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今回紹介いたしますのはこちら。

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第20巻 赤坂アカ先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックスより刊行です。


さて、修学旅行とともに、早坂周りのお話が展開していた前巻。
様々な事件はあったものの、幸い収まるべきところに収まったと言っていい結果となり、かぐやと早坂ははれて「友達」になったのでした。



その日は近づいていました。
思春期の少年少女達が色めき立つ一大イベント、バレンタインデー。
いろいろとあるミコも思うところあるようで、生徒会室の窓から外を眺めておりました。
白銀はそんな巫女に気が付き、考え事か、口に出せばすっきりするかもしれない、俺でよかったら話を聞くぞ、と声を掛けました。
ミコは白銀に、言いにくそうに話し始めます。
もうすぐバレンタインじゃないですか、でも私は……
そこまで聞いた白銀、石上にチョコを渡していいかわからない、というミコの悩みをいち早く察します。
白銀はそんなミコにこうアドバイスするのです。
むしろ渡せ。
伊井野の骨折中に世話をしたのは石上だろう、感謝の気持ちは伝えなくちゃな。
自分の気持ちがどうであろうと、石上の気持ちがどこにあろうと、感謝の気持ちと言う意味を持たせれば堂々とチョコを渡して問題はないはず。
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ミコは白銀の言葉を聞くと、そうですよね!と、表情を柔らかくするのでした。

バレンタインに頭を悩ませているのは巫女だけではありません。
かぐやは早坂と二人で最近の事情を聞いていたのですが、そんな流れからバレンタインのお話に移行していきます。
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会長にチョコ渡してもいい?
早坂の突然の言葉に、かぐやは正直血の気が引いてしまうのですが……
努めて平静を装い、答えました。
良いですよ!
修学旅行ではあれだけ迷惑をかけたのですからね。
義理は通すべきでしょう、義理はね!
そんなかぐやの本当の気持ちを知ってか知らずか……いや、絶対わかっているであろう早坂、あー良かった、彼女が言いていうからホントに渡そーっと、としれっと言うのです。
問題は何を渡すか、です。
過去にちょっとした(?)事件があったため、手作りはどうしても気が進まない二人。
となるとチョコを買わなければならないのですが……
そんななんとなく買ったチョコでいいのでしょうか。
白銀はなんだかんだ一般女子生徒からの人気もありますので、去年もチョコをたくさんもらっています。
今年もしその中に会長の心が揺れるようなチョコがあったとしたら。
そしてかぐやが生半可なチョコを渡してしまったら……!
もしかしたらそっちのチョコの人に心が向いてしまうかもしれない!
かぐやはそんなありえない心配までしてしまうのでした!!
そんな有象無象を蹴散らすチョコじゃないとだめだ、会長を繋ぎ止めるスペシャルなものでないと!
そう力説するかぐやに、早坂もいろいろ考えてあげます。
高級店で買うチョコが無難かもしれないが、ここはお金持ちが通う秀知院、値段で勝負するのは得策ではない。
味で勝負するとか、変わり種で行くとか……
二人であれこれ考えるものの、すぐにこれだと言う最適解など導き出せません。
男子が好きなチョコってどんなかしら。
そう悩むかぐやなのでした。

時を同じくして、ミコも白銀に男子が好きなチョコってどういうのですか、と尋ねていました。
ブランドとか高級店とかわからない、それなりの店のチョコは「うまいな」とは思うけど、味でどうこうってのはない。
男心に最も迫るのは手作りなんだろうが、自分は苦手だ……
と、過去の事件を振り返ってうなだれる白銀。
去年もらった手作りチョコは異物とか発煙とかしこまれていて、名前もなかったから嫌がらせだったのかもしれない、とつぶやくのですが……
ミコはそうではないと反論します。
好きな人に好きな人がいて、きっと心に届かない無意味なチョコを用意する、その気持ちを考えてみてください。
どんな方法でもあなたを思ってる人がここにいるって、私を少しでも見てって伝えたくて。
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苦しみをチョコに込めたくなる気持ちは、私、わかってしまいます。
……そしてミコはこう続けました。
会長が好きだって人、私の周りにも何人かいますよ。
だけど会長が四宮先輩と良い感じなのは周知の事実でしたから皆諦めて行きましたが。
先輩はそうやって何人の女の子を泣かせてきたんですか?
私にもこんなに優しくしちゃって。
本命チョコは会長にあげますね。
そう言って、白銀をからかってくるのでした。
そこで白銀、本命は石上にだろ、と返すのですが……
ミコは席を立ち、背中を向けたまま答えるのです。
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いいえ、石上には義理チョコを義理っぽく渡します。
その方がきっと誰も困らない。

様々な女子たちの想い。
それは手作りにしろ、買ったものにしろ、チョコレートに込められ……
その日はやってくるのです。




と言うわけで、バレンタイン編が幕を開ける今巻。
編、と言っても前後編となっておりまして、この後描かれる後編で何かと一筋縄ではいかないことの多い本作のイベント群ですが、このバレンタインもそうなってしまうのでしょうか?
かぐやや早坂、そしてミコ。
複雑な思いの行く末、皆様の目でご確認ください!!

そしてその他にも今後の展開をいろいろと左右していきそうなお話が描かれていきます。
白銀家がまさかの引っ越しを計画!
割と貧乏な白銀家でしたが、最近親父さんの仕事のおかげで大分潤ったようで、かなり生活ランクが上下られる様子。
どこに引っ越すかと言うことになるのですが……その候補地は……?
そしてかぐやと白銀が付き合ってからの最大の物語の軸となっている石上・つばめ問題にも動きが!!
二人の関係がどうなるのか、ミコは自分の気持ちを秘めたまま終わってしまうのか!?
こちらも注目のお話となっております!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!