3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

カテゴリ: ゲッターロボ

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本日紹介いたしますのはこちら、「偽書 ゲッターロボ ダークネス」第3巻です。
白泉社さんのJETSコミックスより刊行、ヤングアニマル増刊Arasiにて連載されています。

作者は西川秀明先生。
本作の紹介は「西川秀明」のテーマにてまとめておりますので、ご興味等ありましたらあわせてそちらもご覧ください。

さて、何かと言えば暴走してしまうハヤトの過去などが判明した前巻。
彼の力を増幅させるものの、その体と精神を蝕んでいた「革命の針」が、突き刺さっていた脳から体全体に散らばっタコとによって、彼の体は安定してきたようです。
そしてその回復のきっかけとなり、心の支えにもなってくれた了を密かにリーダーとして認めたのでした。

激しい戦いの続く中、シャワーや食事、お片づけなんかに生きている実感を感じるムサシ。
片付けなんかさせてしまってすまないと達人は声をかけるのですが、ムサシはこんな小さなことから「二年前」よりも生きている実感を感じられるんだと答えました。
その「二年前」とは何なのか?
武蔵野背中に刻まれている、「634」と言う刻印のようなものも含めた、ムサシの過去が語られるのです。

二年前。
その時も既にゲッターは戦っていました。
海上に出現し、戦艦を次々に破壊していくイデア。
それを阻止するのは、勿論水中専用のゲッターIIIです!
しかし、そのゲッターIIIのパイロットはムサシではありません。
ゲッターのもたらす激しいGに苦悶しながらも操縦をこなし、イデアを撃破するそのパイロットは
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まだ顔に傷跡の無い、達人だったのです!

戦いを終え、ゲットボマーに帰ってきた了、ハヤト、そして達人。
勝利の余韻とゲッターの力に沸く了とハヤトですが、達人は「ゲッターだけでは駄目だ、ゲッターは3人でひとつ、ともにイデアと戦おう」とピシャリとしめてくれるのです!
ですがそれは単なる虚勢に過ぎませんでした。
了とハヤトの目が届かなくなった場所に来た瞬間、崩れ落ちる達人。
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医務室に言って検査なんかをしてもらうのですが、敷島から告げられたのはショッキングな一言でした。
達人にゲッター乗りは無理だ、と言う……!
確かに達人は知力体力ともに優秀です。
ですが、それはあくまで一般の人間レベルでの話。
ゲッター乗りになるには了やハヤトのような普通の人間を超える優秀な人物か……バカでなくてはならないのだそうです。
とはいえ、だからと言って諦めるわけにはいきません。
達人は自分の体にメスを入れ、改造してもらってでもこの戦いを続ける決心をしていたのです!

またも現われる巨大なイデア。
戦艦の何十倍もあろうかと言う超巨大イデアの上に都市を築き、そこに住まうイデア・ザ・イオナスが新たな非道を働こうとしていました。
とある国の美しき王女、マチュア。
彼女を奪い取り、イオナスが作り出す「血肉の君」なるもののパーツにしようと目論んでいたのです!
そんなイデアに立ち向かうゲッター。
相手がイデアの大軍団とはいえ、その力は圧倒的!
次々にイデアを撃破していきます!
ですが、いかに木っ端を撃破したところであの母艦となっている超巨大イデアをどうにかしないことにはどうにもなりません。
流石に超巨大母艦、今までのイデアとは一戦を隠す強さで、しかも海中から攻撃を仕掛けてくるためゲッターIでは分の悪さは否めません。
すかさずゲッターIIIに変形しようとするのですが……
達人の体は既に限界。
精神面でも度重なる苦痛によって追い詰められており……
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合体の瞬間に大量吐血!!
無念の合体失敗となってしまったのです!!

