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今回紹介いたしますのはこちら。

「ヤンキーJKクズハナちゃん」第5巻 宗我部としのり先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。




さて、華子の過去を知る清羅が登場し、ますますにぎやかになってきた本作。
前巻では文化祭のファッションショーに、穂高はたった一人で6人分の服を作ると決断した穂高ですが、やはり一人で6人分の服を作るのは穂高でも相当難しい事のようで……?



いろいろあったものの、なんとか落着したファッションショー。
文化祭が終わると、次に待っているのは体育祭です!
この学校の体育祭はクラスで別けるわけではなく、1~2年生が合同で、「服飾科」「食品科」「商業科」の三チームに分かれて行われるとのこと。(3年生は有志参加)
参加種目は自由に選べるので気楽に構えてね、と先生は言うのですが……
牛込や鷹江は運動があまり得意ではなく、テンションは上がらないまま。
ですが牛込、各クラスから2~4名のチアチームを作る、という点に興味がわいた様子です。
何でもチア部員と、クラスの希望者でチアチームを作って、クラスを応援して盛り上げるのだそうです。
チア部の生徒がいないクラスは、別のクラスから助っ人に来てくれるそうなのですが……このクラスにチア部員がいたかどうか、鷹江も牛込もよくわかっていません。
そうしておりますと、先生が一人の女子を教壇に呼びました。
彼女は鴨川舞衣、このクラスのチアリーディング部員……
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なのですが、応援するチア部とは思えないほど、自己紹介の声が小さくて!?

鴨川さんはその声のボリューム通り目立たない、クラスメイトの一部の間では「うちのクラス一番の陰キャ」と囁かれている人物です。
この学校のチア部はなかなか本格的な部らしく、彼女が付いていけているのか?と言う囁き声まで聞こえてきます。
そんなクラスメイト達、鴨川が相手ならサボれそう、と悪だくみ。
さらにここぞとばかりに、体育祭とかこういう時こそ男子が頑張るべき!と言いだし、穂高に出られる種目すべてにエントリーするように命じてきたではありませんか!!
穂高も最近華子のトレーニングに付き合っているとは言え、決して運動が得意な方ではありません。
ですが女子たちは、
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か弱い女子たちがお願いしてんだぞコラ、がたがた言わずに出とけや!とか弱いとは正反対のプレッシャーをかけてきまして、有無を言わせないつもりです!
たまらず穂高は鴨川に、一人でそんなにたくさん出るのはダメだよね、と助け船を求めるのですが……
鴨川、特に制限はないようなので大丈夫だけど、なるべくなら偏りのない人選を……と、女子たちの作った流れに流されてしまっておりました。
それならクラス委員の鷹江に助けてもらおうとするものの、ここで穂高を助けては女子たちと自分の関係こじれてしまったり、自分が穂高に抱いている感情やらがばれてしまったりという問題が出てくるのを恐れたのでしょう、完全無視を決め込むのです……!
そんなこんなで全部とまではいかないまでも、数多くの協議に出ることに決まってしまった穂高。
あまりにも大変そうな体育祭の予定と、体育祭の舵を取るべきリーダー、鴨川への不安を抱かずにはいられないのでした!

放課後になると、鷹江と牛込がフォローに来てくれました。
お祭りなんだから気楽にいこう、と言う鷹江、牛込とともに穂高にたくさん競技に出させて申し訳ないし、とチアメンバーに立候補したんだそうです。
一度チア服着てみたかった、とその場でチアの真似事をして見せる牛込、その際にちらりと下着が見えてしまい、穂高は思わずドキドキしてしまうのです。
するとそこに、鴨川が現れました。
穂高に協議をたくさんお願いして申し訳ない、と謝り、みんながあまりやりたがらないチアに立候補してくれてありがとう、と鷹江と牛込に丁寧にお礼をいうのです。
穂高も大変ではありますが、チア部はチア部というだけで体育祭の実行委員を行い、さらにクラスごとのチアの指導もしなければならないわけで、鴨川も大変です。
鴨川は人前に立って何かをするのが苦手なのだそうで、困ってしまっているとのこと。
チア部なのに人前に立つのが苦手なのか、と心の中で突っ込む穂高達なのですが、まあそこはそれです。
牛込は、協力できることがあったら何でも言ってほしい、穂高は困っている女子を見たら放っておけない人だから、と穂高を強引に巻き込んで鴨川のサポートをすることを約束するのでした!

そんな流れで、放課後のチアチーム参加者の説明会に出ることになってしまった穂高達。
なんとその説明会には、鶴橋や井達、根古宮といったいつものメンツがいるではありませんか!
しかも井達、勝負ならほかの科になめられるわけにはいかない、競技にもめっちゃエントリーしたからまとめてボコボコにしてやんぜ!と闘志満々なのです!
鶴橋のほうも、食品科の看板を背負っているからには今回は負けられない、とやる気を出してきますし……
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半ばあっけにとられた状態で女子たちの火花が散るシーンを見ていた穂高ですが、そこであることに気が付きます。
今回のイベントは、科ごとの対抗戦。
ということは、いつも助けてくれていた華子が敵になるということに!!
鷹江や牛込は運動が苦手だと自称していますし、他のメンバーもあまり運動が得意だというものは思い浮かばず……
苦戦は必至かと思っていたそこに、さらに穂高の頭を悩ます発言が襲い掛かってくるのです!
食品科のチア部、白鳥がやってきまして、文化祭の時の穂高の活躍に感嘆し、リスペクトだよほめてくれた……ところまではよかったのです。
ですが、ここに穂高がいるということで勘違いしたのか、
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今度はチアにもチャレンジするなんてすごい!と言い出し、競技もチアも全力で盛り上げていこう!と輝く瞳で穂高に語り掛けてきたのです!!
鴨川はそんな時でもおどおどして否定してくれませんし……
穂高、まさかこのままチアにも挑戦する羽目になってしまうのでしょうか!?




というわけで、体育再編が幕を開ける今巻。
今までのイベントとは違い、穂高を取り巻く女子たちが三つに分かれて戦うことになってしまうわけです!
華子はこういったイベントにはあまり乗り気にはならないタイプではありますが……なにせ今回は穂高にいいところを見せようという女子たちが多数いるわけで。
それらを見て、華子が冷静なままでいられるでしょうか!?
女子たちに穂高が(いろいろな意味で)ちやほやされているのを見ると、華子もおそらくは黙っていられないはず!!
ただでさえ波瀾の予感が漂うこの体育祭、一体どうなってしまうのでしょうか!?

そして前半に収録されている文化祭編のクライマックスも見逃せません!
穂高は全員分の衣装を完璧に作り上げることができたのか?
ファッションショーと言う人目を引く舞台に出たがるとは思えない華子は!?
大舞台に大勝負を挑んだ穂高、男子と言うだけでも多くの注目を集めている彼に、さらなる注目の視線が集まるのは間違いないわけで……
こちらも必見です!!

さらにさらに今巻の巻末には、本作の原型となる読み切り版「ヤンキーJKクズハナちゃん」も収録!
現在とはちょっぴり印象の違うキャラたちに注目ですよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!