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今回紹介いたしますのはこちら。

「呪術廻戦」第16巻 芥見下々先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、心強くも暑苦しい東堂の助けもあり、とうとう真人に勝利した……はずだった悠仁。
ですが真人にとどめを刺そうと言うその場に現れたのは、夏油でした。
夏油は無様に逃げ回っていた真人を、黒い球の中に封じ込めて……?



かつての夏油が使っていた呪霊操術。
呪霊操術は数多くの呪霊を扱うことができるのが強みなのですが……呪霊操術極ノ番「うずまき」は、その取り込んだ呪霊をひとつにまとめて相手にぶつける術式だと言います。
ひとつにまとめてぶつけると言う特性上、手数が多いという呪霊操術最大の強みをなくしてしまうため、この夏油は「うずまき」を大した使い道のない術式だと思っていたようです。
が、そうではりませんでした。
準一級以上の呪霊を渦巻きで封じると……その呪霊の持っていた術式を抽出できる。
それがうずまきの真価だったのです。
夏油は、真人を封じたうずまきを飲みこみました。
夏油の言うことが本当だとすると、これで夏油は真人の無為転変の力を得た、ということになるわけです。
……その直後でした。
上空を見上げた夏油。
その視線の先に……京都校の西宮が飛んでいたのです!
そしてその西宮が合図を送ると、その合図の場所……夏油の立っている位置に、京都校の加茂が矢を放ちました!!
西宮の存在に気付いていた夏油は、放たれた矢にも気が付き、難なくそれをかわすのですが、そのかわした先に待っていたのは真依による射撃!!
虚をつかれた形にはなったものの、その射撃もとっさに出した呪霊で受け止めて見せた夏油。
自分も術師相手なら銃のような兵器を積極的に取り入れるべきだ、と笑う余裕まで見せるのです。
が、その背後には
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三輪が構えていました。
メカ丸の思いを受け止めた三輪は、彼の仇を討つためにも、今までの全てを込めた一撃を振るいます。
今までの全てとこれからの未来をのせる!!
もう二度解けた名を振るえなくなっても!!
そんな三輪渾身の思いのこもった一閃は……あっけなく夏油によって防がれ、その刀を折られてしまいました。
そして夏油は、
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うずまきを発動。
もともとの使い方であった、たいした呪力を持たないはずの呪霊を、高威力の爆弾のように放つ「うずまき」を、三輪に向けて放ったのでした!!

うずまきは、着弾した場所に巨大な巨大な穴をあけるすさまじい威力を持っています。
直撃すれば跡形もなくなってしまっていたであろううずまきですが、そこでギリギリ日下部や歌姫が駆けつけてくれ、なんとか三輪は助かったようです。
そこでパンダや加茂がようやく悠仁のもとに到着。
加茂は夏油が五条の封じられた獄門彊を持っていることはわかっているようですが、あの夏油が何者か迄はわかっていないようです。
勿論パンダもアレが夏油の「身体」であることは知っていたも、中身が何者かはわかりません。
しかし、この場に居合わせていた、予想外の人物が……夏油の「中身」が何者なのか、真っ先に気が付くことになるのです!!
それは……脹相でした。
脹相には3人の親がいます。
母。
母を孕ませた呪霊。
そしてその間に血を混ぜた……
母を弄んだ、憎むべき……「父」と呼ぶしかない存在。
脹相は夏油をにらみつけ、歯ぎしりした後怒鳴ります。
そう言う事か!!
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加茂憲倫!!
……その名前、一定以上の年齢の呪術師ならば誰もが知っているビッグネーム。
と言ってもその名の大きさは悪名で大きくなったものです。
加茂家の汚点、史上最悪の術師、そんな呼び声も高い憲倫、生きていたとすれば150歳を超えているはずだと言います。
夏油は自分の正体が看破されたことも全く気にせず、加茂憲倫も数ある名の一つにすぎない、好きに呼ぶと言い、と涼しい顔をしています。
脹相は怒り心頭。
最も憎むべき存在が、自分に兄弟(?)である悠仁を殺させようとしたのですから、もうとまりません!!
よくも俺に弟を殺させようとしたな!!と鬼の形相で夏油へと向かっていくのですが……
そこに、宿儺と旧知の中であるらしい術師、裏梅もやってきてしまいます。
ひっこめ参した、これ以上私を待たせるな。
そう言って立ちはだかる裏梅に、脹相はまた叫ぶのです。
どけ!!!
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俺はお兄ちゃんだぞ!!!




というわけで、ついに明かされた夏油の中身の正体!
本作の中の大きな謎の一つであったそれが明らかになったことを一つのきっかけとして、物語は大きく動き出すことになります!!
長かった渋谷事変も今巻で決着。
この後も驚きの展開が連続し、今までちらりとしか出ていなかったあのキャラも本格登場するなど、どんどんと予想外の出来事が巻き起こっていき……
その決着がどんな形になるのか、皆様の目でご確認ください!!

そして渋谷事変が終わると、物語はさらに急展開!!
今までとは物語の毛色が変わり、主役以外のメインになる登場人物すらも変わっていきそうな展開を迎えるのです!!
今までよりもさらに絶望が深まる新展開ですが、その一方で登場が待望が待望されていたあの人物もいよいよ本編に参戦!!
ところがそれすらも予想とは違った形になっていて……!?
ここからの展開、ますます目が離せなくなりそうです!!


ちなみにこの次の次の巻である第18巻と、第19巻はグッズ付きの限定版も発売される予定。
発売日も一応決まったようで、17巻は10月、18巻は12月、19巻は22年の4月となるようです。
最近連載もちょこちょこ休むようになってきた芥見先生、刊行ペースが緩やかになると言うことは休載も増やす予定ということでしょうか……?
読者としては発表ペースが遅くなるのは少し寂しいですが、体を壊す漫画家先生たちも少なくありませんから……無理せずに体と相談しながら頑張っていただきたいところですね!




今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!