3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: まどか☆マギカシリーズ

画像

本日紹介いたしますのはこちら、「魔法少女 かずみ☆マギカ ~The innocent malice~」第2巻です。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行、まんがタイムきららフォワードにて連載されています。

作者は原作は平松正樹先生、作画が天杉貴志先生。
本作第1巻の紹介は、11年5月14日の記事にて記載しております。
よろしければそちらの方もあわせてご覧くださいませ。

さて、記憶喪失の少女、かずみは自身が魔法少女であることを知ります。
そして友人であるらしい海香とカオル、一緒に戦っていた仲間であるらしいプレイアデス聖団と出会い、一緒に戦っていく決意をします。
ですがかずみの記憶は戻らないまま。
このままでいいはずは無いのですが……

戦いに勝利をおさめたプレイアデス聖団のもとへ、一匹のマスコット的なケモノがやってきました。
画像

おなじみのキュゥべえ……ではなく、なんかパチモンっぽい色合いのその生物は、「ジュゥべえ」と言うそうです。
ジュゥべえもまたプレイアデス聖団の人たちを魔法少女にしたんだそうで。
言葉遣いもキュゥべえより荒いですし、やっぱりコイツも煽るだけ煽って魔法少女が魔女になるのを手薬煉引いて待ってるんだろう……と思いきや、そういうわけでもない様で。
なんと彼、にごり始めたソウルジェムをキレイに浄化してくれるではないですか!
勿論グリーフシードも処理してくれるジュゥべえさん、アフターサービスも万全です!
ですがそんな彼もまずいとたまらず吐き出してしまうのが、巷に氾濫しつつある擬似グリーフシード「イーブルナッツ」。
偽者ではあるものの、確かな魔力を持つそれは人間に影響を及ぼす力があります。
それによって人は魔女に変えられていたものの、やはり偽者にはジェムは反応しないようで。
これからもこのイーブルナッツには警戒が必要なようです。

するとそのとき、突然その場に衝撃が襲い掛かりました!
以前にも攻撃を仕掛けてきた、かずみの記憶を奪った元凶らしい魔法少女が現われたのです!
ユウリと名乗るその魔法少女、プレイアデス聖団の一同を次々と攻撃。
画像

自分のことを覚えていないのかと言いながら一同を一掃した後、置手紙を残してかずみを誘拐して立ち去ってしまいました。
置手紙に記されていたのは、かずみを返して欲しければ今夜0時にあすなろ広場に来い、という簡潔なものでした。
すぐにでもかずみを助けに行きたいところですが、ダメージは甚大。
プレイアデス聖団の面々は、とりあえず一旦家に戻ることにしたようです。

プレイアデス聖団に恨みがあるようだが、あいつはなんなのか。
何故わざわざ口で言わず置手紙などをおいていったのか。
疑問は数々あるユウリですが、何より問題なのは彼女のジェムがそろそろ限界を迎えそうだと言うこと。
そうなれば当然彼女は……!
二重三重にピンチが重なることとなってしまったのです!

時間がやってきました。
指定された場所にプレイアデス聖団がたどり着くと、そこには拘束されたかずみとユウリが待ち構えていました。
プレイアデス聖団の面々はすぐにかずみを助け出そうとするのですが、なにかバリアのようなものだ張られていて近づくことができません。
見ていることしかできない面々の前で、ユウリが取り出したのはあのイーブルナッツ。
それをなんとかずみに埋め込もうと言うのです!
かずみは、私達は同じ魔法少女、仲間じゃないか、どうしてこんなことをするのかとユウリに問いました。
ですがそれを聞いたユウリは魔法少女が仲間だなんて、とそれを否定するのです!
そしてユウリは、アレだけヒントをやったのに思い出さないのかと言いながらその帽子を脱ぎ捨てました。
帽子を取ったその顔を見ると、プレイアデス聖団の一同の顔色は豹変!
画像

どうもその顔は良く見知った人物のそれのようです!
アタシはお前たちに復讐する為に帰ってきたんだ。
そう言ってユウリはかずみの額にイーブルナッツを埋め込んでしまうではないですか!
画像

しかしなぜか今までのようにすぐさま魔女にはなりません。
とはいえ効果はあったようで、かずみの様子は明らかにおかしくなっていて……
それでも戦おうとするかずみをユウリは蹴り倒し、踏みつけます。
その状態でユウリはいやらしく笑みを浮かべながら、かずみにこんなことを言い出しました。
画像

こいつらは一度アタシを殺したんだ。
プレイアデス聖団は魔法少女を殺す、悪魔の集団だ。
だからアタシはこいつらの一番大事なかずみを殺す、と!!

