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今回紹介いたしますのはこちら。

「呪術廻戦」第14巻 芥見下々先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、すさまじい激戦となっている渋谷事変。
呪術師と呪詛師、呪霊、それぞれの思惑が入り混じる戦いは、宿儺の目覚めによって更なる激戦へと変じて行きます。
果たしてこの戦いで、最後に笑うのは……!?


呪詛師・重面の不意打ちによって致命的なダメージを負ってしまった伏黒。
重面は完全なる勝利を確信し、重面はいつもの軽口を叩き始めます。
さっきの女の子もだけど、みんなすごく強いね、若いのに。
ボロボロなのに俺に近寄る隙を見せない。
でもその出血じゃ俺奈何にもしなくたって……
そんな渋面の言葉を証明するかのように、伏黒は倒れこんでしまいました。
もはやこうなれば、何もしなくても伏黒は絶命してしまうことでしょう。
ところがそんな状況で、伏黒はなぜか自分の術式について語り始めるのです。
俺の「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」はまず2匹の玉犬だけが与えられる。
それ以外の式神を扱うには、まず術師と玉犬だけで調伏を済ませなければならない。
手持ちの式神を増やしながら、重複を進めることで十種の式神を手にすることができる。
調伏はな、複数人でもできるんだ。
だが、複数人での調伏はその後無効になる。
当の術師にとって意味のない儀式になる、でも意味はないなりに使い方があるんだ。
……伏黒の脳裏によみがえる、かつて五条に聞いたこんな話。
それは、五条家と禪院家が何故仲が悪いのか、と言う話でした。
江戸時代か何かの昔に、当主同士が御前試合で本気で戦い相打ちになったと言う事件がきっかけだったと言います。
その時の両家の当主は、奇しくも五条と同じ無下限呪術使いと、伏黒と同じ十種影法術使いだったとか……
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五条はつまりその会話で、伏黒は自分に並ぶほどの術師になれる力を秘めている、と言いたかったのでしょう。
ですが伏黒はその会話の中から、この状況を打破……とは言えないながら、状況を変えることの出来る手段を思いついたのです。
五条の話に出てきた当時の当主も、こう言う使い方をしたんだろう。
五条のそんな話に、興味のない重面はそろそろ伏黒に止めを刺そうとするのですが……その瞬間、突如として地面が大きく揺れたのです。
よく見れば遠くの方で、何かが燃え上がるように真っ赤な光がきらめいています。
誰だよ、派手だな、と重面はそちらに振り向くのですが……伏黒は、話を続けるのです。
式神は調伏しないと使えないが、調伏するためならいつでも呼び出せるんだ。
歴代十種影法術師の中に、こいつを調伏できた奴は一人もいない。
……その瞬間、重面は思いだしました。
調伏はな、複数人でもできるんだ。
つまり伏黒がやろうとしていることは……!!
重面が止めようとしたときにはもう手遅れでした。
伏黒が呪文を唱えると……
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最強の式神、八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)が姿を現したのでした!!
十二神将の名を冠するその式神の力は、言うまでもなく絶大。
伏黒は強制的に、自分と重面の二人で魔虚羅に挑む儀式を成立させたのです!!
伏黒と重面、この二人で魔虚羅を倒すか……失敗、つまり二人とも死ななければ儀式は終わりません。
ですが伏黒はもう瀕死……!
伏黒は心の中で再会を約束した悠仁に謝り、そして……
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追い糞野郎、先に逝く、せいぜい頑張れ。
そう笑いかけたのでした!!

伏黒はその直後、魔虚羅の攻撃をまともに浴び、壁にたたきつけられてしまいました。
残るは重面だけ。
そしてその重面も、何もできないまま魔虚羅の拳を浴びて儀式は終わりを告げる……かと思われたのですが、その直前でアイツが現れたのです。
伏黒に強い執着を持つ……宿儺が!!
宿儺はギリギリのところで重面を拾い上げ、伏黒のもとに駆け寄って状態を確認。
そこで、伏黒は死んではいるものの、完全にその死が確定しているわけではない事に気が付きます。
どうやら儀式が終わるまで、術師の死は決まってはいないようで。
重面が死ねば儀式は終わり、伏黒の死も確定してしまう。
そこで伏黒を死なせないためにできるのは、完全なる異物である宿儺が魔虚羅を打ち倒し、儀式をなかったことにすること!!
宿儺は伏黒に呪力で応急処置を行い、死ぬな、お前にはやってもらわねばならんことがある、と思わせぶりなことを囁くと、魔虚羅に向かって構えを取るのです。
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味見、と言った所だな。




と言うわけで、宿儺の暴虐が続く今巻。
漏瑚との戦いを終えてなお、まだ悠仁の体の主導権は宿儺に残っているようです。
いかに魔虚羅の力は想像以上に強大で、宿儺も油断はできないレベル。
ですが完全なる力が戻っていないとはいえ、流石に宿儺が負けることはない、はず。
読者の皆様もここで宿儺が破れることがないとは思っているでしょうが……
ここで宿儺、とんでもないことをしてしまうのです!!
伏黒が助かる道は、宿儺の介入以外になかったと言ってもいいでしょう。
ですがその為に宿儺が行ったのは、その代償と言うにはあまりにも大きすぎる事で……!!
宿儺と魔虚羅の戦い、その壮絶なる展開……見逃せません!!

そして、今巻の後半ではついに真人との戦いが本格開幕!!
真人にダメージを与えられるのは悠仁だけで、その悠仁と言う天敵を消し去ることが真人の目下の目的でした。
となれば必然となるのは、真人VS悠仁……!
こちらの戦いも宿儺の大暴れに負けない、いや、それ以上のとんでもない衝撃の待っている死闘に!!
このすさまじい戦い、見逃すわけにはいきませんよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!