合体最中に意識を失った達人は、ベアー号もろともイデアに捕らえられてしまいます。
ですが達人は処刑や拷問をされるわけではなく、パーティーのゲストとしてもてなされました。
イデアがゲッターに勝利した祝いのパーティーで、ではありますが……
そこで達人は異様なものを見させられます。
笑みを浮かべ、達人に絡み付いてくる美しい美女達……「血肉の君」。
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彼女達は、イオナスによってさらわれた人間の美女達の美しいパーツだけを「選び取って」作り上げた、従順な人造人間なのです!
ゲッターの敗北によって捕らえられてしまったマチュアも既にそのパーツを選び取られてしまったあとで……既にその体はむごすぎる姿に玩び変えられてしまっていたのでした……
その暴虐に戦慄することしかできない達人。
このパーティーが終われば、きっと彼もまた始末されてしまうことでしょう。
万事休すかと思われたその時、食卓の上に突然
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少女が降ってきたではありませんか!!
多数の奇怪な怪物を従えた少女は達人を連れ、その場を逃げ出します。
その少女は、イデアたちにこう呼ばれていました。
634……ムサシ、と!!

と言うわけで、ムサシと達人の過去が描かれた今巻。
意外な場所で出会うことになったこの2人。
634という番号をつけられていた様子のムサシはいったい何者なのか?
顔の傷が無い達人ですが、あの傷はいかにして刻まれたのか?
現在ではなんだかいい雰囲気の2人ですが、このあと何があったのか?
それらが一挙に語られることになるのです!!
エロス担当要因としてロリ巨乳にしたんだろ?と言う見方もあったとかなかったとか言われるムサシですが、やはりそこは容赦ないストーリー展開を好む西川先生。
壮絶な出自が用意されています!!

ゲッターの名に恥じないハードな展開を続ける、「偽書ゲッターロボ ダークネス」第3巻は好評発売中です!!
ムサシ編の開幕からクライマックスまでを描く今巻。
西川先生は人気作「職業・殺し屋。」の新シリーズの連載を開始したのですが、それでもこちらの連載も平行して行ってくれるようです!
ファンとしては嬉しい限りですが、無理の無い程度に頑張って欲しいところですね……!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


偽書ゲッターロボ ダークネス 3 (ジェッツコミックス)
白泉社
2011-10-28
永井豪

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本日紹介いたしますのはこちら、「偽書 ゲッターロボ ダークネス」第2巻です。
白泉社さんのJETSコミックスより刊行、ヤングアニマル増刊Arasiにて連載されています。

作者は西川秀明先生。
本作は「西川秀明」のテーマにて今までの紹介をまとめておりますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。

さて、第1巻でアスタルテの非常な罠を乗り越え、異形のダークネスゲッターと化して勝利をおさめた了たち。
ですが闇のゲッターという謎の姿に、光のゲッターをつくって人類を裏切ったと言う早乙女博士など、読者にとっての謎は増えるばかりなのでした。

ロンドンを火の海にしたイデア。
最新鋭の兵器を持ってしても歯が立たない絶望的な戦力差を前に、壊滅寸前に追い込まれてしまう人類ですが、そこで助けに現れたのがゲッターロボ!
固唾を呑んで見守る人々の前で苦戦を強いられるゲッターは、渋る了を説得して高速戦闘を得意とするゲッターIIに変形することにしました。
変形したゲッターIIに、マッハ3の鋼鉄の鞭で襲い掛かるイデア。
ところがゲッターII、そのマッハ3の鞭をいともたやすく捕獲。
さらにその掴んだ腕を高速回転させ、イデアを瞬く間に絡め取り、
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左手のドリルで貫いたのでした!!

イデアを撃破してくれたゲッターIIに沸き立つロンドンの人々。
ですがその歓喜の色は一瞬にして塗りつぶされてしまうこととなります。
イデアの逆襲が始まった、と言うわけではなく……
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助けを求めるイデアに無慈悲な止めを……何度も何度も、ドリルをつきたてたのです!
イデアの体を原形をとどめないほどぐちゃぐちゃにしてしまったゲッターIIの姿はあまりにも恐ろしく、助けてもらったロンドンの人々ですら「悪魔」だともらしてしまうほど。
そしてそのもらしてしまってもしょうがない「悪魔」と言う言葉はハヤトの耳にも届いてしまいました。
その言葉を聞いたハヤトは怒り狂い、なんとその言葉を漏らした人間を殺そうとするではないですか!
すぐそれをとめようとムサシがハヤトの動きを止める拘束具を作動させ、鎮静剤を注射しようとしました。
ところがハヤトはどこからともなく取り出した武器で拘束具を破壊し、あろうことか
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ムサシのコックピットを狙い、ドリルをつきたてたではないですか!!
危険を察知した了はすかさずオープンゲット。
強制的に分離し、すぐさまハヤトのコックピットへ怒鳴り込みました!
するといきなり有無を言わさず凶器を振りかざして了に襲い掛かってきたのです!
なんとか動きを止めようとする了ですが、暴走するハヤトの力は異常にもほどがある強さに。
片手で巨石を持ち上げる了の義手をもってしても抑えきれません!
凶器の切っ先が了の目に到達しようとしたその時、間一髪ハヤトの首筋に鎮静剤が打ち込まれました!
すんでのところでドリルの直撃を逃れていた、ムサシの投薬がギリギリ間に合ったのです!

