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今回紹介いたしますのはこちら。

「男塾外伝 伊達臣人」第9巻 原案・宮下あきら先生 作画・尾松知和先生 

日本文芸社さんのニチブンコミックスより刊行です。


さて、突如その存在が明かされたパラレルワールド。
この世界が男塾本編とは違う世界の物語であることが明かされたわけですが、さらに物語はとんでもない方向へと進んでいき……!?



遂に真の三面拳となった雷電たち。
ですがそれでもなお雷電たちは敵に一歩及ばず。
大きなダメージを負い、生死の狭間をさまよってしまうのです。
が、そこで真の三面拳となった雷電たちの力が再び燃え盛るのです。
動けないほどのダメージをってしまったのなら、希望の光明の方を引き寄せればいい!
そうやって真の三面拳は、思いもよらぬ場所にたどり着いたのです。
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……「男塾」に!!

男塾で真の三面拳を最初に出迎えたのは、奇しくもこちらの世界の伊達と三面拳でした。
真の三面拳が伊達の顔を見間違えるはずがありません。
正真正銘この目の前にいる伊達は、伊達臣と本人なのですが、それでも何かが違うと真の三面拳の中でざわめくのです。
こちらの世界の伊達は、真の三面拳に何者かと問いかけてきました。
拙者は三面拳、そう答えると……こちらの世界の三面拳も驚愕の表情を浮かべます。
伊達、そして三面拳。
真の三面拳は、ここで自分が別の世界に来たことを確信したようです。
そして、額の大産の目でしかと感じ取りました。
こちらの世界の三面拳と、伊達臣との死闘の日々を。
真の三面拳の世界での4人以上に、こちらの4人はすさまじい死闘を経験し、より強固な絆を築いていることを……!!
これこそが真の三面拳の見た光明!
真の三面拳は、こちらの世界の伊達に願います。
我々を救ってくれぬか、と。
真の三面拳となってなお、まるで歯が立たなかった丈という男。
ですがおそらくこの世界の伊達ならば、あの丈にも勝てる、真の三面拳はそう考えたのです。
その真剣なまなざしに感じるものがあったのでしょう、伊達は突然現れた怪しい風体の男である真の三面拳の話を聞いてくれるつもりのようで……!!

5人は鍋を囲み、話をします。
俄かには信じられないパラレルワールド、そして真の三面拳の話。
一通り聞いては見たものの、伊達はどうしても煮え切らないものを感じてなりません。
嘘か本当かすらわからないこの話。
伊達は真の三面拳にこう言うのです。
お前の真実はどこにある。
口の先から出たやすい言葉でこの俺の漢が動くことはないぜ。
お前が三面拳だと言うのなら、
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己の力で証明してみな。
それが通せたなら!!
力を貸してやるぜ!
こちらの世界の伊達と戦わざるを得なくなってしまった真の三面拳。
ですが、真の三面拳からしてもこのことは願ってもない提案でした。
自分達の世界を救うと言う気持ちに偽りがない事。そして自分たちの力の証明ができる事。
そして何より、あの伊達臣と常節を交えることができる事!!
こんな状況だと言うのに、真の三面拳の胸は期待で躍ってしまうのでした!!

伊達と真の三面拳が対峙すると、塾獣がざわめき始めます。
騒ぎを聞きつけ、あの男……
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赤石剛次もやってきました!!
二人の戦いに興味があるのはそれだけではありません。
塾長室から、あの男たちも見ていたのです!!
遂に現れたあ、わしの最も恐れていたことが現実となった。
そう言うのは……もちろんあの男、江田島平八!!
そして彼とともにいるのは、男塾一号生筆頭、剣桃太郎!!!
桃に対し、塾長は言いました。
聞けぃ!桃よッ!!
二つの世界の漢が交わる時!!
新たなる死闘の幕が開ける!!
その名を!!
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超時空天挑五輪大武會(ネオてんちょうごりんだいぶかい)!!
そう、これは始まりでしかないのです。
二つのパラレルワールドを巻き込んだ、男塾史上最大規模の戦いの……!!




というわけで、パラレルワールドを巻き込んでの大規模バトルとなって行く本作。
パラレルワールドだったことが明かされた今、男塾本編のキャラとよく似たキャラが多数出てくるのは、そう言う事だったのかと理解できるわけですが……
そうなるとやはり伊達と三面拳、あと塾長という限られたメンバーだけが同じ名前で存在していることが気になってきます!
この辺りに何かあるのか、それとも特に意味はないのかは今後の展開を待つしか知るすべはないのでしょうが……
ともかく幕を開ける超時空天挑五輪大武會。
名前的には16VS16になりそうな大会名ですが、どうやら8VS8でおこなわれるようです。
パラレルワールドを巻き込んでの戦いということで、出陣するメンバーは敵も相手も予測不能!
実際この第9巻では最初の戦いが幕を開けるわけですが、いきなりとんでもない組み合わせとなってしまいます!!
予測不可能という言葉すら生易しい、何が起きても不思議ではない展開となって行く本作。
果たして勝つのは男塾なのか、エイトタスクなのか?
誰が参戦し、誰が勝利し、誰が命を落とすのか?
そもそもこの大会がまともに最後まで行われるのか……!?
様々な興味の尽きない本作から、ますます目が離せませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!