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今回紹介いたしますのはこちら。

「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」第8巻 柴田ヨクサル先生 

小学館クリエイティブさんのヒーローズコミックスより刊行です。


さて、ショッカー戦闘員にしてショッカーを裏切った男、中尾を加え、3人で山にこもった東島達。
山籠もりによってパワーアップを図る三人ですが、中尾の恋などいろいろよくわからない出来事もおきまして……



東島達は「ショッカー志望者」に集まれと呼びかけたサイトを発見し、その集会場にやってきました。
そこではショッカーが新人を勧誘するためにとんでもないことをし始めたのですが……
そこには予想通り、怪人もしっかりと待ち構えていたのです!!

東島、一葉、中尾の三人に、三葉とユカリスを加えた5人で怪人と対峙。
5人がショッカーに入りに来たわけではないことがわかると、怪人ははっきりと一同に「殺してやる」と宣伝します。
東島達「ライダー」からすれば、ここで怪人から尻尾を巻いて逃げる、という手はあり得ません。
まずいの一番に中尾が手を上げ、一番手に名乗りを上げました!
行け、修行の成果を爆発させろ、という東島と一葉の言葉に送り出され、イーくぜ!!とショッカーの戦闘員に変身する中尾!
怪人は中尾が戦闘員で、ショッカーの会員である自分に向かってくる……裏切り者だと知ると、裏切り者はそりゃ一番に殺さなきゃな、と笑うのです。
一般人からすればとんでもない力を備えている戦闘員ですが、怪人から見れば戦闘員の力など大したものではありません。
そんな余裕のせいでしょう。
中尾の放った
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44歳の拳(フォーティフォーマグナム)をまともに顔面に浴びてしまうのです!!
修行によってパワーアップした中尾、その速度も威力も並みの戦闘員とは一線を画しています!
その威力に思わずよろける怪人を追いかけ、膝蹴りで追撃!
さらに頭をつかんで頭突きをお見舞いしました!!
戦闘員とは思えない力を持つ中尾に、さすがに面食らったらしい怪人、戦闘員のくせにこいつ……と憎々しげに漏らすのですが、戦闘員に憧れすら抱いていた中尾からすれば「くせに」なんて言葉は聞き逃せません!
戦闘員、なめんな!!
そう言って、怪人に何度も拳を叩き込むのです!
……が、このまま怪人を倒せるほど虫のいい展開にはならないようです。
怪人は中尾の放った拳を片手で受け止め……
今まで人間に擬態していたその体を、本性である蝙蝠怪人のそれへと変えたのです!!
おまえこそ、怪人なめんな。
そういうと怪人は、掴んでいた拳をそのままひねり上げ、中尾の右腕をへし折ります!
そして前蹴りを放つと……その一撃で中尾はノックアウトされてしまうのでした……

あれだけ修業した中尾でも、一発の蹴りで気絶してしまう。
怪人の力の恐ろしさを実感した一同ですが……東島と一葉はひるむどころか、行くぞ!と笑みすら浮かべて前に出るではありませんか!
さっそく東島は仮面ライダーのお面をかぶり、ライダーに変身!
一葉もブイスリャア!と変身のポーズをとり、続けて三葉もライダーマンのヘルメットをかぶって変身しました!
遅ればせながらユカリスも戦闘員に変身し、4人一気に怪人へ向かって駆け出します!!
が、怪人からすれば、お面をかぶったりヘルメットをかぶったり……「ごっこあそび」としか思ないような格好の連中が真面目に向かってくるのですから、到底理解ができないのです。
笑っていいのか?
余裕の言葉とともに、人間がまともに食らえば即死するであろう、鋭い爪を備えた左手を振りかぶる怪人!!
そこに東島と一葉は、
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マッハキックとライダーパンチで思い切り突貫!!
怪人の左手はマッハキックによって阻まれ、がら空きになった腹に東島のパンチがめり込みます!!
その威力は、強靭な肉体を持つ怪人ですら、反吐がこみ上げてきそうになるほどの威力で……!!
さらに一同の攻撃は続きます!!
怪人の反撃は三葉が受け止め、怪人の腹に今度は東島と一葉のダブルのパンチがさく裂!!
そして三葉が二人のパンチの勢いを生かし、怪人の足を刈り取って地面にたたきつけるのでした!!

まさかの「ただの人間」による攻撃でダウンを喫した怪人。
雑魚相手にいら立つな、落ち着け、と言い聞かせようとするものの……完全な格下、虫を潰すように殺せるはずの人間にいいようにやられ、落ち着くことなどできはしません!
大きな羽を広げ、一気に一同を殺そうとする怪人……!
その羽を広げた様を見て、一葉は気が付きます。
この怪人こそ、自分と三葉が探し続けてきた、祖父と祖母の仇であることに!!
瞬間、怪人は羽を振り回し攻撃!!
一気に全員の首を刈り取らんと放ったその攻撃、全員しっかりと回避します!
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……ユカリスはギリギリのところでなんとかかんとかかわし、ギリギリすぎておもらししてしまいましたが……
しっかり回避した三人は、同時に怪人へ攻撃を仕掛けます!
うっとおしいとばかりに無造作に左手をふるう怪人!!
その威力はやはりとんでもなく、とっさに防御を固めた一葉と三葉の体が空中に巻き上げられてしまいます!
東島も同じように吹き飛ばされてしまいますが、すぐさま態勢を整え……
怪人の振るう羽攻撃をかいくぐって顔面に思い切りパンチ!!
よろめく怪人に、一葉と三つ葉の同時ジャンプキックが突き刺さり、さらにダメージを与えるのです!!
……その様子を近くのビルの屋上から眺めていた蜘蛛怪人。
彼も以前東島の攻撃によってダウンを喫したことがあり、彼の強さはわかっています。
ですがそれでも、ただの人間がどうしてあそこまで怪人に向かっていけるのか、不可解でならないようです。
……一葉と三葉の目的は言わずもがな、敵討ちです。
東島はと言うと……
涙をぼろぼろとこぼしながら、こんなことを言いました。
最高過ぎだ。
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これで、死んでもいい!!!!



というわけで、いよいよ怪人VS東島達の真っ向勝負が幕を開ける今巻。
怪人の力はけた違いで、一発で人間の体を吹っ飛ばしてしまうパワーを持っています。
そんな怪人との戦いは、一撃まともに貰えば終わり、こちらのは鍛え上げているといっても人間お力、何度も何度も攻撃を加えなければ決定打を与えることはできないでしょう。
そんな絶対的不利を、3人は迸る想いでもって覆していくわけです!!
蝙蝠怪人VSライダー(仮)三人衆、勝利を収めるのは誰なのか?
犠牲なく戦いを終えることができるのか!?
その戦いの中で、少しばかり明かされる東島の過去とは……!!?
ヨクサル先生ならではのとんでもなく熱い、とんでもないパッションがあふれ出るバトル、是非ともその目でご確認ください!!

ちなみに前半のショッカー募集のエピソードも、バトルとは違う方向へヨクサル先生節が向けられた内容になっています!
とんでもないテンションのバトルと、独特の味わいのギャグ。
今巻もヨクサル先生の味がばっちりと発揮されているのです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!