アスタルテに続き、再びゲッターに敗れてしまったイデア。
苦々しい顔をするイデアの幹部の1人、アバドンの前に1人の男が現れました。
男の名はアベルト。
彼はハヤトに一度会ったことがあるそうで、その顔からは絶対の自信を表しているかのような笑顔が漏れ出しています。
次の刺客はこのアベルトとなるようですが、彼はハヤトとどういう邂逅を果たしていたと言うのでしょうか。
アベルト……、いやイデアとハヤトの出会い、そしてハヤトの異常性の所以が明かされるのです!

3年前の東京。
ハヤトは「ハヤトの軍」という過激な組織を率いて多くの政治的要人を殺し、重要施設を破壊していました。
やっていることは極悪にも見えるハヤトの軍ですが、大災害に見舞われても一切まともな対応をしなかった政治家を殺したり、武力を持って略奪などを行う自衛隊を粛清したりと、彼なりの正義の元に行動をしていたようです。
そして当時から首筋に薬を打ち込んでは大暴れしていたハヤト。
今ほど酷い暴走はしていなかったのか、仲間内からは厚い信頼を寄せられていました。
そんな彼が打ち込む薬や、常用している精神安定剤の噂などがささやかれる中、1人の男がハヤト野本へ尋ねてきました。
彼の名は安部。
安部……あべ……アベルト……なんかもう正体がわかった気がしますが、勿論当時アベルトと言う名のイデアがいることなど知るはずもないハヤトは何の疑いもなく、彼をハヤトの軍の一員と認識しています。
そしてハヤトは安部にこの薬の、正体を教えてあげちゃいました。
それは、ハヤトの脳に打ち込まれた「革命の針」の副作用を抑えるためなのだそうです。

日本を混乱に陥れた大災害の際、全てを失ったハヤトは偶然この革命の針の元へとたどり着きました。
そしてこの人間の脳の力を100%使用することができるようになると言う、この針を打ち込んだのです。
何故なら、彼は革命を求めていたからです。
イデアが支配し、善も悪もなく力こそが正義であるこの世界を生き抜くために!
そんな言葉を力強く口にすると、その場に新たな来客が訪れました。
手を叩きながら入ってきたのは……
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早乙女賢!!
早乙女博士はイデアの幹部達とともにハヤトの元へやってきたのです!
ハヤトの精神、能力を求め、イデアの仲間として迎え入れるために……!
安部もアベルトとしての正体を現し、同志になろうと語りかけてきました。
ですがハヤトは早乙女からまがまがしいゲッター船の力を感じ取り、戦慄。
すぐさまその場から離脱しました!
逃げながら、イデアたちの言う胡散臭い力に怯えながらも認められないと憤慨。
仲間を見つけ、すぐに戦いの準備をするように指示します。
ですが仲間の下へ近寄ってみると、すでにハヤトの軍のほとんどがイデアの毒牙にかかっており……
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声をかけた仲間も無残な躯となっていたのです!
そんな焦るハヤトの元へ追いついた来たロベルト。
彼は力を求めたハヤトの考えを人間としては良い考えだったと賞賛しつつベストな答えではないと告げ、さらにあの大災害は光の創造主によるゲッター線のなした所業だとあかしました。
その言葉を聞いたハヤトはとうとうブチ切れ。
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たった一人でアベルトに、イデアに宣戦布告をしたのです!
革命の針によって超人の域に達してはいるものの、相手はあのイデア。
どう考えても勝ち目はないハヤトは一体この場をどう潜り抜けたと言うのでしょうか?

