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今回紹介いたしますのはこちら。

「往生際の意味を知れ!」第3巻 米代恭先生 

小学館さんのビッグコミックスより刊行です。


さて、突如として現れた元カノ、日和の妊娠を手伝うことになった海路。
行為そのものを行わず、精子を提供することで受精させると言う日和、その行為の目的は母親への復讐でした。
国民的ほのぼの家族漫画「星の三姉妹」を描いた作者として知られる日和の母、日下部由紀。
大衆に絶大なる支持を集めている彼女への復讐計画は、海路が想定していたよりもさらに困難で、闇深いもののようで……!!



再開してから二度目の受精可能期間。
日和は海路に会うなり、今月もあれちょうだい、と本題に入ってきました。
海路はそれを聞くと、迷わずこう答えます。
わかった、今からホテル行こう。
……何と海路、この日のために死ぬ気で仕事をして5日間の有休をとり、ホテルの部屋を予約したと言うのです!!
が、日和は「嫌。」の一言。
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先日海路がちょっとやらかしてしまい、日和はそんなことをしてくる人と二人きりでホテルなんて絶対イヤです、とはっきり拒否してきたのでした……
……ですがここまで来てはいそうですかと引き下がるわけにはいきません。
同じ部屋には入らない、カメラは日和に預けるから一人で撮影してもらう!
そんな条件を出して、ようやく受け入れてもらえるのでした……

ホテルまで向かう間、海路は一気呵成にこれからの計画をぶちまけました。
今日から5日間ホテルを予約している。
チェックインを済ませてから、まず俺が部屋に入り精子を出す。
その間あなたにはロビーで待機してもらう。
終わったらカメラのセットまでしておくので、準備ができたら連絡するから入室してくれ。
受精は神秘的な行為だから、安らかな気持ちで挑んでほしいし、泊まるのもアリだ。
ですが日和は、泊まらないときっぱり。
お昼に誘っても、いらないとはっきり断られてしまいました。
ですが海路は、オッケーと自然に受け入れ、5日間俺も予定開けてるから、いつでも対応できる、何かあったら呼び出して、と続けるのです。

海路がとった部屋は、超ゴージャスなダブルルーム。
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じゃあ俺一階のラウンジにいるから、終わったら連絡して、と言い残し、海路はさっさと退散していきます。
やり過ぎ、と流石の日和も引いてしまうのですが、海路にとってこの出費はそれほどの痛手……いや、痛手ではあるのですが、日和に会うための投資としては受け入れられる額です。
その出費、なんと60万。
それでも日和がいなくなるより全然マシだ、と、ラウンジでホテルのお高いウナギを食べて時間を潰す海路。
すると海路の母親から、何やら楽しげな様子を移した画像とメッセージが届きました。
海路はこんなですが、家族仲は良好。
その為、復讐したいほど母親を恨む、と言うことが海路にはわからないのです。
世の中には様々な家庭がある、わかってはいるが、きっと人を恨まない方が生きやすい。
それでも、日和の敵は、俺の敵だ。
……固い決意とともに、母のメッセージに視線を走らせる海路。
すると今度は、彼のもとにひらりと一枚の紙ナプキンが落ちてきたのです。
それは通りがかった子供が落としたものだったのですが、なんという事なのでしょうか。そこには

日下部由紀のサインがかかれているではありませんか!!
慌ててその子供にどこでこのサインを手に入れたか聞いてみますと、なんということでしょう。
「そこに先生がいた」と言うではありませんか!!
血相を変えて後ろを振り向く海路!
するとそこには……いるではないですか。
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日下部由紀が……!!!
すかさず録画を始める海路。
ユキは何やら、ファンたちに演説めいたことをしているようです。
皆様、三姉妹を愛してくれて本当にありがとう!
「星の三姉妹」が、日下部由紀が存在できるのも、皆様のおかげです!
そう言うと、サインや握手攻めにあう由紀。
彼女はお礼とともに握手を返し、時にはハグまでして感謝の意を表しています。
海路はそんな由紀の顔がとりたいと、近づいて撮影をしようとしました。
ですがその時、その撮影は遮られてしまいます。
動画の撮影はご遠慮ください、サインでしたら全ての方にすると先生が言っているので。
そう言って編集と思われる男が、海路の携帯をつかんで睨み付けてきて……!!
その騒動を聞きつけたのでしょう。
由紀が海路の方へ視線を移しますと……彼女はこう言ったのです。
あら、
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お久しぶりです、市松監督。



と言うわけで、まさかの遭遇を果たしてしまった海路。
由紀はいわば本作における最終ボス。
その最終ボスを倒しために由紀は妊娠しようとしているわけですが、そんな段階を一気にぶち破って二人は対面してしまいました。
もちろんここで出会ったからと言って、そのまま由紀の本性を白日の下にさらすことができるわけではありません。
ですが日和が好きすぎる海路が、最終ボスを目の前にしてなにもせずにいられるでしょうか?
いられるはずがありません!
順調に(?)行けば、海路と日和が子作りをしつつ、日和の姉妹とともに徐々に由紀の外堀を埋めて行く予定だったはず。
ここで海路が何かしでかせば、祖の予定すら瓦解しかねないのですが……!
この後物語はやはり急展開!!
じわじわと由紀を追い詰めて行くどころか、まさかの展開が連続していくのです!!
急展開に次ぐ急展開によって、一気に本作の基本的な展開だった「子作り」すらも変わってきてしまいそうな本作、今後の展開はまさに予測不可能!!
衝撃的な今巻のラストからどんな物語になって行くのか、もう目が離せません!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!