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今回紹介いたしますのはこちら。

「明日ちゃんのセーラー服」第8巻 博先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックスより刊行です。


さて、天真爛漫で何事にも一生懸命な明日小路の日常を描いていく本作。
今回はどんな光り輝く日常を切り取るのでしょうか?




小路はスカートを脱ぎ、セーラー服の上にハーフパンツと言うちょっと不思議な格好になりました。
これは、小路が本気でお掃除をする時の戦闘服。
大事なセーラー服のスカートを汚さないためにも、この格好は必須なのです。
授業終了後の掃除を行う小路たちなのですが、今日はどうしてここまで本気で掃除をしなければならないのでしょう。
どうやらいつもよりも大分時間が押してしまっているようなのです。
部活遅れたら先輩に怒られちゃう、とげんなりしながら掃除に向かう兎原さん。
これだから「ダッセン」は、とつぶやく兎原さん。
水上さんは「だっせん」とは何なのかわからないようです。
だっせんってなんなのか?と兎原さんに訊こうとするのですが、そこで小路がおしえてあげます。
それは……

時間は30分ほどさかのぼります。
普通に授業を行っていた、このクラスの担任でもある田村先生。
そのまま普通に授業は進むと思われたのですが、一人の生徒が、9月にあるおつきみ合宿なる行事が、お彼岸と重なっていることに気が付き、どうしてなのかと質問したところから空気が変わってしまうのです。
田村先生は、にっこり笑い、いいところに気が付きましたね、と元気に。
そして、
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黒板をフルに使いながら、お彼岸に行われると言う「六波羅蜜」とおつきみ合宿を絡めた解説をし始めたのです!!
黒板消しを持ったまま、黒板がいっぱいになればまた決して新たな情報を書いては解説。
それを繰り返しているうちに、いつの間にか授業の時間は終わってしまっていました。
よせばいいのにさらに別の質問を投げかけるものもいまして、このままではとんでもない時間になってしまいかねない状況に!
止む無く兎原さんが、廊下を歩いていく他の生徒を指し、さっきから掃除終わりの一年生がぞろぞろ見えるんですけど、と指摘してようやく田村先生も自分が時間を忘れてしまっていたことに気が付きまして……
生徒たちの間で、脱線+先生で「ダッセン」とあだ名をつけられてしまっている田村先生。
授業がちょっとおろそかになってしまうこともままある、ちょっと困った先生ではあるのですが……
ひとつ質問をしたら10倍の答えと初めて聞く話をしてくれる、小路の大好きな先生でもあるのです!!

そんなこんなで大分遅れて始まった掃除。
田村先生は小路の所属する演劇部の顧問でもあります。
兎原さん、彼女の部活は遅刻すると居残り筋トレ外周が課されるとのことで、小路に何とか早めに掃除を切り上げさせるよう言ってもらえないかとお願いするのですが、そうもいかない様子。
なにせ田村先生、自分から率先して掃除をしているのですから!!
自分のせいで授業が押してしまったことを少しでもカバーしようと懸命に手伝ってくれる田村先生。
先生が一生懸命やっているということもあり、生徒たちも頑張って掃除に挑んでいきます!
雑巾がけの際に、下着のラインが見えてしまっても、生徒に見られるくらいどうってことない!と開き直って掃除に打ち込んで……
小路は思うのです。
先生は何でも知っていて、一所懸命で。
もし私にお姉ちゃんがいたとしたら、
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絶対先生がいいな。
そんなことを。

みんなで頑張り、掃除はようやく終わりました。
盛り上がる一同ですが……そんな様子を、他のクラスの生徒がたまたま見かけておりました。
3組っていつも楽しそうだよね、いいなぁ田村先生。
そんなことを話していますと……そこに何者かの影が近づいてまいります!
ちょっといいかな一年生。
その影がそう語りかけると、盛り上がる小路たちの教室の中にまで響き渡る叫び声が聞こえてきました!!
新学期早々不審者が!?そう言って生徒を守ろうと前に出る田村先生!
そして小路は自分の地元の経験から、この時期だと猪、熊かもしれません!と更にムラタ先生の前に出て、1人じゃ危険です!と両手をひろげて……!!
……そして、教室の扉は開かれ、それは現れたのです。
なんだか恐ろし気な武器を持った
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……熊でした。
他の生徒たちはきょとんとしていますが、田村先生と小路はピンときたようです。
田村頼女史、後輩明日小路くん、僕はいい加減待ちくたびれた。
もうね、ゆでだこになるところだったよ。
そう言って熊は武器を小路に渡し、頭を取りました。
そんな熊に向かって小路は、本当にごめんなさい、
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千嵐部長、と謝るのでした!!


というわけで、新キャラクターが登場する今巻。
担任の先生とともに、演劇部の部長である千嵐先輩が登場し、早速物語に絡んできてくれます!
田村先生は質問されると無限に解説してしまうマイペースさがありますが、千嵐先輩はまた違ったマイペース差を持っております。
そんな彼女達と一緒に演劇部に入った小路ですが、一体どんな出会いをしたのか?
そしてどうして演劇部に入部を決めたのか?
そんな少し前の出来事も描かれていくのです!
その他にも、今まであまり活躍のなかったメインどころ以外のクラスメイト達の活躍(?)も収録!
特に以前小路との過去の出来事が描かれた峠口さんの活躍は必見!!
博先生の情熱のこもった作画で描かれる峠口さんの「技」が堪能できますよ!!
そして大事なところで挟まれるカラーページが今回も収録!
こちらも見逃す手はございません!!

そんな本作、とうとうアニメ化も決定しました。
絵で魅せるタイプの作品である本作、アニメ化は難しい気もしますが……そんな不安を覆すで気になることを期待しましょう!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!