃を仕掛けてくるその男、九力(くりき)。
十三塚が狗骸とともに歩むように、崩と歩むものであると自称する九力は「鋒吹丸」と何かを呼びました。
すると彼の足元から巨大な……足の無い馬のような姿をした崩が姿を現したのです!!
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明らかに崩を従えている様子の九力。
本来人間を獲物としか見ないはずの崩が人間に従うなど考えられないことです。
数々の疑問が浮かぶ九力と鋒吹丸ですが、十三塚にとっては捜し求めていた、8体の崩=鶴原が封印の扉を開いてしまった崩達がすべて片付くことに。
鶴原に責任があるともいえるこの事件の決着は、なにより十三塚が求めていたこと。
十三塚は九力に攻撃を仕掛けるのですが、九力はあの望月をしとめた得体の知れない攻撃を仕掛けてくる強敵……と言うだけでなく、何かまだ隠しているような自身のようなものを感じさせます。
はたしてこの九力と鋒吹丸、その関係と隠し持つ切り札とは何なのでしょうか?
とらわれの金屋はどうなってしまうのか?
最後の崩と、その崩れをなぜか救おうとする人間との戦いはどんな展開を迎えるのでしょう!!

というわけで、最後の崩との戦いが幕を開ける今巻。
今までに無い、人と崩のタッグとの戦いとなるわけですが、その先鋒もまた今までにないもの。
彼らが金屋を捕らえたのは人質にするためなどの簡単な理由ではなく、恐ろしい対墓守用の秘策のためなのです!
その苦しい戦いに加え、今までとは明らかに異質な崩、鋒吹丸が崩れへと変貌してしまった過去も語られます。
最後の戦いは、様々な今までに無い要素が満載の戦いなのです!

最後の崩との戦いが始まる、「ケルベロス」第9巻は好評発売中です!!
墓守と崩の戦いを描いた本作。
次巻第10巻でとうとう完結です!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ケルベロス 9 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
2011-10-07
フクイ タクミ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ケルベロス 9 (少年チャンピオン・コミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



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本日紹介いたしますのはこちら、「ケルベロス」第8巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行、週刊少年チャンピオンにて連載されています。

作者はフクイタクミ先生。
今までの紹介は「フクイタクミ」のテーマでまとめておりますので、そちらもよろしければご覧ください。

さて、前巻で十三塚が常世に参加することを条件に、冬子先生の命を救ってもらうことができました。
残った崩は1体。
十三塚の戦いは佳境に入ってきたかと思われた矢先、戦いの場を取り囲んでいた常世の面々を惨殺するものが現われたではありませんか!
「黒鱗(くろこけら)」なる狗骸を身に纏うその男は真堂。
彼は一体何者でしょうか……!

常世の里見によれば、真堂は十三塚と同じ正真正銘の墓守。
ですが彼には、正義も倫理も道徳も、何一つこちらの常識が通用しない……化け物のような存在なのだそうです。
一見紳士然としたその風貌とは裏腹に、目に映るものはエサか否か、排除する対象か否かだけ。
崩以上の怪物と言うしかない、恐怖そのものと言えるモノなのです。
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そんな真堂を取り囲む常世の一同。
「鎮縛り(しずめしばり)」なる、対象に地面に沈み込んでしまうほどの加重を加えて動きを止める術で攻撃を仕掛けます。
そしてその術で動きを止めた真堂に、常世の部隊長がすさまじい勢いでオーラを纏わせたこぶしを叩き込みました!!
ボゴオとすさまじい打撃の音。
あまりの威力に炸裂した場所は肉が裂け、血が飛び散りました。
ただ、それは
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殴った方の拳だけですが……!
まるで鋼鉄のような、生物らしさを一切感じない「質」の真堂の体。
それを並ならぬ力で殴りつけたため、殴った方の腕が裂けてしまったのでした!!
鎮縛りをかけていた常世の隊員達は、部隊長を助けるために術の出力を高めます。
ですが実際のところ、真堂には最初からまったく通用しておらず……
瞬く間に全員が真っ二つにされてしまったのです!!

真堂がこの場所にやってきた理由。
それは他ならぬ十三塚でした。
悠々とした足取りで十三塚の前に姿を現す真堂。
とうとう対面した2人。
十三塚にとって真堂はカラスの崩によって呼び起こされてしまった記憶の中で見た父の仇。
一目見た瞬間からその激情を抑えることができず、なりふり構わず飛び掛ってしまいます。
ですが真堂は難なくそれを捌き、十三塚にこんなことを言うのです。
10年ほど前に十三塚の父さんを殺してしまったのはすまなかったと思っている。
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「殺した所で何の意味もなかったんだから」……と!

