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今回紹介いたしますのはこちら。

「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」第4巻 
原作・猪原賽先生 漫画・陸井栄史先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。


さて、いよいよ本格的に異世界を堪能し始めた烈。
旅先でひょんなことから知り合った者たちに導かれるようにして、烈は異世界で「オーガ」と遭遇することになってしまいました。
バキ界では最大のビッグネームである「オーガ」。
果たして烈はオーガとどのような戦いを繰り広げるのでしょうか!?



多くの人間をその手にかけ、貪り喰らうだけでは飽き足らず、躯を弄ぶように打ち捨てたオーガ。
人間の体を簡単に破壊するその腕力は、単純な力だけ見れば烈のよく知るオーガ、範馬勇次郎にも引けを取らないでしょう。
ですが戦闘技術などにおいては雲泥の差。
烈は襲い来るオーガを圧倒して見せたのです。
……が、フィジカルの差というのは、時としてその戦闘技術をの差を一気に埋めてしまうこともあります。
オーガは烈を強敵と見るや四つん這いになり、その態勢のまま襲い掛からんと力をため始めました。
この構えは以前、見たことがあります。
よみがえった太古の戦士、ピクル。
彼が強敵に向かって繰り出す、問答無用の超高速突進の構えです!!
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バキはそんなぴくるを迎え撃つために、自らも太古の戦士であるトリケラトプスを模した象形拳、トリケラトプス拳を炸裂させました。
ですが今烈の目の前にいるオーガは、まさしくそのトリケラトプスそのものと言っていい圧倒的な重量、スピード、パワーを備えた怪物です。
実際、この世界の住民であるゴブリンから見てもオーガのタックルは恐怖の対象そのもの。
なにせゴブリンの集落が一つ丸ごと、オーガのタックルで吹き飛ばされてしまったというのですから!
烈もそのオーガのタックルのすさまじさは予想がついているようです。
観戦していたラウリーに、住民たちの非難が完了していることを確認すると……今度は、この場にいるラウリーに覚悟を固めるよう確認しました。
トリケラトプスのごとき重量とツノを持つ怪物が、ピクルさながらのタックルを放ってくる。
その衝撃は烈をもってしても予想しきることはできないながら……これだけは確信していました。
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次の一撃で、このエリアは瓦礫と化す!
普通に考えれば、逃げるなり避けるなりして、そこから戦いの展開を作っていくのが定石なのでしょう。
ですが烈はその定石を選びませんでした。
中国拳法(わたし)は、逃げぬ、躱さぬ、退かぬ!
かつてピクルの放ったタックルを、正面からの中段突きで迎え撃った烈。
その時は完全なる力負けを喫し、敗北への道を進むこととなりました。
だからこそ、今度こそ、この技を打ち破らなければならない。
逃げてしまえば、中国拳法の敗北ともとられてしまいかねない……!!
そんな燃え滾るような思いがあったのでしょうか。
烈はまっすぐオーガをにらみつけました。
……その直後。
雷かと見紛うほどの速度で、オーガが突進してきたのです!!
そして烈は、
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その凄まじい速さの突進を……!!



というわけで、異世界のオーガと対峙し、さらにピクルとの戦いのリベンジめいた構図にもなった戦いを収録した今巻。
いかに烈が鍛え上げられた肉体を持っているとはいえ、相手は人外の存在です。
肉体の強さでは到底及ぶはずもない相手に、烈の中国拳法は通じるのでしょうか!?
パワフルなどという言葉では収まりきらない圧倒的パワーを前に、烈が繰り出したのは……!

そんなオーガとの戦いの後も、烈の旅は続きます。
旅の最中に遭遇する次なる敵は、巨大な怪鳥!!
まさかの空中戦となるこちらのバトルも見逃せません!!
さらにその後も、より異世界らしさのました相手との戦いが続いていきます。
が、その相手との戦いは何やら予想外の方向へと進んでいき……!?
新展開を迎える烈の異世界転生、今後の展開も見逃せませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!