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今回紹介いたしますのはこちら。

「ガイシューイッショク!」第4巻 色白好先生 

小学館さんのビッグコミックスより刊行です。


さて、週に一回の「勝負」を行いながら、同居生活をする小森とみちる。
二人の様々な思いが交錯……と言うよりも、ぶつかり合っていくこの生活、果たしてどうなっていくのでしょうか……?



依然続いている二人の勝負。
ですが、小森の態度は少し変わっています。
先に感じたほうが負け、と言うこの勝負ですが……
いろいろとあった戦いを反省し、誠意を示して正々堂々と戦うことを表すため、
勝負開始前からビンビンの状態で勝負に挑んでいるのです!!
当然勝負開始と同時に小森の敗北となるわけですが……
最初の一回だけならばまだしも、同じ展開を3回繰り返される頃になりますと、ミチルは怒りをあらわにするようになりました。
小森の思いは全く伝わっておらず、みちるはバカにされているのだと思ったようで……
小森は大事なところをみちるにひっぱたかれ、ようやくこのアピールが全く効果がないことを思い知るのでした。

怒りに燃えて歯を食いしばるみちるの顔を見て、小学生のころ通学路にいた猛犬に似ているな、などと思う小森。
ですがその猛犬も、飼い犬にだけは穏やかな顔を向け、喜びに尻尾を振っていました。
その光景は、なぜか羨ましく感じてしまい……
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そして飼い主と猛犬の関係が、みちると編集の石井の関係にダブっても見えてくるのです。

そんな時、小森のもとに一通のメールが届きました。
それは、母親からのもので、今度の水曜日に父親と一緒に小森の部屋に期待と言う内容でした。
……断るのもおかし話ですが、いまみちると一緒に暮らしていることは打ち明けていないわけで、二つ返事でどうぞとは言えません。
それに以前、みちるから勝負に勝ったら両親に合わせろと言う要求もうけていたのです。
そこで家に帰った後、みちるに聞いてみますと……
やっぱいいや、とのこと。
もともと小森が苦しめばそれでいいと言う考えで出した要求だし、よくよく考えると面倒臭い。
それに、その日は石井さんのとの打ち合わせがかぶってるから、というみちる。
石井と会うと言うことが少し気にかかる小森ですが、打ち合わせだと言われてはどうにもできません。
14時ごろには戻るから、それまでに終わっておいてくれ、と言われ、小森はうなずくのでした。

その日はやってきました。
14時までしかこの部屋にはいられない、と言い含めてありますが、不安はぬぐいきれません。
父親はなんだかいろいろ遠慮なく詮索してくるタイプの人らしく、この部屋は何畳くらいで、家賃はいくらくらいだ、などといろいろ尋ねてきます。
そんな中で、壁に空いた穴にも気が付いた父親。
それは前に酔ってぶつけて……と答えた小森なのですが、そこで小森は自分が前の彼女と別れたことを言っていないことに気付きました!
それがバレればまた面倒臭いことになってしまいそう……
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そこ、ひとみの部屋だから絶対開けないで、と精一杯の作り笑顔をして言い含めるのですが……

その後延々と父親が無駄話をしており、時間は13時30分に。
母親はやることが無さすぎて掃除を始め、その流れでみちるの部屋のドアを開けてしまいました!!
慌ててそこを開けないでと母親を止めるのですが、一瞬その間に見えたみちるの部屋、今まではものすごくぐちゃぐちゃだったはずなのに、なんだかすっかり片付いていたような……?
そこで大きな声をあげてしまったのが功を奏したのか、ようやく父親も帰ろうかと言いだしてくれたのです。
が、そこで今度は膝がつった、とお父さんが立ち上がれなくなってしまうのです。
その後少し休んで、13時50分過ぎに帰ってくれることになりました。
何とか間に合い、そしてあれこればれなくてよかった、と胸をなでおろすのですが……
父親が玄関を開けようと手を伸ばした瞬間、外から鍵が開けられるではありませんか!!
何も知らない父親、おかえりひとみちゃん、と前の彼女が返ってきたと思ってドアを開けるのですが、そこにいたのは
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当然みちる。
事態が呑み込めない父親と母親はきょとんとするのですが……
みちるの方は意外にも冷静で、小森さんのお父さんとお母さんですよね、いつもお世話になっています、境みちるです、はじめまして、としっかりと挨拶をしてきました。
瞳ちゃんだと思い込んでたから驚いた、と言う両親。
ひとみちゃんという聞きなれない言葉に、こんどはみちるがきょとんとして……
とりあえずこれ以上ややこしくなるよりは、と考えたのでしょうか。
小森はひとみのことを説明しようとすると、そこにこんどはみちると一緒に来ていたらしい石井と、みちるの愛スタントの愛衣が顔をだしました。
みちるたちは自分達は別の場所に行くから、と退散しようとするのですが、その前に小森の言いかけた「ひとみ」のことが気になり、その事を訪ねてきたのです。
元彼女だ、と言えば話は早いのですが……目の前に石井がいると、その一言がどうしても言えません。
後でいいだろそれは、とりあえずもうちょっと外行ってて、と手をしっしと閃かせてしまい……
それを見たみちる、いやしい笑いを浮かべました。
小森のその態度が気に入らなかったのでしょう!!
一転して部屋の中へと力強く足を踏み入れ、石井達も中に入ってくれと促しました!!
今日はアシさんに部屋見せて今後の仕事の段取りを話す予定だったんです、そのために部屋の掃除までしてんの。
なのになんで家賃ちゃんと払ってんのに私が遠慮しなくちゃなんないの?
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ありえないでしょ!!
完全にへそを曲げてしまったみちる。
……いろいろと、面倒なことになりそうです……!!




というわけで、またも新たな火種が投下された今巻。
空気を読めなさすぎる父親と、小森相手だと何かと着火しやすいみちるの対面は危険な香りしかしません!
この後、この場にいた全員で会談が行われるわけですが、やはり事態は厄介な方へと進んでしまうのです!!
空気が読めず、デリカシーや配慮にもかけている父親の発言、そしてそこから徐々に色が変わって来る空気。
そしてついにみちるが……!?
この怪談をきっかけに、またまた小森とみちるの関係は変わって行きそうです!!

さらにこの後、二人の勝負が二度描かれることに。
本作のメインはこの勝負なのかもしれませんが、お話としてのメインである小森とみちるの関係も、傍から見ると変わってはいないのですが、その内面では確実に変わっていくことが見て取れます!
部屋を貸しているものと借りているもの、勝負をするもの。
なんならお互いにお互いのことを嫌っている、ともとれる二人。
ですがなんだかんだ、お互いのことが本当に嫌いなわけではなさそうで?!
この後二人の関係がどうなっていくのか?
エロス満載の勝負のシーンもよろしいのですが、そちらの関係も要注目です!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!