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今回紹介いたしますのはこちら。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」第5巻 原作・中村力斗先生 作画・野澤ゆき子先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックスより刊行です。


さて、順調に(?)運命の100人の彼女と出会って行っている恋太郎。
とうとうその彼女は8人に達しましたが、まだまだ92人もの運命の彼女がこの世界にいるのです……!!



ある日のことです。
先日皆で限界を超えるまで奮闘したフードファイト大会ですが、その影響が如実に出たため、彼女の皆様方は「女子力修行」のため、放課後恋太郎とは別行動を取っていました。
世界一可愛いのにさらなる高みを目指すハングリー精神、そのうちギネスに載るな、じゃなきゃギネスがおかしい、と言いながら、久しぶりの一人の下校をしていた恋太郎。
そんな時、校門の前でひたすら素振りをしながら、女子野球部の助っ人を募集している女子が目につきました。
最近あの人毎日あそこでああしているな、などと思いながら、ふと彼女の顔に視線をやりますと、ちょうど彼女も恋太郎に気が付きまして……
そこで、運命の人に出会った時のアレが発生しました!!
その衝撃に驚いた彼女……しどろもどろになった後、恋太郎にこう声をかけたのです!
どうですか!?女子野球部!!
流石に男児の恋太郎がそのお誘いは受けられません!
彼女も自分の言いだしたことがピント外れ放題だったことにすぐ気が付き、どうしたんだろボク、とほほを赤らめながら照れ笑いするのです。
彼女は1年生の須藤育。
恋太郎の隣のクラスとのことで、どうやら今まで目が合うことがなかったために運命の人であることがわからなかったようです。
それにしても最近何故毎日のように女子野球部の助っ人を募集しているのでしょうか?
詳しく尋ねてみると、なんでも来週末の練習試合で勝てないと。女子野球部は廃部になってしまうんだそうです!!
漫画なんかではよく聞くアレですが、まさか現実で本当にそんなことがあるとは……
しかも驚くのはそこだけでなく、練習試合に出るために足りない人数が
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8人だと言うではありませんか!!
つまり今女子野球部員は、育一人しかいない、と言う事なのです!!

もちろん最初からそうだったわけではありません。
半月前までは部員は9人いたんだそうです。
必ず全国で優勝しようと誓い合った女子野球部9人は、全員心の底から本気だったとのことで。
その本気ゆえ、育以外の8人、全員本場の野球を学びにアメリカへ1年間留学してしまったんだそうです!!
彼女達が戻ってくるまで女子野球部を守る、そう誓った育なのですが……どう考えても1人で野球部を守るのはむずかしいような。
ですが育によれば、世の中死ぬ気で努力すればできないことなんか何もない、できなかったことがあったならそれは努力が足りてなかっただけの話、とのことで。
もはや死に絶えたかと思われた絵に描いた様な根性論……!!
助っ人募集中にしている素振りは野球部に興味を持ってもらうための実演、と言うのはわからないでもないのですが、彼女が数えている数が「10126」などのちょっと聞くことがない回数なのもまた恐ろしいところ。
朝は4時間早く登校し、休み時間もこうして勧誘しているから、と言うのですが……
いくらなんでも心配になってしまう恋太郎、腕はいたくないのかと聞くと、育は痛いと言うことは認めました。
そしてその後、こう続けるのです。
勧誘のためだし、自分の練習にもなるからね。
筋トレとかはきつければきついほど効く感じがして楽しくない?
軋み痛む腕、千切れそうな指、全身に走る激痛……
はあああ、キッツうううー!!!
紀伊ついと言う育の顔は、完全に幸せいっぱいの表情……
とうとう痛みに耐えかねて膝から崩れ落ちてしまうのですが、それでももっとキツくならなきゃ、痛くて辛くて、壊れちゃうような……!とうっとりしながら……もう完全にアッチ系の反応をするのでした!
こんなあれでも運命の人。
恋太郎は自分にも何か手伝えることはないか、と尋ねました。
育は
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素振りするボクのお腹をバットでぼこぼこに殴ってくれないかな?とアレすぎるお願いをしてくるのですが、そんな部活に助っ人したいと言ってくれる人はいないでしょう……
結局恋太郎のアドバイスを取り入れつつ、キツさ……もといアツさを求め、恋太郎のノックを育がひたすら受ける、と言う形に落ち着いたのでした。
とはいえこれで助っ人が来てくれるようだったら苦労はないわけで、結局名乗りを上げてくれる人は現れずじまい。
あげくの果てに育は、ノックをしてくれた恋太郎にマッサージまでしてくれました。
勧誘はともかく、有意義な時間が過ごせたよ、やっぱり人とやる野球って楽しいね!
そう言って笑う育の顔は、きつさで喜んでいたときとはまた違った魅力にあふれていて……

翌日。
また勧誘を手伝うことを約束した恋太郎のことを思い出すと、育の頬はまた紅潮するのです。
まさか自分が恋をする日が来るなんて。
野球に生きてきた育、初めての胸の高鳴りに戸惑いながらも、今まで感じたことの無い嬉しさも感じているようです。
そんな時、たまたま廊下で恋太郎を見つけた育。
早速声を掛けようとするのですが、恋太郎はちょうど凪乃と一緒にいまして……お手手を繋いで歩いておりました!!
読者の皆さんと違い、育は恋太郎に恋人が(8人も!)は知りません。
その姿を見てしまった育、伸ばしかけていた手と、口から出ようとしていた言葉を止めて……

放課後になりました。
育の待っている場所にやって来た恋太郎、それじゃあ今日もやろうかと話しかけようとするのですが、そんな言葉を遮って育が恋太郎に声をかけてくるのです。
話したいことがあるんだ。
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愛城君、ボクと付き合ってください。
……何度目かの運命の人からの告白。
それを受けて恋太郎は……
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まさかの「ごめんなさい」!?
100人の彼女だろうと禪院ひとしく幸せにするはずだった恋太郎、何故突然今回はお断りしてしまったのでしょうか!?
その真相は?
そして、育の反応は……!!



と言うわけで、新ヒロインが登場する今巻。
まさかのごめんなさいをかました恋太郎ですが、彼は自他ともに認める(?)恋愛モンスター。
何の考えもなしに運命の人を振るはずがないではありませんか!
この後物語は育編が本格開幕!!
ヒロインが9人になったから記念(?)の野球編へとなだれ込んでいきます!!
女子野球部の練習試合になるわけですが、運動ができそうなメンバーは意外と少ないですし、恋太郎も参加は不可能。
これは厳しい戦いになりそう……と思いきや、流石の本作らしいとんでもないアレコレを見せてくれるのです!!

そしてこの後、日常回的なお話をはさんで早速10人目のヒロインが登場!!
既に様々な個性の持ち主のキャラクターが登場している本作に出てくるヒロイン、一体どんなキャラクターが残っているのか!?
新キャラクターとそのぶっ飛びぶり、そしてそれを上回る恋太郎の突き抜け具合も今まで通りフルスロットル!
新しいキャラクターにもご期待いただいて結構ですよ!!

さらに今巻では、作中屈指のヤバめキャラな気がする育がこうなるまでの物語が描き下ろしで収録!!
いろいろな意味で涙無くしては読めないこのおまけ漫画も必見なのです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!