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今回紹介いたしますのはこちら。

「うそびっち先輩」第1巻 音井れこ丸先生 

芳文社さんの芳文社コミックスより刊行です。



音井先生は別名義で08年、IKKIでデビューされた漫画家さんです。
その後ほぼ同時期に別名義で成年向け漫画を執筆ししばらくそちらをメインに活動されていたのですが、15年ごろから現在の名義で全年齢向け作品の活動を活発化。
代表作「おじさんとマシュマロ」はアニメ化も果たす人気作となりました。

そんな音井先生の最新作となる本作、音井先生の得意とするエロス要素のあるコメディ作品となっております。
なかなかインパクトのあるタイトルとなっておりますが、気になるその内容はといいますと……?



とある田舎町。
そこに東京から、絹田純という少年が引っ越してきました。
当初こそ物珍しさから「珍獣」のような扱いをされていた潤なのですが、ひと月ほどたつとようやく皆も慣れてきまして、ごく当たり前の対応をしてもらえるようになってきたのです。
……が。
ただ一人、未だに何かとちょっかいをかけてくる人物がいました。
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おつパコー!と謎の挨拶とともに現れる彼女、2年生の溝渕ちなな先輩です。
人呼んで……といいますか、絹田は彼女のことを「うそびっち先輩」と心の中で呼んでおりました。
ちななはビッチを自称し、絹田に何かと絡んできます。
絹田が一人で寂しそうだから一緒に返ってあげようとしたけど、浮かない顔してどうした、勃起してんのか?私が口でしてあげようか?
とそのキャラ設定どおりの挑発を仕掛けてきます。
レロレロと舌を動かして見せるちなな、こう言うのじゃ冗談でも結構エロい、と絹田は感じ……かけたのですが、
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あまりにその舌使いが必死過ぎてものすごい表情になってしまい、結局エロスとは無縁な感じになっていたのでした。
凄いですね(顔が)ととりあえず感想を言う絹田、ちななは練習してるからな!とまんざらでもなさそう。
毎日家でラムネの瓶舐めてる!と、ついつい設定を忘れて正直な現実を語ってしまうのはご愛敬です!

そんなちなな、設定のためにいろいろ訓練を積んでいるようです。
その一つが吸う力。
ちなながものすごい勢いで息を吸い込み始めると……その勢いで、自分のネクタイが口に飛び込んでくると言う結構本気ですごい技を見せつけてきました!
それだけの吸引力が本当にビッチに必要なのかは正直疑問ですし、令によって物凄い顔になっていますし……やはりちなな、うそびっちそのもののようです……!

もう一回やってあげる、と先ほどの吸引力をもう一度見せようとしているちなな。
絹田はいいですって、と言いながら先に立って歩くのですが、ちななのほうを見ていたせいか、田舎ではたまに見る空中に舞うユスリカの大軍に突っ込んでしまいました。
まだ完全にこちらにはなれていない絹田、たまらず手をぶんぶんして虫を追い払おうとするのですが……
そう言えば今、すぐ後ろを歩いていたちななはものすごい勢いで吸引をしていたような……
そっと後ろを振り向くと、ちななは何やら口を押えて我慢しています。
……どうやら吸ってしまったようです。
ですがすぐに耐えきれなくなり、口元を手で押さえたまま思い切りくしゃみをしてしまいました。
すると、よだれやら鼻水やら放出されたユスリカやらで顔がまた大変なことに……
それでもちなな、私の口いっぱいに虫たちが押し込んできてほっぺたはらんじゃった、ほら、エッチなお汁でヌレヌレ、と……まあなんといいますか、ネタにするバイタリティは残っているようです!

なんだかんだ無視が口の中にたくさん入ってきたのは気分が悪いようで。
電柱に手を付き、ぺっぺと虫を吐き出そうとし始めます。
吐きそう、と弱音も出始めたので、絹田はちななの背中をトントンしてあげることに。
トントンで気分も良くなってきまして、ついでにその振動のおかげか、口の中から虫も排出され始めた様子。
もっと強めに叩いて、あ、また出た!
もっともっと強く!もっと突いて、出てる出てる!
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いっぱい出てる、いいのお!!もっと突いてえ!
……その声といい、ポーズと言い、とお目で見ればものすごいことをしているような絵面……
しかも悪いことに近くにちょうどおばあさんが通りがかっていまして、けげんな表情で二人を見つめています!!
幸いおばあさんはもう少し近づいたところでちゃんと二人の様子を見て、何をしているか理解してくれた様子。
びっくりしたわ、と二人に声をかけて去って行きました。
先輩のせいで勘違いされるところだったじゃないですか、と絹田は言うのですが、ちななはどういうこと?ときょとんとしてやがります。
もう完全に設定倒れの彼女に、声だけ聞くとそう言う行為みたいに見えてたんだよと仕方なく説明してあげますと、ちななはようやくピンときたようで、絹田がエロいことしてるって勘違いされたの?ウケる!とコロコロと笑い始めるのです。
……なぜかその勘違いに自分が含まれているとは思ってもいないらしいちななに、その勘違いには先輩も含まれてますよ、と更に教えてあげますと……
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さ、作戦通り!巻き込んでやったぜ、と顔をものすごい勢いで真っ赤にして、照れ隠しをするのでした……




というわけで、なぜかビッチのふりをするちななと、彼女に毎日のように振り回される絹田の日常を描いていく本作。
ちななは見た目やキャラ設定を守っているときの言動こそいわゆるびっちそのものなのですが、実際はエロスのことにあまり詳しくない純真な女の子のようでして。
その純真さゆえか、設定を守ろうとして絹田の前でとんでもない行動を繰り返してしまうのです!
結果としてポンコツ的な行動になってしまい、絹田がそれに突っ込んだりあきれた利していくわけなのですが、なんだかんだエロスな魅力もしっかりあるのが問題といいますかなんといいますか……
絹田も、そしてちななも、なんやかんやエロスなトラブルを体験することになってしまうのです!
ちなみにこのとわかるのですが、ちなながこのキャラをするのは下校時だけ、それもどうやら絹田の前だけのようで。(ついでに意外な一面を持っていることもわかります!)
これはまだ明言されてはいないものの、ちななが絹田のことを意識して、おそらく都会者である絹谷ふさわしい(?)キャラを演じて気を引こうとしている、という感じなのでしょう!
気になる転校生の気を引くためにうそびっちになる……
努力の方向は間違っている気もしますが、そう考えるとただでさえ可愛い(ちょっと、いや大分アレな部分もありますが!)ちななが一層可愛く見えてくると言うもの!
にぎやかでバカバカしく、時にエロスな方面に暴走してしまう二人の日常、これからも楽しみですね!!




今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!