その言葉で受けた精神的なショックと、攻撃を受けたダメージで動けなくなってしまう十三塚。
少しは落ち着いたか、と真堂は何かを語ろうとしはじめました。
しかしその瞬間、
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常世の斬子が攻撃を仕掛けたのです!
ですが相手は真堂。
難なくその攻撃を受け止めた上、すぐさま反撃!!
比嘉の救出によって即死こそ逃れましたが、
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足を腿から切断されてしまう甚大なダメージを負ってしまうのです!
しかし真堂は不意打ちをしてきた斬子すら興味がない様子。
十三塚のほうにつかつかと近づいていきます。
雪房は十三塚に近づけさせまいと攻撃を仕掛けるのですが、黒鱗は狗骸として雪房よりあとに開発された新型。
戦闘能力は大きく劣っており、一瞬のうちにバラバラに刻まれてしまうのです。
もう守るものがなくなってしまった十三塚の胸倉を掴みあげ、真堂はこう語りかけます。
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「君の母親の魂はどこだ?」。
圧倒的過ぎる力を持つ真堂が求めているのは十三塚の母親の魂。
果たしてこれは何を意味しているのでしょうか?
衝撃の真実が明かされるのです!!

と言うわけで、現状で本作のラスボスと目される存在、真堂が本格登場した今巻。
このあと、10年前の惨劇の真相が事細かに明かされることに。
これによって十三塚はより一層真堂を倒さなければならないという決意を強めることに!
そして雪房との絆も強くなるのです!
さらにこのあと、ちょっぴり面子の増える日常パートが挿入されつつ、身内の意外な真実も発覚。
その上最後の崩も姿を見せ始め、物語は激動の展開を続けていくことになるのです!!

十三塚が決意も新たに戦いに挑む、「ケルベロス」第8巻は好評発売中です!
最大にして最悪の敵、真堂が動き始めた今巻。
最後の崩も一筋縄ではいかなそうな風貌をしておりまして、これからも予測不可能な展開を迎えることになりそうですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ケルベロス 8 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
2011-08-08
フクイ タクミ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ケルベロス 8 (少年チャンピオン・コミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



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本日紹介いたしますのはこちら、「ケルベロス」第7巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行、週刊少年チャンピオンにて連載されています。

作者はフクイタクミ先生。
本作の紹介は「フクイタクミ」のテーマにて記事をまとめておりますので、そちらもよろしければご覧ください。

さて、村抉を撃破したものの、続けて鴉崩の攻撃を受けてしまう十三塚。
冬子先生の体をのっとった鴉崩は、冬子先生の脳内に眠っていた記憶を掘り起こし、それを利用して十三塚に精神的な攻撃を仕掛けてきました。
それは、あまりに衝撃的過ぎたために十三塚自身封印していた、「父が殺されていた」と言う事実を思い出させること。
しかもその父を殺害したのは、あろうことか今の十三塚と同じ、墓守だったのです!

記憶を取り戻し、衝撃の事実を知ってしまった十三塚は力が抜けてしまい、動けなくなってしまいました。
すかさず止めをさそうとする鴉崩でしたが、そこで冬子先生は気力を振り絞って鴉崩の行動を阻止。
十三塚を殺させはしないと窓から身を投げたのですが、鴉崩は体の主導権を奪い返し、再び十三塚に牙をむくのでした。