かずみに止めを刺さんと魔法を行使するユウリ。
ですがそのジェムはもう限界。
いそいでジュゥべえに浄化させようとしますが、もはや間に合いません。
ユウリのソウルジェムからついに魔女が孵ってしまったのです!!
画像

イーブルナッツを埋め込まれてしまったかずみの体はどうなってしまったのか?
プレイアデス聖団が行ったことの真実とは?
殺されたと言うユウリの正体とは?
魔女化したユウリの魔の手は、容赦なく迫ります!!

というわけで、いよいよシリアスなストーリーが展開し始めた今巻。
このあとも魔法少女VS魔法少女と言う展開が続いていくようです。
ですがもちろん単なるバトルものではありません。
一癖も二癖もある魔法少女が登場し、それぞれにドラマが用意。
どうもなにか裏がある様子のプレイアデス聖団。
一向に記憶の戻る様子のない、かずみの過去。
謎が多く、今だ物語の全容が見えない現状。
本家にも負けない鬱展開も予想される今後に期待せざるを得ませんね!

魔法少女同士の戦いが本格化する、「魔法少女 かずみ☆マギカ ~The innocent malice~」第2巻は好評発売中です!
本家が終わってもその人気はまだまだ健在の「まどか」シリーズ。
これからゲームやらも控えており、それ以上の展開も期待できそうですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!





画像

本日紹介いたしますのはこちら、「魔法少女 おりこ☆マギカ」第2巻です。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行されました。

作者はムラ黒江先生。
本作第1巻の紹介は11年5月13日の記事にて紹介しておりますので、そちらもよろしければご覧くださいませ。

さて、何らかの目的を果たすために魔法少女狩りをしている織莉子とキリカ。
その標的に選ばれてしまったマミは、襲い掛かってくるキリカを迎え撃つのですが……

矢継ぎ早に襲い掛かってくるキリカの攻撃をかいくぐるマミ。
戦況は芳しくありません。
マミの武器は射撃であり、狙って発射する、と言う手間がある分どうしてもほんの僅かに攻撃にタイムラグが生まれてしまいます。
ですがキリカは相当なスピードを有しており、マミの射線からやすやす抜け出すのです。
更に彼女の切り裂くと言う攻撃手段の前には、拘束魔法もやすやすと抜けられてしまうことでしょう。
なんとか時間を稼ぎつつ状況を打破したいところですが、そんな想いとは裏腹にキリカは「あきた」などと言い出しました。
いきなりそんなことを言い出すキリカに、ずいぶん子供っぽいのねと素直にちくりと一言返すマミさん。
するとその言葉はキリカにとって禁句だったようで、彼女は一気に激高しておそいかかってくるではないですか!!
マミは咄嗟に銃弾を地面に放ち、その爆風を煙幕代わりにして逃走。
その場から逃れること自体には成功するのですが、足に攻撃を食らってしまいました。
遠くには苦られないだろう、そう考えたキリカはあせらずマミを追うのでした。

一旦戦場から離脱ができたマミは、落ち着いて考えます。
足に傷を負ってしまった今、今度は攻撃を避けきることは難しいでしょう。
魔女を倒したにもかかわらず結界はまだ崩壊しておらず、逃げることもできません。
なぜこんなに結界が崩壊するのが遅いのか?そう考えたとき、キリカの魔法の正体が閃いたのです。
キリカが速いのはスピードに優れているわけではない、敵の速度を落とす魔法なのだ!
どちらにしろこの怪我では機敏には動けないでしょう。
鈍い動きでは勝ち目がない……
いえ、マミは鈍いと言うことを利用し、逆転する手を思いついたようです!
画像


