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今回紹介いたしますのはこちら。

「ヤンキーJKクズハナちゃん」第6巻 宗我部としのり先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。


さて、科対抗の勝負となる体育祭が幕を開けた本作。
チア部の鴨川さんを加え、ますます華やかになっていく穂高の周囲ですが、この体育祭に関してはいつもと違う火花が散っているようで……?



体育祭は進んでいき、勝負はクライマックスに差し掛かりつつありました。
服飾科はやはりと言うべきでしょうか、現状最下位。
得点配分の多いこれからの種目での勝利が、服飾科優勝への可能性を手繰り寄せる唯一の道です。
そんな中行われる、二人三脚リレー。
ここは確実に勝利を治めたいところなのですが……

二人三脚リレー、二組目の走者が間もなく最後の走者にバトンを渡そうと言う状況で、現在トップを走っているのが食品科。
その後を服飾科が追いかけ、3番手は少し遅れて商業科となっています。
そのまま差が縮まることはなく、食品科がまず最終走者にタスキを渡しました!
少し遅れて、鷹江と牛込のペアから、穂高と鴨川ペアにタスキが渡されるのですが……
タスキを待っている間、商業科のペア、華子と清羅こんなことを話していました。
で、どうする?
早乙女君に勝たせてあげるかって話だよ、早乙女君に女子アピールするなら、それもアリなんじゃない?
あんまりやり過ぎるとバレバレになっちゃうし、いい勝負演出してあげるよ?
清羅は、華子にそんなことを持ち掛けていたのです!
そうこうしている間にも、穂高と鴨川ペアは順調に走っています。
二人三脚は掛け声で足の運びを合わせるのも大事だけど、組んでいる肩で体をしっかり固定して、進む方向を安定させること!
穂高はそれを心の中で確認しながら、トラックを駆けて行きます。
ですが、お互い恥ずかしがっている場合ではない、とわかってはいるものの、そう簡単に割り切れるわけもないのです!
恥ずかしがっている場合じゃないと言われれば余計意識してしまいますし、なによりも鴨川の体……
肩も背中も、触れている所全てがもちもちで柔らかく、どうにも意識せずにはいられないのです!!
こんなに長時間女子の体触れたことないし、緊張が……いや、そう言えば華子ちゃんと臨海学校で……って、そんな比べたりしてる場合じゃねーから!
と、湧き上がってくる邪な煩悩を振り払おうと悶々しながら、それでも走り続ける穂高!
ですがそうやってあれこれ考えていると、密着しているのがますます気まずくなってしまい、肩を組む手の力が緩んでしまうのですが……
そこでなんと、鴨川の方が肩を組む手の力を強めたのです!
恥ずかしがり屋の鴨川がこうするのはかなりの決心がいるはず。
しかし鴨川は、それでも頑張ります!
男の子とこんなにぴったりくっつくなんて、恥ずかしくて倒れそう。
でも、早乙女君となら私、頑張れる……!
強い意思のこもった鴨川と、一瞬目のあった穂高。
その瞳の力を見た穂高、鴨川の本気を感じ取り、再び手の力を蘇らせるのす!
鴨川さんは本気だぞ!
俺だって本気の本気でやらなきゃ!!

ぴったりイキのあった二人は、食品科との差を置きく縮めて行きます。
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鴨川と穂高がぴったりくっついて呼吸を合わせて走っている様子に、盛り上がる観客……と、苛立ってしまう鷹江や華子……!
そうしているとようやく華子たちのタスキが渡されるのですが、焦りのあまり華子はタスキを受け取って早々、
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転倒してしまうのです!!
もうグダグダだ、でもちょうどいいからこのまま勝ちを譲ろうか、と清羅は華子を助け起こしながら尋ねます。
ですが華子は、
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するワケねーだろ、ナメんな、と清羅にはっきり答えるのです!
どいつもこいつもマジで価値に一点だぞ、男の気ィ引くためとか、そんな下らねぇ理由で手ェ抜いたりするわけねーだろ。
行くぞセーラ、全員ぶち抜く。
やれるよな?
そんな華子の言葉を聞き、清羅は……
一気に加速!!
やっぱり華子は華子だ、恋愛より勝負を取るなんて、とにこにこ笑いながら、瞬く間に前を行く2チームをぐんぐんと追い上げて行きます!!
最終コーナーを曲がり、残り25メートルになるころには、もう華子と清羅は2チームを射程圏内に捕えてしまいました!
このままでは追い抜かれてしまう……そう感じた穂高は、鴨川とアイコンタクト!
転んでしまうリスクを負いながら、ペースアップを図ったのです!
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ぐんぐん追い上げる商業科、逃げる服飾科、追いすがる食品科!
果たして勝利をつかむのは……!?




というわけで、体育祭編がクライマックスを迎える今巻。
恋愛とスポーツ、二つの面で勝負になってしまったこのシリーズですが……もちろん誰かに譲ろうと手を抜くような面々ではありません!!
一番悩んでいた感のある華子も吹っ切れたようで、この二人三脚をきっかけにフル稼働を開始!!
このレースが終われば、残すは体育祭最大の競技、棒倒しを残すのみ……!
どのチームにも優勝の可能性がある大逆転チャンスの棒倒し、どのチームも全力で挑むはず!
そして各科の穂高を狙う女子たちも本気でぶつかってくるはずで……!!
大混戦、大熱戦間違いなしの最終競技、どんな展開が待っているのか?
そして体育祭の勝者は……?
競技の結果も、穂高を巡るあれこれも気になる体育祭編、その結末は!?

そんな熱戦となる体育祭編ですが、このシリーズ最大の目玉(?)となる新キャラクターの鴨川、どうやら今後の穂高を巡る恋愛模様に本格参戦してくる様子!
いろいろな部分で、良くも悪くもアクティブなヒロインが多かった本作、鴨川のような内気系のキャラは初めて。
人目につくのが苦手という彼女なのですが、だからと言って恋愛にも完全にごてごて、というわけでもないようで……!?
鴨川参戦でますます混迷の本作、これからの展開も見逃せませんね!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!