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今回紹介いたしますのはこちら。

「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」第6巻 柴田ヨクサル先生 

小学館クリエイティブさんのヒーローズコミックスより刊行です。


さて、ライダー最強(勝手に)決定戦が劇的な結末に終わった前巻。
そのお疲れ会とばかりに、一同は二葉の妹である双葉の経営する居酒屋へなだれ込みました。
ですがそこでショッカーに改造されたものの人間の心を保っている中尾と遭遇。
いろいろあって結局一葉たちは大暴れしてしまい、「絶対に暴れるな、暴れれば殺す」と双葉に言われていたにもかかわらず、居酒屋をめちゃくちゃにしてしまうのでした。



一葉は二葉にものすごく恨まれています。
いくらこの損害をすべて弁償すると言っても、彼女が聞き入れることはないでしょう。
そこで一葉は、三葉がユカリスと結婚したばかりだから、「新婚のおめでたさ」を武器にして謝罪してもらえれば何とかなる、と判断。
自分を含めた他のメンバーは裏口から逃げようと言いだすのです。
すると東島がそれはセコい、ライダーはセコいことはしない……とごね始めまして、そこでわちゃわ茶としている間に二葉がやってきてしまったのです!
一葉はそれを見た瞬間、撤収!!と叫んで突進!!
二葉に跳び膝蹴りをかまし、よろけさせたところをダッシュで強行突破!!
二葉はそれを見るや、私の目の前で食い逃げとは信じられんほどいい度胸してんな!と一目散に一葉を追いかけて行くのでした!!

残された一同は、ぽかんとするばかり。
一葉は、片付けして会計して、その後の文句と弁償の窓口は自分がやるから今日は撤収で、ということになりました。
中尾の方は、弟分がやってきて回収していったようです。
そちらはそれでいいとしまして、問題は一葉と双葉。
とにかく延々と逃げる一葉ですが、背後から追いかけてくる二葉は決して追いかけるのをやめません。
一葉は追いかけ続ける二葉を見て……その全身から漲る憎しみの感情を感じ取って驚愕してしまいました。
嘘だろ、そんなに俺が憎いのか!?
こうなれば確認しないわけにもいきません!
立ち止まり、振り返って、なぜそこまで追って来る!?と尋ねる一葉。
食い逃げしたからだろ!と当然の反論をする二葉なのですが、今一葉が聞いているのはそこではありません。
いや、俺に対してほとんど怨年の様な憎しみしか感じない……
晴らしてやろうか、ここで。
決着をつけるか。
そう言って、ブイスリーに変身!(するつもりのポーズですが)
ここでその怒りを受け止めようとしたようですが……
二葉の方もまた、いいだろう、とエプロンを脱ぎ捨て……なんだか物凄い物騒なことを言い始めます。
覚悟しろよ、本当の本当に覚悟しろよ。
今から
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死ぬんだからな。
兄貴、お別れだ。
突進してくる二葉を、ブイスリーマッハパンチで迎え撃つ一葉……だったのですが、二葉はとんでもない身のこなしで宙に舞いあがって回避!
そのまますさまじい蹴りと振り下ろしてくるのです!
一葉も同時に蹴り上げることでその威力を相殺したものの、二葉からはものすごい殺気が止まることなく迸っています。
とどまることなくけり続けてくる二葉、その攻撃を何とか受け流す一葉。
ですが徐々に二葉が優勢になっていき……そして、二葉はまるで猿か何かのように木の上に駆け上がっていくと、木の幹を蹴ってその動きの軌道を変え、強烈なキックで一葉の顔面を蹴り飛ばします!!
あまりに強烈なその一撃、一葉をものすごい勢いでふっとばして離れた木にたたきつけました!!
兄殺しか、全くなんなんだよ私の人生。
普通の人ならば死んでいてもおかしくない、鍛えた相手でも決定的なダメージを与えた手ごたえがあったのでしょう。
……が、一葉は普通の人でも、ただの木耐えた人でもありませんでした。
変身してなきゃ死んでいた。
ここまでやるとはな……
そう言って立ち上がるのです!!
流石に驚いた様子の二葉。
一葉はそこで、こう言うのです。
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一緒にショッカーと戦ってくれないか。
いるんだよ、ショッカーは。
……一葉からすれば大まじめな話ですが、二葉からすればこの期に及んでふざけているとしか思えません。
そんなお前だから殺すんだろうが!!
そう叫んで、再び一葉を蹴り飛ばすのです!!
普通の殴り合い、蹴り愛ならば間違いなく二葉の力が上回っているのでしょう。
だからこそ一葉も、二葉がショッカーとの戦いに欲しいのです!
俺が勝ったら一緒に戦え、と持ち掛けようとするのですが、二葉はうるせぇと蹴り続けます。
が、その蹴りを耐えながら、一葉が放ったブイスリー電熱チョップが、とんでもない効果を見せるのです!!
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何のことはないただの逆水兵チョップに見えたそのチョップ。
当たった部分から、体の内部を攻撃されたような……得体のしれない大きなダメージを二葉に与えたのです!!
流石の二葉も反吐を吐いてよろめいてしまい……
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俺は最強のライダー、ブイスリーだ!!
ここに来てなお総見えを切る一葉……!
まさかの命懸け兄妹喧嘩は、予想もつかない戦いになって行くのです……!!




というわけで、決して戦いに参戦しない、と思われていた二葉が戦いに巻き込まれようとしている今巻。
この後、二人の戦いはさらに激しいものへと変化していきます!
二葉がなぜ一葉をここまで憎むに至ったのか?
そしてそれを知った一葉はどうするのか?
そんなぶつかり合いとともに、二葉がここまで強くなった原因である、「師匠」の存在が明かされます。
その師匠は……ヨクサル先生作品には欠かせないクロスオーバー……過去作のキャラクター!!
しかもそのキャラ、「ブルーストライカー」にも登場していまして、その内容からすると本作が「ブルーストライカー」の数年後の話であることが分かるのです!!
普通の生活などできようとは思えないそのキャラですが、やっぱり普通の生活はできなかったようで、その後のなんといいますか、アレな生活も明かされまして。
ヨクサル先生作品の今までの流れから、過去作のキャラがストーリーの軸にまで関わってくることはないでしょうが……
今後何回か戦うくらいの活躍はあってもおかしくありません。
師匠が誰なのかも含め、ヨクサル先生ファンの皆様は目を離してはいけないストーリーとなっているのです!!

さらに後半では、ショッカーがとんでもない大事件を巻き起こします。
一応今まで存在を隠し続けていたショッカーが、囚人の目にさらされてしまいかねない子の大事件……ますます本作の今後が楽しみになってきます!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!