マミが逆転のための準備を終えた頃、キリカはマミを見つけます。
キリカの頭の中は、冷たくうすっぺらな世界になじめなかった自分に優しく手を差し伸べてくれた、織莉子のために行動しようと言う考えが支配していました。
魔法少女の死体が見つかるのはまあいい。
だが、生きて返してしまえば厄介な存在が織莉子に到達してしまうかもしれない。
早速襲い掛かるキリカですが、何かを発見して即座に距離をとりました。
マミが用意していたのは、
画像

巨大な銃。
霧かは確かに早いものの、攻撃に重さが足りない。
十回攻撃される間に、一回の攻撃で逆に倒してやろう!そう宣言するマミに、キリカはニヤニヤと笑い、やってみてくれと言いながら
画像

その手からのびている爪を増やして襲いかかってきたのです!
突進してくるキリカに対し、その巨大な銃から弾丸を発射するマミ。
ですがキリカは速度低下の魔法を使用し、難なくその銃弾を避けてしまいました。
よくがんばったとねぎらいの言葉をかけ、とどめの一撃を放とうとするキリカ。
ところがそのとき、後ろから
画像

キリカの背中に攻撃が炸裂したではないですか!!

マミはキリカを挑発し、速度低下の魔法をマミに対して上乗せして背後に対しての影響を少なくしました。
その状態で先ほどはなった銃弾。
あれはただの巨大な弾ではなく、炸裂弾だったのです。
本来は敵の前で炸裂するはずの弾丸でしたが、速度低下を受けることでキリカはその有効範囲を通り過ぎ、速度低下のなくなった背後で爆発。
無防備となった背中に直撃を食らうことになったのでした。

背中に大きな傷を負い、右足太ももに更なる追い討ちを受けてしまったキリカ。
これはもう決着と言っていいでしょう。
マミは聞きたいことがある、とキリカに質問しようとするのですが、キリカはそれを拒否。
死ぬ程度で自分のすべて……織莉子が守れるなら大いに結構だ!そういって真美の放つとどめの一撃を甘んじて受けようとするのですが……
そこで現れたのは
画像

織莉子!!
織莉子はキリカを抱え上げ、いずれまた会うだろう、そしてその時マミは自分のおろかさに気がつくだろう、と言い残して去っていきました。
呆然とそれを見送るしかないマミ。
マミは織莉子の纏う、圧倒的なプレッシャーにただ立ち尽くすのでした……

キリカを連れ帰った織莉子ですが、キリカの容態は悪くなるばかりです。
医者を呼ぼうとしても、キリカは無駄だとそれをさせません。
そして彼女は告白を始めます。
かつて手を差し伸べてくれた織莉子を探し、街をさまよっていたキリカ。
ついに彼女を見つけたものの、自分のことなんて覚えてくれているはずがない、と声をかけられなかった。
世界に興味がない振りをして、子供のように妬んで羨んでいた自分。
そんな自分を変えたい、そう願って自分は魔法少女の契約をした。
織莉子が知っている自分は、契約によって作られた偽者の自分だった。
自分の嘘につき合わせてすまなかった……
最期の最期にすべてを打ち明けたキリカ。
ですが織莉子は「許さない」とはっきり言うのです。
貴方には私を欺いた責任がある、どんな姿になっても私に尽くし、譲りなさい。
画像

涙をこぼしながらそう語る織莉子。
自分のために自らを変えてまでつくしてくれたキリカに、彼女もまた深い愛情のようなものを感じていたのでしょう。
そしてキリカはその命令に応えるのです。
そう、魔法少女としての姿を棄ててでも、彼女とともに歩む道を選ぶと!!

そして織莉子は行動に出ます。
彼女の目的とは何なのか。
キュゥべえによれば、世界を支配しようとしているのかも?とのことですが、どうもそう簡単なことではなさそう。
彼女が次にした行動は、まどかたちのいる学校を魔女の結界で包み込み、生徒達を襲うことでした。
それも無差別に人々を襲早稲手いるように見えて、実際は明確なターゲットがいるようで……
ですがこの学校にはマミが、ほむらがいます。
更にマミとは親しいとはいえないながらも親交があり、同時に織莉子に狩りのある杏子とゆまも駆けつけ……
物語は一気に急展開!
果たしてマミたちはこのパニックを収めることができるのでしょうか?
そして、織莉子の目的とは何なのでしょうか!?

