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今回紹介いたしますのはこちら。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」第10巻 原作・中村力斗先生 作画・野澤ゆき子先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックスより刊行です。


さて、まさかの楠莉のおばあちゃん、ヤクを16人目の彼女に向かえてしまった恋太郎ファミリー。
もうどんなキャラでもどんとこい状態ですが……果たして今巻ではどんな彼女との出会いが待っているのでしょうか!?



ある日のことです。
恋太郎は、彼女皆にお揃いで持てるよう、いろいろな店を駆けずり回って限定キーホルダーを集めておりました。
そんな時柄の悪い男たちに絡まれ、ナイフを突きつけられてしまったではありませんか!
流石の恋太郎も刃物には太刀打ちできません。
逃げようとするのですが、そこに一人の女性が現れました。
何の誇りも持たない者どもに、自らの正義も貫けないようでは、日々鍛錬をしている意味などない!
そういうとその女性は、手にしていた竹刀で一閃!
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ガラの悪い男たちを一掃してしまうのでした!!

まるで物語の中の女騎士のような気高さを感じさせる彼女、恋太郎と目があいますと、やっぱりビビーンとなりました。
ですが彼女、そこで顔色一つ変えず、さっそうとその場を立ち去ろうとするではありませんか!
その立ち振る舞いの格好良さに感動する恋太郎ですが、このまま彼女を返すわけにはいきません。
土下座までして、どうか何かお礼させてください、と懇願しました!
それを見た彼女、貴様には人としての誇りはないのかと驚く者の、恋太郎が人から受けた恩も返せないようでは俺を愛してくれている人たちに顔向けができない、とさらに頭を下げまして。
すると、それが貴様の騎士道か、ならば付き合おう、とお礼を受け入れてくれるのでした。

ファミレスでご飯をふるまいながら、いろいろ世間話をするふたり。
どうやら彼女は3年で、楠莉と同じクラスのようです。
まるで小学生のような見た目で、クラスメイトからカワイイ可愛いと頭をなでられている楠莉と反対で、彼女は大人っぽく凛としている印象を受けます。
何でも6人姉弟の長女に生まれ、お母さんの代わりに弟たちの面倒を見てきたことから、自然と大人っぽくなって行ったのだとか。
そんな話をしているうち、恋太郎は彼女の頭に糸くずが付いているのを発見。
取ってあげようと頭に手を伸ばすと、とっさに彼女はそれを振り払い、触るなと一喝!
急所である頭を人に許すのが屈辱で……と、なんかゴルゴ的なことを言い出すのでした。
彼女は女子剣道部部長、土呂瀞騎士華。
また会いたいという恋太郎に、いつでも剣道部にいるから、好きにするといいと言い残して去っていくのでした。

翌日、さっそく騎士華のもとを訪ねてみる恋太郎。
すると騎士華は部員たちにしっかり指導を行っており、みんなから大変な信頼を寄せられているようです。
ですがそんな中で、時折物憂げな表情を浮かべている時があるような……?
やがて恋太郎に気が付いた騎士華の方から声をかけてくれたのですが、昨日のことが頭をよぎった騎士華、何やらうろたえてバランスを崩してしまいます。
とっさに恋太郎が騎士華を抱きとめるのですが、騎士華は慌て、ダメだといって恋太郎を突き放したかと思うと……部員たちに自主トレーニングを命じ、どこかに立ち去ってしまうのでした。
心配する恋太郎ですが、部員たちはもっと心配しているようで。
どうも騎士華、時折今回の様に、何かに耐えられなくなったかのように飛び出してしまうことがあるのだとか。
ですが部員たちが何度尋ねても、その理由を教えてはくれないそうで……

騎士華は橋の下の物陰というベタな所にいました。
恋太郎が底を探し当てると、そこから声が聞こえてきます。
いいのよ、誰にだって失敗してしまうことはある。
騎士華は悪くないのよ。
そんな声に、ママ……!と甘えていた騎士華……
なのですが、
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そこにいたのは騎士華一人。
甘えていたと思われていた相手は、携帯電話から流されていた録音で、さらにマジックハンドを使ってセルフなでなでしていたのです!!

幼いころから持ち前の性格のおかげでみんなに頼られてきた騎士華。
ですが本当は、誰かに甘えたい、子ども扱いされたい、とずっと思い続けていたのです。
その果てが、こうして誰にも見つからない場所で、ボイスチェンジャーで変えた自分の声とマジックハンドを使ったイマジナリーパパママに甘える姿……!
こんな正体を知られたくなくて、頭をなでられたりして甘えるスイッチを入れてしまわないよういままで奮闘してきた騎士華。
とうとうみられてしまい、くッ!殺せ!!となってしまうのですが……
恋太郎はそんな彼女ももちろん受け入れるのです。
誰だって誰かに甘えたいときはある。
自分なんかでよければ、いつだってこうさせてほしい……
そう言いながら彼女を抱き寄せ、頭をなでてあげる恋太郎。
すると騎士華、はうう、と崩れ落ち、いいの?なでなでしてくれるの?と、土呂瀞になってしまうのです!!
望まれるままにさらになでなでしてあげますと、ついには
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赤ちゃん化してしまうのでした……


というわけで、17人目の彼女が登場する今巻。
この騎士華、いつもはきりっとカッコイイ系なのですが、恋太郎がこうしてタガを外してしまったため、ちょっとしたきっかけですぐ赤ちゃんモードになってしまうように……
その後冷静になって恥ずかしがるところまでで一連の流れになる騎士華、やっぱり恋太郎ファミリーにふさわしい個性の持ち主なのです!
その他のお話も見逃せないモノばかり!
今回は珍しく(?)新登場彼女は一人だけなのですが、その分他のヒロインの掘り下げるお話や、通常営業の大勢でイチャイチャ話がたっぷり収録されています。
いつも通りの切れあるギャグとキュートなキャラの躍動が楽しめるそんな中で注目したいのは、羽々里という甘やかしたい人物と、際限なく甘えてしまう騎士華という人物の危険な化学反応ではないでしょうか!
想像するだけでヤバそうな二人のマリアージュ、是非ともその目でご体験ください……!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!