os0
今回紹介いたしますのはこちら。

「男塾外伝 死天王」第2巻 原案・宮下あきら先生 作画・柳田東一郎先生 

日本文芸社さんのニチブンコミックスより刊行です。


さて、男塾の闇に蠢く「悪鬼の四号生」と、霊厳大四凶殺なる決闘を行うことになった死天王。
やはり死闘となるこの戦い、だれが勝利をおさめ、だれが地に這うのでしょうか……!?



卍丸、センクウの戦いが劇的な決着となった大四凶殺。
第3試合は、龍巻豪噴原なる舞台で行われるようです。
この龍巻豪噴原、至るところから一定周期で間欠泉が噴射するとのことで、その温度は500度を超えるのだとか。
水が噴射するのに500度とはこれいかにと言うところですが、これは地下空洞に溜まっている水に周囲の岩盤のある力がかかっているため、100度を超えても液体のままなのだそうです。
普通はここまで高温になることはないのでしょうが……そこは流石霊厳大四凶殺の場所に選ばれた場所だ、と言うことでしょう!!
そんな危険な地で戦うのは、羅刹と、リーゼントが目を惹く日本刀の使い手、大峩!!
武闘場に降り立った二人は、早速闘志を漲らせるのです!!

そして戦いは始まりました。
まず突っかけたのは羅刹!!
得意の兜指愧破を連打していきます!!
os1
兜指愧破は鍛え抜かれた指の力で、固い岩でも難なく穴をあけてしまう凄まじい威力を秘めた刺突。
雨あられのように降り注ぐ攻撃を、大峩は日本刀で受け流し、一瞬の合間を縫って反撃を放つのです!!
振り下ろされた刀を羅刹はかわしたものの、その刀の一撃は地面に亀裂を生むほどの威力を秘めていました。
これをもらえば羅刹と言えどただでは済まないでしょう。
しかし羅刹はひるむことなく、再び間合いを詰めて兜指愧破を連発!!
先ほど以上の勢いで繰り出される攻撃に、防戦一方になる大峩、じりじりと押し込まれ、とうとうそれ以上背後に下がることの出来ない巨大な岩際に追い込まれます!
逃げ場のないこの状況、正気と見たのでしょう!
すかさず羅刹は、両の手を組み合わせて強烈な一撃を放つ奥義、兜指愧破双指殺を繰り出したのでした!!
紙一重でそれを回避する大峩ですが、羅刹の一撃はそのまま背後の大岩へヒット。
するとわずか十数センチ食い込んだだけにもかかわらず、大岩が粉々に砕け散ってしまうではありませんか!!
os2
恐るべきは双指殺!!
今回は紙一重で避けることができましたが、次も同じようにかわせるとは限らないでしょう。
間合いを取り、今度は大峩から奥義を仕掛けることにしたようです!
繰り出されたのは円舞烈風斬なる驚きの技でした!!
os3
大峩が刀を振るうと、その軌跡から円盤状の気が放たれるではありませんか!!
そしてそれは1発だけではありません。
大峩が刀を振るうたび、2発、3発と放たれて……!!
おそらくこの気、触れるものをすべて切り裂く威力を秘めているはず。
羅刹は矢継ぎ早にはなられるその気をギリギリのところで避けて行きます。
一気に大峩が優位に立った……かと思われたこの戦いですが、あの羅刹がそう簡単に敗北するはずもありません!!
次々に奥義を放つにもかかわらず、その全てが寸分の狂いもなく急所をめがけてくる大峩の腕前に驚嘆しますが……
その狙いの的確さゆえに、避けることは難しくない!
羅刹は一瞬のうちにそれを見抜き、避けながらどんどんと間合いを詰めることに成功!!
瞬く間に大峩に接近し、反撃を見舞うのです!!
が、大峩は羅刹の攻撃をまたも受け流し、さらにすれ違いざまに羅刹の腹部へ一撃!!
とうとう攻撃をもらってしまった羅刹、なんとか致命傷は逃れられた様ですが、ダメージは宿儺k無く、羅刹は片膝をついてしまいます。
これはチャンスと見た大峩、羅刹へ止めを刺そうと闘気を練り始めました!
全身から漲る闘気を……刀を振り下ろすとともに放つ!
その技の名は
os4
猛虎烈風斬!!
あの桃の放った超秘奥義、暹氣虎魂をほうふつとさせる、虎の形の気を飛ばすその一撃……
その巨大な気を避けることができず、羅刹はまともにその攻撃をもらってしまいました!!
全身から飛び散る血液……!
大峩はさらに、2発、3発と連続して猛虎烈風斬を放ってくるではありませんか!!
普通の戦士ならばひとたまりもないのでしょうが、そこは流石の羅刹。
なんとか耐えきることができたようですが……もはやダメージは限界寸前。
立ち上がるのがやっとで、今にも倒れてしまいそうです。
猛虎烈風斬をあれだけくらって立ち上がるとは大したやつだ、だがどこまで耐えられるかな!
大峩はにやりと笑い、さらに猛虎烈風斬を放とうと構えなおし……!!
このままでは羅刹に勝ち目はありません。
そこで羅刹は、最後の大勝負に出ることにしたようです!
羅刹が放つ、とっておきの大技とは……!!



と言うわけで、「死天王」完結となる今巻。
個人的に男塾の中で一番好きな羅刹の戦いを取り上げさせていただきましたが、羅刹以外の激闘も衆ロk酢荒れております。
センクウの戦いは、男塾では珍しい気がする二枚目同士(センクウの髪形は置いておきまして……)の戦いとなっていまして、その結末もなかなか珍しいものになっております。
影慶は後に死天王のリーダーとなるだけあり、四号生のリーダーである無我と戦うことになるのですが、こちらも影慶の様々な技を一気に見せてくれる豪華な戦いとなっているのです!!
羅刹の戦いも含め、死天王の技の数々や、その戦いの舞台となる武闘場などなど、男塾本編の戦いを思い起こさせるものとなっているのが本作の特徴でして、男塾ファンの方ならばなるほど本作はそう言う方向性なのねと頷くことでしょう!

そんな男塾本編を思い起こさせる本作、死天王と言う脇役を主人公としたためもあるのでしょうか、残念ながらこの第2巻で完結。
もう少し本作ならではの戦いも見たかった気がしますが……羅刹の活躍が見られただけでも個人的には大満足です!!
きっと四天王のファンである皆様も、このキャラにスポットを当ててくれてありがとうと言う言葉が漏れてしまうはず?!
「赤石」に続き、「邪鬼」「死天王」と相次いで終わってしまった男塾外伝シリーズですが、すでに「J」が始まっている模様!
まだまだ終わらない男塾サーガ、今後の動向にも注意が必要です!!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!