というわけで、織莉子とマミたちの決戦が行われる今巻。
織莉子の過去や、その能力も明かされ、彼女が何故こんな凶行に走ったのか……全てが明かされることとなります。
第1巻の冒頭で彼女が何を見たのか?それが彼女の原動力となっているのですが、そのための行動はほむらの目的と反することになるのです。
今巻の主役はほとんどマミさんと言って良いファン感涙(?)の物語なわけですが、きちんと原作のマミさんテイストも含まれておりまして、やっぱりマミさんだと歓喜しちゃうことでしょう!!
原作ではなかなか見られなかった、杏子・マミ・ほむらのコンビネーションなんかも楽しめ、いろいろニヤニヤできること間違いなし!
オリジナルキャラであるゆまの存在は、正直思ったよりも存在感が薄かったのですが、彼女の存在が運命を変えたことも確か。
彼女によって変わった運命は、どんな結末を迎えるのか。
原作の設定を使った後日談などではない正当なスピンオフと言うことは、ハッピーエンドになるはずが無い本作。
その意外な結末は貴方の目でご確認ください!!

大人気作品スピンオフ、「魔法少女 おりこ☆マギカ」最終第2巻は好評発売中です!
織莉子にキリカ、ゆまとそろって暗い過去もちのオリジナルキャラが活躍する本作。
過去を乗り越えたもの、乗り越えようとしたもの、塗り替えたもの。
それぞれのとった行動の招いた道はどうなったのか?
そういった見方でも楽しめるかもしれません!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
芳文社
2011-06-13
原案:Magica Quartet

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



画像

本日紹介いたしますのはこちら、「魔法少女 かずみ☆マギカ ~The innocent malice~」第1巻です。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行、まんがタイムきららフォワードにて連載されています。

作者は原作は平松正樹先生、作画が天杉貴志先生。
平松先生は多くのゲームやアニメなどの脚本やシナリオを手がけておられ、作詞や小説なども手がけるマルチな脚本家です。
天杉先生はアンソロジーや、カット、イラストなどで活躍されている漫画家です。

さて、本作は「おりこ☆マギカ」と同日に発売された「まどか☆マギカ」のスピンオフ作品です。
基本的に「まどか」の設定を踏襲していた「おりこ」とは違い、本作はかなり大きくアレンジが施されているのが特徴。
原作のキャラすら出てこない、独自のストーリー展開が楽しめるのです!!

暗く、狭い空間で目を覚ました少女。
ここから出せと大きなこれを張り上げながら体を伸ばすと、その場所からあっさりと外に出ることが出来ました。
画像

すると目の前には携帯を手にした男性が一人。
こいつが自分を閉じ込めた誘拐犯だと確信した少女はその怒りのままに飛び掛るのですが、そこで自分が全裸であり、おなかがペコペコであることに気がつくのです。

男性に食事を振舞ってもらうこととなった少女。
事情を聞けば、なんでもトランクにはショッピングモールを爆破するための爆弾が入っていたはずなんだそうで。
彼女をさらってしまう形になったのはまったくの想定外で、少女に危害を加えようと言うつもりはまったくないとのこと。
そこで少女は安心して料理をぺろりと平らげ、その味に感動。
これはプロの技だ、どこで店をやっているんだ?と問いかけました。
男はその質問に対し、残っていたご飯粒を指差して残すやつには教えないとかわしつつ、逆に自分が何故誘拐されたのか、裸なのかは気にならないのかと質問。
そこで冷静になった彼女、ようやく自分が「かずみ」と言う名前であること以外の記憶がないことに気がつくのでした!!

慌てるかずみをよそに鳴り響く男の携帯電話。
そこから流れてきたのは女の声で、爆弾を預かっているから30分後にある場所へもってこいと言う一方的な命令だけをして切れてしまいます。
男性はおそらくこの電話の主が、爆弾を手に入れた帰り道でぶつかり、トランクを取り違えてしまったと思われる女性だろうと予想。
その爆弾を取り返すために男性はその場所へ向かおうとするのですが、かずみもまたその場へ行くことを決めたのです。
おそらくその誘拐魔が自分のことを知っているはずだ。
そう考えての思い切った決意を!