と言うわけで、ハヤトの過去が明かされた今巻。
この後時間は再び現代に戻り、今のハヤトの戦いが描かれます。
暴走を繰り返すうちに死に近づいていくらしいハヤトですが、この戦いが新たな転機となるようで。
第1巻のダークネスゲッターに引き続き、驚きの「変身」が描かれることになります!!
さらに気になるのは「光の御方様」と呼ばれるイデアの長の存在。
いろいろなことからミチルではないかと考えられる彼女ですが、そうだとしたら何故あんな姿になっているのでしょうか。
ゲッター線の作用であろうことは予想できますが……そのあたりの謎が明かされるのはまだまだ先のことになりそうです!

ハヤト編が完全収録された「偽書ゲッターロボ ダークネス」第2巻は好評発売中です!
一番危ないパイロットだったハヤトの謎が明かされた今巻。
次回は謎の多いムサシ編と言うことで、今から期待が膨らみますね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


偽書ゲッターロボダークネス 2 (ジェッツコミックス)
白泉社
2011-01-28
西川 秀明

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本日紹介いたしますのはこちら、「デビルマン対ゲッターロボ」です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行されています。

作者はもちろん永井豪先生。
永井先生の関連作品は本ブログでも何回か紹介していますが、永井先生自身の筆による作品「夢幻ウタマロ」の紹介は10年4月24日の記事にて記載しております。
そちらもご興味などございましたらごらんください。

さて、本作はその名前のとおり、今まで競演した事のなかったデビルマンとゲッターロボが競演する夢の作品となっています。
名前からして昭和の香り漂う作品ですが、内容もそんな感じの、細かいことは気にするな精神の物語が展開します!

地球を我が物にしようと、メカザウルスなる兵器を使用して人類に牙を剥く爬虫人類。
彼らに対抗できるのは未知なるパワーであるゲッター線を操るスーパーロボット、ゲッターロボのみ!
その日も襲い掛かってきたメカザウルスを撃破したのですが、それをみていた怪しげな影がありました。
美しきデーモン、シレーヌの影が!!

次こそゲッター倒すよ!と反省会的なものをしていた爬虫人類の皆さん。
そこへ突然笑い声が響いたかと思うと、スクリーンに知れーぬをはじめとしたデーモン軍団の姿が映し出されました。
かつて悪魔族と爬虫人類は地上の覇権を争っていたんだそうですが、気候の変化とかで悪魔族は氷の中へ、爬虫人類は地の底へと潜り眠っていました。
敵同士であった2者ですが、今は目指せ人類撲滅と言う点で利害が一致。
ここは協力関係を結ぶことが得策、ゲッター戦が苦手な爬虫人類にかわり、デーモンがゲッターロボを倒してやんよ!ということで話がとんとん拍子にまとまるのでした!

そんな時、早乙女研究所に一組の男女のお客さんがやってきました。
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それは不動明と美樹……そう、デビルマンの主役格の2人です!
なんでも美樹と早乙女博士の娘であるミチルが幼馴染と言う設定になっているようで、なんか遊びに来たみたい。
しかもなんかお泊りすることになります。
対爬虫人類の要である早乙女研究所に泊まるとか、セキュリティ的にどうなのという以前に超危ない気もしますが……
期待(?)通り危ない目にあうことになるのです!

ミチルと美樹がキャッキャといちゃつきながら研究所にある露天風呂に入浴していると、デーモンが来襲!
研究所はデーモンだらけになり、2人は水とどうかすることの出来るデーモン、ゲルガーによって捕らえられてしまいます。
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いち早くデーモンのにおいに気が付いた明がなんとか美樹だけは取り戻すことに成功するのですが、ミチルはそのまま連れ去られてしまう結果に。
明はすぐさまデビルマンへと変身し、ゲルガーを追うのでした。
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一方のゲッターチーム、このままではデーモンにゲッターがのっとられてしまうとのことで、救出は警備兵の皆さんに任せて出撃することに。
出撃の勢いで群がるデーモンを振りほどき、合体して研究所に戻って一掃しようと言うことになりました。
ですが戻った研究所にいたのは巨大化してゲルガーをしとめた直後のデビルマンの姿があるばかり!
しかもその足元には素っ裸で意識を失うミチルの姿があるわけで、ゲッターチームはデビルマンが満ちるを殺したんだと誤解して切りかかっていくのです!
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誤解から大激突することになったゲッターとデビルマン!
その様子をミチルを握りながら干渉するシレーヌさん!
なんだか大変な事態になってしまいましたが、デビルマンとゲッターチームは和解することが出来るのでしょうか!?
そして悪魔&爬虫のタッグチームの次なる手とは!?
後半は更なる驚きの展開が連続!
最終的にはなんと
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デビルマンとゲッターロボの合体「デビルゲッター」と、メカザウルスとシレーヌの合体「メカザウルスデーモンシレーヌ」の超弩級決戦が繰り広げられるのです!!