冬子先生としての生活はもうやめだ、と部下のカラスを呼び、学校を包囲させる鴉崩。
まだ学校に残っている生徒達を、十三塚の始末をつけたあとまとめて食らってしまうため、こうして閉じ込めておくつもりのようです。
運動の後のご飯の用意もできたところで、改めて十三塚に襲い掛かる鴉崩。
十三塚はとにかくここは迎え撃たねばとかまえるのですが、
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なぜか墓守の姿になることができないではないですか!!
雪房は鴉崩が冬子先生の体を使っている為、十三塚がためらっているのだと考え、守りたいものがたくさんいる学校に崩が新入してしまったのだから戦うしかないとたきつけます。
十三塚も少なくともその点に関しては同意せざるを得ませんが、やはり冬子先生に攻撃を仕掛けたくないと言うのも事実。
そこで必死に冬子先生に呼びかけるのですが、鴉崩は意に介さず容赦ない攻撃を仕掛けてきます。
思い出に動揺して動きが鈍ったか?と二夜つきながら攻撃を仕掛けてくる鴉崩。
そのあたりの事情がぜんぜんつかめない雪房は何を言ってるの?と疑問符を浮かべるばかりですが、鴉崩はこういうのも精神攻撃になるかと考えたのでしょう、親切に「十三塚の父は墓守に殺された」ということを教えてあげたのです。
雪房は理解します。
何故十三塚が墓守の姿にならない、いやなれないのか。
それは父を殺した墓守の力を、心の奥底で無意識に拒絶してしまっているからだ、と!
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鴉崩はさらに精神攻撃をしかけます。
今までの戦いを思い出せ、倒した崩はすべて砕けてチリになったはずだ。
今回もその例に漏れない……冬子先生はもう、助けられない……!
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絶望に次ぐ絶望に、打ちのめされて攻撃を食らうままになってしまう十三塚。
このまま嬲り殺されるしかないのか?そんな状況で、十三塚に思わぬ助けの手が伸ばされます。
その手の主は
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友恵!!
事情は飲み込めていませんが、異様な姿をしている鴉崩を冬子先生の偽者か何かと考え、一方的に攻撃をされている十三塚を抱えて逃げ出したのでした!!

しかし、いくら友恵がパワー重視型女子といっても相手は崩。
すぐに追いつかれ、再び攻撃を仕掛けてきます。
応戦したい十三塚ですが、変身しようとするとどうしてもよみがえった父が殺された記憶がちらつき、姿を変えることができないのです。
友恵はと言うと、十三塚の怪我がいつの間にかほとんど治っているのを見て驚いていました。
そんな理解不可能な状況が続いてうろたえる友恵ですが、十三塚を放って逃げ出すようなことはしません。
それどころか、十三塚を壁に組み伏せている鴉崩にスリーパーをかける勇気を見せるのです!
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ですがただの人間の腕力でどうにかなる崩ではありません。
あっさりとそのロックを外され、腕を逆に固められてしまうのです!
そのまま腕をもぎ取ろうとする鴉崩ですが、今度は十三塚がそれを阻止。
いままで自分の境遇や崩のことをあえて教えていなかった友恵。
そんな友恵に十三塚はついに「後ですべて話す」とつげ、
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雪房を友恵にかぶせたのです!
雪房に友恵を安全なところまで運ばせる十三塚。
完全に武器を失ってしまった十三塚は、たった一人で鴉崩と対峙することに。
ただでさえ攻撃を仕掛けられない冬子先生の体を持った崩に、サポートしてくれるもの無しで挑むという最悪な事態に陥ってしまいました。
果たして十三塚はこの窮地から脱出ができるのか?
トラウマを乗り越え、再び変身をすることができるのか?
そして冬子先生の運命は?!
辛く苦しいVS鴉崩戦がついに決着を迎えます!!

というわけで、変身不能と言う窮地に追い込まれてしまった十三塚。
村抉戦から引き続き、崩にのっとられた近しい人間を助けられるかと言う難しい関門が用意されている戦いとなる鴉崩編。
しかし村抉よりも更に厄介な、いわば同化してしまっている冬子先生を助けるのは困難を極めるのです!
今までも崩は本能的にしろ計算にしろ、卑劣な手段を用いてきました。
ですが今回はそんななかでも特別卑劣な作戦を取って来ていまして、とにかく十三塚ががんじがらめにされてしまうのです。
今までも幾度となくピンチを迎えてきた十三塚ですが、今回のピンチは毛色の違うピンチ。
雪房ですら手の施しようがないかに見える、2重3重の鴉崩の作戦。
耐えに耐えた末導かれる答えは?
そしてその先には、更なる急展開が待ち構えていました!!
物語は崩退治だけではない、新たな局面を迎えることとなりそうです!!

卑劣な鴉崩との決着が描かれる、「ケルベロス」第7巻は全国書店にて発売中です!
戦いが終わり、すぐに新たな戦いが始まる今巻。
今まで謎であった十三塚の両親などに迫る日も近そうですね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ケルベロス 7 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
2011-06-08
フクイ タクミ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ケルベロス 7 (少年チャンピオン・コミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



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