かかってきた電話の指示通り、指定の場所にかくしてあった自分のトランクとかずみ入りトランクをすりかえる男性。
かずみはできるなら爆弾は使わないで欲しい、落ち着いたら男性のやっているお店を探したいんだ、と声をかけるのですが……
男性は何も答えずその場を去ろうとするのです。
が、そんな男性に声をかけてきた人物がいました。
自称通りすがりの女子中学生だと言う少女2人、
画像

海香とカオル。
いまトランクをすりかえたのを見たが、犯罪のにおいがする。
そういってむりやりトランクを奪い取ろうとするのですが、当然男性も抵抗します。
その衝撃でふたが開いてしまい、そこからいかにもと言った風情の爆弾が飛び出してしまったではありませんか!!
しかも何かのきっかけで3分にセットされた時限装置も起動してしまったようで……
やばいと慌てる男性ですが、この絶妙なタイミングで女刑事が率いる警察隊が突入してきました!
女刑事は、男性がショッピングモールを爆破しようとしていることを知っており、抵抗すれば打つと拳銃を突きつけてきます。
あんまりな急展開に緊迫する周囲ですが、その空気を打ち破ったのはトランクから飛び出してきたかずみでした。
男性の前に立ちはだかり、彼は記憶喪失の自分を助けてくれた、そして記憶はないが食べ物を大事にする人が悪人であるはずが無い、だから男性は悪人じゃない、とけっこう無茶な理論を叫びます。
せめてこの爆弾が本物かどうか確認してからにしてくれと懇願するかずみですが、その時も爆破までの時間は近づいています。
爆弾の解除方法は男性すらわからず、もはや逃げ出す時間もないか……
そんな時、かずみは「爆弾止まって」と心の中で念じました。
それに呼応するかのように、
画像

耳にしている鈴のようなピアスが鳴り響きます。
しかし爆弾のタイマーがゼロになったそのとき、爆弾は無情にも爆発!
ところがその爆発は、かわいらしいおもちゃの爆発のそれではありませんか!
何だいたずらかよ、やはり女の捜査はダメだなとひそひそ話しはじめる警察隊。
更にかずみは、いきなり爆弾を置いて男性をはめたのは女刑事だと言い出すのです!
何の根拠もないその言葉。
当然相手にされるはずもなく、その場はうやむやのまま終わるのですが……

その後、かずみは先ほどの海香とカオルとの3人で暮らしていたことが判明します。
失われた記憶は戻らないものの、以前のように暮らそうと優しく受け入れてくれる二人。
こうしてかずみはまだ一向に見えないかつての日常に戻ろうとするのです。
そんなある日、海香とカオルは先日の女刑事に呼び出されて家を出ます。
お留守番をしていたかずみですが、そこへ彼女達を呼び出したはずの女刑事が訪ねてくるではありませんか。
入れ違いになったのかな?という女刑事に、丁度そのとき作っていた手料理を振舞うかずみ。
ですが和美はその料理が「食べた人の善悪がわかる魔法の料理」だなどと言い出し、女刑事に質問を始めたのです。
何故あんなに早く現場に来たのか、何故男性を撃とうとしたのか、そして何故今こうして2人をおびき出してかずみと1対1になったのか。
それは全て自分が手柄を立てるために爆弾事件を画策した為で、そのことに気がついたかずみを消そうとしたからだ。
画像

そうキッパリと言い切るかずみ。
女刑事はと言うと、魔法の料理なんてふざけるな、と料理をひっくり返して激昂します。
その様子を見たかずみ、魔法の料理なんてウソだとあっさり手のひら返し。
しかし、物語の中で料理を粗末にしたものは本当の悪人だ、だから女刑事も悪人だとまたもはっきり断言するのです!!

そんな指摘をされた女刑事、意外にあっさりその通りだと認めます。
女がのし上がるためには手柄がいる、ある人物に男性の情報をもらい、利用しようとしたのだとすっかり教えてくれました。
それもそのはず、彼女はその人物から「証拠を残さず人を殺す」力ももらっていたのですから!!
たちまち蟷螂のような異形へと姿を変ずる女刑事。
襲い掛かってくるその異形から逃げ惑うしかないかずみですが、その最中に過去の出来事らしきイメージがフラッシュバックします。
それを整理する暇もなく、女刑事に首を引っつかまれてしまうかずみ。
すわ大ピンチかと思いきや、女刑事がかずみの耳のピアスを触ったことから事態は一変するのです!
画像

「汚い手で触るんじゃない!」と叫んだかと思うと女刑事の手首を握りつぶし、宙に舞って耳のピアスを鳴らすかずみ。
すると瞬く間に
画像

魔法少女の姿へと変身したのでした!!

