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今回紹介いたしますのはこちら。

「さよならエデン」第3巻 愛南ぜろ先生 

スクウェア・エニックスさんのヤングガンガンコミックスより刊行です。


さて、どうしてもすることができず、苦悩を続けていたコマツ。
そんなコマツと付き合っていたはずのチコリなのですが、ムイラプを使って以来、彼女の中に渦巻く欲望が暴走をはじめ、歯止めが利かなくなりつつあるのです。
その欲望を受け止められないコマツは、とうとうチコリと別れることになってしまったのでした。



どこからともなく現れては、無慈悲に命を刈り取っていく「敵」。
得体のしれない恐ろしさを持っている敵ですが、小松たちをさらに脅かす新たな敵が現れました。
撃っても撃っても立ち上がり、心臓か頭を撃ち抜かない限り攻撃をやめない、まるでゾンビのような敵が。
今までの常識が通用しない敵により、次々と犠牲者が出てしまいます。
その犠牲者の中には、コマツと同じ3班で戦闘を行っていて……そして、チコリの心の支えになりつつあった城ケ崎もいたのでした。

城ケ崎の死を知り、泣き崩れるチコリ。
そこに近づいていったのは、チャンスと見れば近寄り、関係を持とうとするブーちゃん先輩。
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ブーちゃん先輩は巧み、とまではいかないまでも、チコリの心情に寄り添うふりをし、心配だから家まで送っていくと声をかけるのです。
それを見たコマツ、既にふられてはいる身ですが、下心丸出しのブーちゃん先輩の様子を見てはさすがに黙っていられません。
俺も一緒に送っていく、と二人の間に割り込むのでした。

帰り道でも、ブーちゃん先輩はチコリに話しかけ続けています。
コマツはその後ろを黙ってついていく形になるのですが、コマツの脳内では戦死直前までコマツを慰め、励ましてくれていた城ケ崎先輩たち3班のメンバーが話しかけてきていました。
チコリがブーちゃん先輩に撮られてしまうぞ、土下座で謝るとかプレゼントをするとかしてチコリとよりを戻した方がいいんじゃないか、経験のないままこっちに来ても仲間に入れてやらないぞ。
そんなことを天国で言っていそうだな、などと考えているコマツ。
そんなコマツに、不意にチコリが話しかけてきました。
慌てて、聞いてなかった、何?と聞きなおしますと、
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チコリは何の感情もない表情で、小松君のおうちはここ曲がったほうが近いよね、私の家はこっちだから、と答えます。
コマツはそれを聞くと、何も言えないまま、また明日、と言い残して二人と別れるのでした。

もうチコリは自分のことを何も思っていないのに、話しかけられただけで期待してしまった。
コマツがそんな風に自嘲し、一人家路についていた、その時。
チコリと二人きりになったブーちゃん先輩は、さっそく
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チコリを物陰に連れ込んで押し倒していました!
声出すのやめろって、俺は城ケ崎みたいにかっこよくないけど、でかさには自信があるんだ、味わいたくない?
ムードも何もなく迫るブーちゃん先輩を必死に否定するチコリなのですが、ブーちゃん先輩は不満たらたらです。
このまま帰れっていうのか、だったらなんでコマツを返して二人きりになったんだ、こういう雰囲気にしたのはチコリの方だろう。
そんな一方的な主張を押し付けてきたブーちゃん先輩は、少し強引なのがいいんだろう、とさらに自分勝手な行動をとり始めました。
胸をわしづかみにするブーちゃん先輩!
チコリはたまらずブーちゃん先輩の股間を蹴り上げ、なんとかその場を逃げ出すのですが……助けを求めようと電話した母親にはつながらず。
後この状況で頼れるのは、コマツだけ……?
コマツに電話をしていいのか、するべきなのか。
迷っているうちに、ブーちゃん先輩は背後に忍び寄り……!!

ブーちゃん先輩は再びチコリを物陰へ連れ込みます。
今までは一応、チコリの主張も聞いていないではなかったブーちゃん先輩ですが、先ほどの蹴りで完全にタガが外れてしまったようです。
使いもオンにならなくなったらどうするんだ、チコリはいつもそうやって拒んでいるのか、そのうちもっと男の人口が減ったら、そんな態度じゃ相手にされなくなる。
そう言いながら、背中側からチコリに覆いかぶさり、彼女の胸をまさぐり、キスを迫るのです。
私は別に困ることなんてありませんから、とブーちゃん先輩を受け入れまいとするチコリ。
ですがその時、言葉とは裏腹にチコリの内側に激しい劣情が沸き上がってくるではありませんか。
それはまるで、ムイラプを飲んだ時のような……頭が、快感に支配されていく、あの感覚……!
どんよりと渦巻くその劣情はどんどんと膨らんでいき、やがてチコリは
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自らブーちゃん先輩を求めるように……!?


というわけで、チコリの心と体に大きな変化が訪れる今巻。
沸き上がってくる欲望は、もはやチコリ自身にも抑えることはできないようです。
初めては心から愛し合える人がいい。
そんな願いを抱いていたチコリなのですが、そんなかつての願いは露と消えてしまうのでしょうか…?
願いを自ら打ち壊すその劣情は、さらに膨らんでいって……!!
そして、コマツにもまた新たなトラブルが舞い込んでくるようです。
享楽的な性格の持ち主である、パクチ。
チコリの友人でもある彼女が、何やらコマツに近づいて……
さらに、一層異様になって行く「敵」にも新たな動きが。
どんどんと不穏な空気が、そして欲望の渦が勢いを増していく本作、今後の展開からも目が離せません!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!