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今回紹介いたしますのはこちら。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」第2巻 鈴木祐斗先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、殺し屋を引退して個人商店を営む坂本。
ですが最強の殺し屋の名をほしいままにした坂本が足を洗うことを、業界は良しとしないのです。
坂本を慕う元仕事仲間のシンや、元マフィアの拳法使いのルーとともに、坂本は努めて日常をいつも通りに過ごしながらも、刺客たちを退治していくのでした!



家族で楽しく遊園地で遊ぶ、はずだったその日。
運悪く坂本を狙う刺客が3人、よりによって遊園地で襲い掛かってきたのです!!

坂本は家族と遊びたいはず。
そこでまず動いたのはシンでした。
シンが戦うことになったのは、タツという男でした。
ジェットコースターに乗っている最中に襲い掛かってくるなど、その身軽さはそれだけで要注意に値するでしょうが、辰が厄介なのはそれだけではありません。
シンがかつて殺し屋としての仕事をこなす中で、最大の強みであった能力……心を読む力。
その力が、タツには通用しないのです!
能力自体が効かないというわけではありません。
タツはいわゆる頭より体が先に動くタイプというやつの様で、思考を読んで先回りして戦う得意の戦法を取ることができないのでした!

戦いづらい相手をまえに、チャンスをうかがっていたシンですが、そうしている間にもジェットコースターがレールの上を走ってきます!!
とっさにジャンプで回避するシンなのですが、さすがというべきでしょう、タツはシンが空中にいる間にナイフを投げつけてきました!!
宙に浮いている間は回避しようにも限界があります。
顔を狙ったナイフは何とかよけることができましたが、もう一本の足元に飛んできたナイフはふくらはぎあたりをかすってしまいました。
瞬間、シンの体に異変が起きてしまいます。
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目がぼやけて、まともに物を見ることができない……!!
あのナイフには、毒が塗ってあったのです!
タツは身のこなしや投げナイフの腕以上の武器を持っている……「毒使い」だったのでした!!

得意の毒が決まり、タツはもう勝ったつもりになっているようです。
効くでしょ、俺特製ブレンドだからね。
君多分今から死ぬけど、どんな気持ち?
そう尋ねてくるタツに、黙ってろ、何決めつけてんだよ、とシンはほとんど見えない愛でにらみつけながら返しました。
するとタツ、こんなことを言い出すのです。
さっき坂本を見た時も思ったんだけど、あれはもう負け犬の目だよ、彼は死ぬことを恐れている。
死ぬ覚悟がない奴は目を見ればわかる、人間ってのは生に執着するほど弱くなるんだ。
死にたくないという気持ちが、一瞬の判断を遅らせるからね。
君もそう、だからさっきナイフに怯えて避けきれなかった。
顔色一つ変えず、つぶやくようにそう言い切ったタツ。
窮地に立たされたシンはと言うと……それでも立ち上がり、真っ向から反論するのです。
坂本さんが死を恐れている?
当たり前だ!
坂本さんは家族を一生守り続けるっていう、超難関ミッションの真っ最中だからな!
それとな、
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守るもんがある方が……人間必死に戦うんだよ!
……シンの目がほとんど見えていないことはタツも判っています。
ですが、シンはその見えない目で勝利のビジョンを探していたのです!
直後、再びシンの背後からジェットコースターが迫ってきました!
いち早くジャンプしてコースターの接近に備えるタツですが、シンは経つよりもだいぶ低くジャンプし、コースターに乗り込んだではありませんか!!
そのまま空中にいるタツに組み付いたシン、
勢いに任せてタツを組み伏せたはいいものの、まだ勝利の決め手になるものは見つかりません。
タツの攻撃を防ぎ、致命傷を避けながら必死にその糸口を探すシン……
周囲の人々の心を必死に読んでいると、そこで何かに気が付いたようです!!
意を決し、タツにタックル!!
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シンはタツごとコースターの外に飛び出し、ヒーローショーの真っ最中のステージに落下しました!!
予想外の行動に流石のタツも驚いたようですが……そこへどさくさに紛れて
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兎の着ぐるみを着込んだシンが現れるではありませんか!!
ここならよく見えるぜ。
ラウンド2だ。ボコボコにしてやるよ。
着ぐるみを着たのは、顔バレを避けるため、でしょう。
ヒーローショーの会場にやってきたシンは、それだけではない自身のようなものがみなぎっています!
少し時間がたったとはいえ、目が見えるようになったりはしていないはず。
一体シンはここでどんな手を打ったのでしょうか!?




というわけで、遊園地編が盛り上がりを見せる今巻。
この後シンVSタツが決着し、さらにルーや坂本の戦いも繰り広げられていきます。
今まで登場した敵は坂本にとってなんて事のない相手ばかりでしたが、今回早あり一味違う様子。
最強の殺し屋だったとはいえ、5年間平和を享受し、すっかり貫禄のついてしまった坂本にとって、楽勝とはとても言えない相手のようです!
そんな敵を相手に、坂本は家族を無事に守り抜くことができるのでしょうか!?
遊園地編、決着は間近です!!

そしてこの遊園地編を呼び水として、さらに大きなうねりに巻き込まれてしまうことになる坂本。
そもそも今になってなぜ坂本がこれほど狙われるようになったのかが明らかになるわけですが、その狙われる原因の原因がおぼろげに見えてきまして、それがまた厄介なにおいを発しているのです!
今までよりもいっそう危険な刺客が来るであろう予感のする本作、これからの戦いにも注目です!!

そんなお話のほうも要注目な本作ですが、鈴木先生の持ち味であるカッコイイ構図もどんどんと披露されております!!
派手なアクションシーンを彩る見せる絵作りは、それだけでも見る価値十分!!
こちらも必見と言わざるを得ませんよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!