と言うわけで、記憶を失った魔法少女を主役とした本作。
この後、かずみの周りにおおくの魔法少女が存在することがわかり、彼女達とともに記憶をたどりながら魔女と戦っていく物語が展開します。
魔女を倒すと、その魔女の元となった女性が生きたまま戻ってくるなど、設定面でも原作との相違点が多く見られるこちらの作品。
設定面だけでなく、物語的にも戦闘要素が多いくらいで、比較的普通なかんじの魔法少女ストーリーが展開するのです。
そういった面でも「おりこ」とは大きく違ったストーリーが楽しめるわけですが、「魔法少女を狙う魔法少女」が登場すると言う点では共通。
どちらもこの敵対する魔法少女が鍵を握ることは間違いありますまい!!
そして第1巻ではともかく、今後もこの比較的平和な魔法少女バトルが展開するとは限らないわけで。
第2巻でどういった展開になだれ込むのかと言ったところにも注目したいところです!!

また、最も目に付く「おりこ」「まどか」との相違点はやっぱりお色気要素が強いことでしょう!
冒頭からかずみがすっぽんぽんで登場するのをはじめとし、その魔法少女ルックもエロスを感じさせるデザインに!
更にその他の魔法少女も変身シーンで惜しげも無い裸体を披露してくれまして、そっち方面でも楽しませてくれるのです!

出だしから原作との違った味わいを押し出す、「魔法少女 かずみ☆マギカ ~The innocent malice~」第1巻は好評発売中です!
どこかokama先生を髣髴とさせる絵柄で描かれる、新たな魔法少女ストーリーが展開する本作。
「まどか」ファンの方はまだイマイチピンと来ないかもしれない展開ですが、それも今後きっと覆ってくるはず!
謎も多く、それが明かされるであろう先の展開が楽しみですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!





画像

本日紹介いたしますのはこちら、「魔法少女 おりこ☆マギカ」第1巻です。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行されました。

作者はムラ黒江先生。
先生は2000年代後半くらいからアンソロジーなどで活躍されていたようです。

さて、本作は一大ブームを巻き起こした「魔法少女 まどか☆マギカ」のキャラクター、設定を使用したスピンオフ作品です。
本編の後日談や前日談のようなものではなく、パラレルワールド的なストーリーとなっており、表紙に描かれている3キャラを主役的ポジションに置いたオリジナルストーリーが展開されています。

その日も魔女を撃退し、グリーフシードを手に入れた杏子。
戦いを終えたその場所には、無残な骸となった男女が転がり、その娘らしい少女が座り込んでいました。
呆然と両親の死体を見つめている少女に、現実なんてこんなもんだ、泣いても両親は帰ってこない、生き延びたことに感謝しろと言い残してその場を去ろうとします。
ですがやっぱり根は優しい杏子さん、「そんな顔したって誰も助けちゃくれないよ」と言いながら飴ちゃんを差し出しました。
そしてそのままご飯まで振舞ってあげたのでした。

杏子の買ってくれたご飯を食べている最中、苦悶する母の幻をみる少女。
そんな様子を感じ取ったのか、杏子は両親を殺したのは魔女という化け物で、自分はそれと戦う魔法少女というヤツだといろいろな解説をし始めます。
漫画みたいな話だけど、愛や正義のために戦ってるわけじゃないし、いなくなった家族が戻ってきもしない。
だからこれからはお前一人で……などと語っていたところ、少女は突然自分は「ゆま」だと名乗り、自分も魔法少女になって戦いたいと言い出したのです。
魔法少女生活のシビアさを痛いほど知っている杏子は、くだらないことを言うなとその考えを一蹴。
パパもママも死んじゃって行くところが無いとごねるゆまに、魔法少女は命がけなんだ、同じ命を懸けるならまっすぐ生きることにかけろとその場を去ろうとするのです。
画像

