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今回紹介いたしますのはこちら。

「呪術廻戦」第12巻 芥見下々先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、渋谷を舞台に呪霊と呪術師の決戦が行われている本作。
そんな戦いの中で、誰しもが認める最強の呪術師、五条が封印されてしまうと言うとんでもない事態が巻き起こってしまいます。
呪霊と人間のパワーバランスにも影響が及ぶ五条の封印、このままにしておくことはできません。
新たな局面を迎える渋谷事変、最後に笑うのは……!?




悠仁はある呪霊と出くわしてしまいました。
三体いた呪胎九相図の長男に当たる、脹相です。
脹相は悠仁が自分の弟たちを殺したことを知っていて……復讐に燃えています。
弟を殺されて怒りに燃えるのは理解できないわけではありませんが、だからと言ってここでむざむざと殺されてやるわけにはいきません!
悠仁と脹相、その戦いが幕を開けました!!

脹相の力は、自分の血を操る「百斂」。
その百斂で血を操り、ギュッと圧縮してビームのように放つ「穿血」が、脹相の得意とする奥義です。
その威力はすさまじく、しっかりと交差してガードを固めた両腕を貫いてなお勢いは落ちず、そのまま頭部すらも貫通するほどです。
そしてその威力とともに厄介なのが、その速すぎるスピードです。
ある程度の距離があってなお、よけられるかどうかは五分と言ったところで、仮に読みが外れて掉尾にでもくらってしまえば、一撃で死んでしまいかねません。
そこでまず悠仁がとった行動は、
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自ら空中にジャンプすること!!
敢えて隙をさらすことで、脹相に穿血を放たせようと言うわけです!
脹相もその狙いはわかったようですが、だからと言ってこのタイミングを逃す手もありません。
着地のタイミングに合わせ、脹相は穿血を放つのです!!
狙うのはもちろん、一撃で確実に殺せる頭部。
そこに来るのがわかっていれば、何とか回避は可能……!!
悠仁は紙一重でかわすと同時に、一気に間合いを詰めて行きます!!
脹相はそれを見て、穿血で放った血液を鞭のように振るって攻撃を仕掛けてくるのですが……
弾丸のように射出する最初の一撃以外は、そこまでの速度ではなく、そちらの攻撃は難なく避けることができました。
すかさず悠仁は密着に近い間合いにまで距離を詰め、殴り合いに持ち込もうとするのです!
ところが脹相もこう言った戦況も想定していたようです。
「超新星」。
脹相がそう呟くと、近くに浮遊していた脹相の血液の弾が破裂!
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悠仁に襲い掛かったのです!!
痛みによって一瞬動きが止まってしまう悠仁。
脹相はすかさずナイフ状にした血液で悠仁の足の甲を突き刺し、さらに動きの自由を奪おうとするのですが……
悠仁は何と、血のナイフを突きたてられた足をそのまま振り上げ、脹相にハイキックを見舞いました!!
そしてそのまま身を翻し、逆の足でかかと落とし!
とにかく攻撃をし続けることで、脹相にペースを作らせないようにするのです!
脹相の放つ穿血は、あらかじめ作って宙に浮かせている血の玉から放たれる。
それに気が付いた悠仁は、このように怒涛の攻めを繰り出し、血の玉を作らせないという戦法を選びました。
が、そんな矢先に脹相が取った穿血を放つ構え!
先ほどまでの戦いで血の玉は使い果たしたはず。
血の玉なしでも撃てるのか、あるいはまだどこかに球が残っていたのか!?
慌てて急ブレーキをかけ、来る攻撃に備えようとする悠仁なのですが、その悠仁の動きを見て脹相は構えを解き、殴りかかってきました!!
まさかのフェイント……!!
いいパンチをもらってしまった悠仁に対し、脹相もまた一気に攻撃を仕掛けてきます。
体内の血液を操って身体能力を向上させる「赤鱗躍動」を使った脹相、悠仁ののど元へ突き!
そして足払いで体勢を崩し、顔面に掌底を叩き込み、そのまま力任せに悠仁の頭を壁へと叩きつけました!!
すぐさま飛びのいて体制を整える悠仁なのですが、その時すでに脹相は穿血の構えを取っており……
至近距離で悠仁に穿血を放つのです!!
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直撃……したかに見えたものの、悠仁のダメージはそれほど大きなものにはなりませんでした。
攻防の展開があまりにも速かったため、脹相に早く決めなければという焦りが出たようで、悠仁の体を貫くには血液の圧縮具合が足りなかったようです。
ですが一つ間違えていれば、悠仁の腹は穿血によって貫かれていました。
一撃必殺にしても駆使しての回避のできない超スピード技である穿血。
フェイントまで使った、硬軟織り交ぜる戦術。
赤鱗躍動によって強化された身体能力から繰り出されるパワフルな打撃……
この脹相という相手、とんでもない強敵です!!
流石の悠仁も脹相の強さを認めざるを得ず、どう戦えばいいものかと攻めあぐねるのですが……そんな時でした。
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オイ!どういう状況ダ!?
しばらくの間うんともすんとも言わなかったメカ丸の端末が、そう声を上げたのは!!



というわけで、長期シリーズとなった渋谷事変が更なる盛り上がりを見せる今巻。
今回は悠仁と脹相の戦いをメインに紹介させていただきましたが、今巻の内容はこんなものではございません!!
悠仁と脹相の戦いだけでもこの後更なる激闘が待っているうえ、戦いの中でとんでもないものの片鱗が見えることになります!!
そしてそのほかの面々も見逃せない展開ばかり!
野薔薇、冥冥、七海とそれぞれの呪術師たちが存在感を見せ、呪霊や敵呪術師と激しい戦いを繰り広げます。
それぞれのキャラクターにしっかりとした見せ場が用意されておりまして、各キャラのファンの皆様の興奮は必至ですよ!!
さらに敵側にも大きな動きが見えてきます。
前巻で呪詛師がまさか過ぎる「あの男」を降ろしたわけですが……
既に死んでいるとはいえ、さんざん暴れまわってくれたあの男が、おとなしく利用されることなどあるはずもなく。
あの男の登場により、選挙区はますます混沌として行くこととなるのです!!

20年10月よりアニメ放映も決定し、一層盛り上がること間違いなしの本作。
今後の展開から目が離せませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!