と言うわけで、なんかものすごいお話が繰り広げられる本作。
ちょっと面白いのは、デビルマンもゲッターロボも漫画版ではなく、どちらかと言えばアニメ版の設定となっているところでしょうか。
大本はともかく、基本的には永井先生がタッチしていないと思われるアニメ版を下敷きにして、漫画を描くというなんだか不思議な気がする作品になっているのです。
アニメ版準拠なので、ゲッターチームの危ない雰囲気はほとんど皆無。
デビルマンは青いしでかくなれるしデビルビームとか撃っちゃいます!
こういった作品ですので設定がいい加減なのはご愛嬌。
むしろ様々なファンサービスが用意されていることに要注目ではないでしょうか!
各女性キャラの乳首券発行しまくり……というのは永井先生作品ではむしろ普通のことですが、ラストシーンで数々の永井先生作品とデビルマンとのコラボを匂わせるような発言をしてみたり、永井先生自身がゲッターロボのテーマを歌うところが描かれていたりとしているのです!
「ゲッターロボは永井豪の作詞だぜー」と台詞が付いているのに、すぐ近くに某社の許諾番号が書いてあるのが微妙にシュールですけど……

デビルマンとゲッターが共闘&対決にとどまらず合体までしちゃう、「デビルマン対ゲッターロボ」は全国書店にて発売中です!
原作版のハードな雰囲気はありませんが、永井先生自身がとにかく楽しんで描いていることが伝わってくる本作。
いろんな意味で一軒の価値ありの作品となっていますよ!!
個人的に次は、デビルマンVSアステカイザー希望!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


デビルマン対ゲッターロボ (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2010-10-20
永井 豪

ユーザレビュー:
秋田チャンピオンまつ ...
東映まんがまつりを彷 ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「偽書 ゲッターロボ ダークネス」第1巻です。
白泉社さんのJETSコミックスより刊行、ヤングアニマル増刊Arasiにて連載されています。

作者は西川秀明先生。
西川先生の作品紹介などは「西川秀明」のテーマにてまとめておりますので、お暇などございましたらご覧くださいませ。

さて、本作は第1巻と銘打たれているものの、実際は今は亡きマガジンZにて連載され昨年「偽書 ゲッターロボ ダークネス 始動編」として刊行された作品の続きとなっています。
「始動編」では掲載誌がマガジンZだったこともあり、西川先生流の激しさが特徴的な作品でした。
ですがこの第1巻から掲載誌がArasiになったためか、エロスなんかもふんだんに取り入れた、ダークネスの名にふさわしい衝撃的な作品となっています!

いきなり登場する、女性を蹂躙する大男。
エロス的な意味でもそのままの意味でも女性を食い散らかすその男、人をやめ「イデア」と呼ばれる人をゴミの用に扱う存在へと変じた元人間なのです。
そこに現れた了、ハヤト、ムサシの3人。
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彼らこそゲッターロボを駆りイデアを狩る、ゲッターチーム!
尋常ならざる戦闘能力を持つイデアをゲッターの力で排除し、イデアが人間から奪った全てを取り戻すため戦っているのです!!!