……が、そこはやっぱり根は優しい杏子さんのこと。
泣きべそをかくだけのゆまに、一人で生きるための術を教えてやると声をかけて連れて行くのでしたとさ。

いったん塒にしているホテルについた後、杏子は一仕事するといってゆまを連れ出します。
ゆまをおとりにしての盗み、銭湯への忍び込みなど、決して褒められたものではない一人で生き抜くためのあれこれをする二人。
そんな真っ当ではない日常を過ごす二人ですが、まるで妹のように自分を慕ってくるゆまの存在は、杏子の心に安らぎを与えてくれていたのでした。
画像


そんなときでも魔女との戦いは繰り広げられます。
魔女を圧倒する杏子の力を憧れのまなざしで見つめるゆまですが、退治したと思っていた魔女が最期の一撃を由真にはなってきました。
気がついた杏子がそれを防ぎ、ゆまは無事に終わるのですが、返り血で汚れてしまいます。
その血が今の攻撃によって怪我をして出たものではないかと心配した杏子が、ゆまの髪の生え際を確認してみると、
画像

そこにはタバコを押し付けられてできた火傷の痕のようなものがいくつかついているではありませんか!
事情を聞いてみれば、なんでもゆまの両親の仲は険悪だったようで、父が家に帰らないのはお前が可愛くないせいだという母による虐待を受けていた様子。
そんな背景もあってか、強くなりたいとゆまは叫ぶのです。

杏子が強いのは魔法少女だからなのか、自分もなれるのか、他にも魔法少女はいるのか。
必死にそんな質問を投げかけるゆまに対し、応えたのは
画像

みんな大好きキュゥべえでした。
「織莉子(おりこ)」の言ったとおり君にも素質があるようだ、と言いながら姿を現した彼、いつものように勧誘を始めました。
子供に余計なこと吹き込むなとキュゥべえを掴みとめる杏子。
彼女らしくない行動にちょっとだけ驚いた我らがキュゥべえさんですが、そこで大人しく帰るだけでなく有益な情報も与えてくれました。
何故かこの町に担当しているはずの魔法少女がいないのは、別の魔法少女によって殺されてしまったからだ、という情報を!
グリーフシードは限られているわけですし、争奪相手がいなくなればよりゲットしやすいというのは理解できるところ。
ですが実際問題、今この町は魔女狩り放題な状態で、その線も考えづらいような。
謎は多いものの、杏子からすれば気をつけることくらいしかやることはないわけで。
魔法少女になんかなろうと思うなとゆまに重ねて忠告し、いつもの暮らしに戻るのでした。
……ところがゆまはその忠告を素直に受け取ることができません。
なぜキュゥべえが魔法少女になれるといったのにそれを許さないのか。
自分を役立たずと罵った母のように、杏子もゆまを役立たずと思っているのか?
画像

どんどんと思いつめてしまうゆま。
そのどす黒い想いに呼応するように、彼女へ魔手が伸ばされます。
そしてその魔の手は魔女のもではなく、キュゥべえに何かを吹き込んだ怪しげな魔法少女
画像

織莉子のものだったのでした……

というわけで、杏子とゆまの活躍が描かれる本作。
後半では一転して多くの人が求めてやまなかったという説もあるマミさんが中心となるストーリーが展開します。
共通してちらつくのが織莉子、そして彼女に心酔しきっているキリカという少女。
彼女たちは魔女を倒すという魔法少女の目的とは違った目的がある様子。
本作の冒頭で織莉子は何かを見てしまい、それをきっかけに何か行動を起こしているようなのですが……
その行動こそが本作のキモ。
織莉子は何をたくらんでいるのか、何を見たのか。
その企みに巻き込まれたマミさんや杏子&ゆまはそれを阻止できるのか、あるいは……?
多くの謎をはらんだ物語は、原作とはまた違った面白さを持っているのです!!

大人気作のスピンオフ、「魔法少女 おりこ☆マギカ」第1巻は好評発売中です!
マミさん杏子だけでなく、ほむらやまどかもチラッと顔見せしてくれる本作。
彼女たちが第2巻で本格的に絡んでくるかどうかなんかも含め、ファン必見の作品となっていますよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!




魔法少女おりこ☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
芳文社
2011-05-12
原案:Magica Quartet

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 魔法少女おりこ☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



↑このページのトップヘ