関東エリアに現れたイデア。
自衛隊が応戦をしているものの、戦況は劣勢そのものです。
巨大イデアを動かしているのはアスタルテと言う女性イデア。
彼女はイデアの主である「光の創造主」の命令どおり「人間の生命力を集める」ために罪もない人々を大量に殺戮しているのです。
当然そこに駆けつけるゲッターロボ。
その惨状を打ち砕くため、早速トマホークで切りかかるのです!!
ところがその瞬間、
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巨大イデアは閃光を放って自爆してしまうではないですか!
あえてゲッターと戦う理由もなく、光の創造主が求める素質を持たない凡百の人間など要らない、とその場を放棄してしまったのです!
凄まじすぎる爆発によって焦土と化した周辺。
ゲッターの装甲にとってはさしたる問題もないのですが、半径5キロメートルが消滅してしまいました。
もはや自分達に出来ることはないと立ち去ろうとするハヤトですが、了はもしかしたらまだ生き残りがいるかもしれないと仲間のとめる声も聞かず爆心地へと駆け出してしまうのでした。

ビルでさえ骨組みだけになってしまうような大爆発、生き残りの存在は絶望的です。
が、了の耳に子供の泣き声が聞こえてきました!
あわててその声の方へ向かうと泣きじゃくる少女が座り込んでおり、その目の前の瓦礫のしたから一本の腕が伸びていました。
どうやら少女の母親が生き埋めになっているようで、了は持ち前の怪力を発揮して瓦礫を除去。
見事に母親を助け出すのでした。

すぐに救援を呼ぼうとしますが、通信機を忘れてきてしまっています。
悩む暇も惜しいとばかりに助けた親子を抱えあげ、走って仲間のもとへ急ぐ了。
ところが走っても走っても一向に目的地が見えてこないのです。
喉はからからに渇き、何よりこのままでは親子の体力も持ちません。
そんな時運良くまだ生きている水道を見つけ、一息入れることになったのです。
懐に携帯食料を見つけ、少女に分け与える了。
ですが少女は悲しげな表情を浮かべ、なぜかその目に涙を浮かべるのでした。
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どれだけ進んでも出口は見えません。
とうとう了は体調に異常をきたし、倒れてしまいます。
母親が了の体を気遣い、濡れタオルで体を拭いてくれるのですが……
そのタオルは了の股間へとのびていくではないですか!
突然了を誘惑し始める母親。
あまりの急展開に戸惑う了ですが、状況はそれ以上に驚く事態へと進展します。
実はこの母親、アスタルテが変身した姿!
なんと少女に会ってから今までの出来事は全てアスタルテの見せていた幻覚で、了は少女に出会った場所から一歩も動いていませんでした!
更に取り除いたはずの瓦礫は最初に見かけたとおりの場所に残っており、そこからのびている腕もそのまま。
そして自分が救ったはずの少女は
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既に事切れた遺体だったのです!!

いままで了は死体の周りを這いずり回っていただけだと罵倒するアスタルテ。
了は幻であったはずの記憶の中で、食料を分け与えたときに少女が見せた涙は単なる幻でなく、自分が死んでいることを伝えようとしたものだったということに気が付きます。
その瞬間、
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了の瞳の中に奇妙な文様が浮かびました!
同時に体から何かが立ち上り、それはアスタルテに言い知れぬ不快感をあたえます!
激情とともに発現したこの奇妙な力……「アンチ・ゲッター」の正体は一体!?
いよいよゲッターと巨大イデアの大激突が開幕!
アンチ・ゲッターの脅威の力はゲッターロボをまがまがしい姿へと変貌させるのです!
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と言うわけで衝撃の開幕を迎えた本作。
西川先生の得意とするエロスとバイオレンスに激しすぎるバトルは勿論健在!
その上第1巻から畳み掛けるように現れる謎の数々。
「光の創造主」の真の目的とは?アンチ・ゲッター線によって変貌するゲッターの奇怪な姿は何を意味するのか?そもそもアンチ。ゲッター線は何なのか!?
「始動編」からの謎でもあるゲッターチームのそれぞれ背負っている過去など、気になる部分は増える一方!
早速物語は動き始め、早くも目が離せない展開となっています!!

更に巻頭にはフルカラーでエピソード0.5が収録!
8Pに渡って西川先生の気合が伝わってくるかのような迫力の画が堪能できるのです!


壮絶に語られる本物の偽物、「偽書 ゲッターロボ ダークネス」第1巻は好評発売中です!
これでもかとばかりに西川先生らしさの詰め込まれた、激しく、惨く、エロスな本作。
ゲッターに興味ない方でもスルーするにはもったいないですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


偽書ゲッターロボダークネス 1 (ジェッツコミックス)
白泉社
西川 秀明

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