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今回紹介いたしますのはこちら。

「赫のグリモア」第3巻 A-10先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、機構(ゲゼルシャフト)に加入し、あかずきんとともに兄弟団(フラタニティ)と戦うことになった若葉。
機構で出会った他の契約者たちとも徐々に打ち解けて行き、若葉も成長を遂げて行ったものの、そこに突然兄弟団の団長であり、若葉の祖母を殺した仇だと言う男仙庭が襲来!
あかずきんをどこかへと消し去り、若葉を連れ去ろうとするのです!!



絶体絶命のその場に駆け付けてくれたのは、機構のエース、星河美冬でした。
美冬は仙庭の魔獣を狙撃し、大きなダメージを負わせてしばらくの間無力化。
そして、仙庭と何やら会話を交わした後……戦いを始めます。
星河は「九姉妹(ナインシスターズ)」の「五枚掛け」と言う、全力で戦う形態をいきなり選択。
手加減できる相手じゃないのはお互いさまよね、殺されても文句言わないでね!と突進していくのです!
仙庭は誰は言うんだい、君と僕の仲じゃないか、とバックステップして距離を取り、手にしていた銃を乱射!!
対する星河は、「ティテンの盾」を展開し、全てはじき返すのです!
星河ほどの実力ならば、その銃撃をかわすこともできるでしょう。
そうせずに真っ向からはじき返すのは、背後にいる若葉とのえるを守るため。
仙庭もそれをわかっていて、射線に二人を入れた銃撃を売っているのでしょう。
星河の力が兄弟であるとはいえ、限界はあります。
こうしてシールドを張っていられる時間はそう長くはないのです。
そこで星河は、「マゾエの翼」を起動。
仙庭の攻撃を掻い潜り、マゾエの翼を使った空中で三度の起動変化で仙庭の死角を捉え……
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強烈な一撃を放ったのです!!
九つの力を与える蝶「九姉妹」。
衝撃を中和するティテンの盾、三段ジャンプを可能にするマゾエの翼、治癒能力を得るモルゲンの冠、仙庭の魔獣を一撃でノックダウンしたグリトネアの槍、そして近距離用のグリテンの剣。
言うなれば、あかずきんのような強大な力を持つものが、九体いると言う法外な力を持つ魔獣です。
が、当然同時に使う……重ね掛けすればするほど消費する魔力は増え、持続時間も減っていき……
残された時間は、あと二分と言うところでしょうか。
先ほど手痛い一撃をもらった仙庭ですが、やはり彼もさるもの、さほど大きなダメージは追ってはいないようで、起き上がって……
星河の弱点を突く戦法を取りました。
時間切れを狙ってのらりくらりとかわし続ける……のではなく、星河を完全に無視して若葉たち二人を銃撃する、と言う戦法を!!
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とっさに二人をかばう星河。
なんとか若葉たちは無傷で済みましたが、九姉妹のほとんどがその防御で使用不能になってしまったようです。
それでも近接の体術で応戦するのですが、やはりそれでは決め手に欠けてしまいます。
ひな鳥を守っている限り君の価値はない、僕を殺すと決めたなら彼女たちをコストとして支払うべきだ。
君は、いや僕らは、その間違いからかつて「彼女」を失ったのだろう!
僕はもう間違わない、この世の全てを彼女のための生贄(コスト)に変える!!
仙庭は何やら星河との間に過去あった何かをに合わせつつ、猛攻を続けます。
九姉妹を再び使用可能にするための充填時間を与えないその攻めに押され、星河はなすすべなく地面に這いつくばることになってしまいました。
ジ・エンドだ。
そう言って仙庭が止めを刺そうとした……その時です!!
密かに残していた力を使い、
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足場となっていた高架を破壊!!
当然自由落下するしかなくなった仙庭でしたが、マゾエの翼を持つ星河にとっては話が違います!!
三段ジャンプを駆使して、仙庭に逆転の攻撃を仕掛けるのです!!
……そこで星河は魔力を使う尽くしてしまいました。
が、さらにもう一手、星河は打っていたのです。
仲間のネブカドネザルをすでに呼び寄せてあり……彼が今度こそ勝負を決する一撃を決めたのでした!!


星河は立ち上がることもできないほど消耗してしまいましたが、とにかく仙庭を倒すことができました。
「無敵の魔導士」なんていない、一人では誰もが弱いの、でも良い仲間に恵まれた魔導士は「無敵」よ。
にこやかに星河はそう語るのです。
が。
確かにぶつかり合いでは仙庭の敗北でした。
星河が行っていた、正面からの撃破と見せかけた「時間稼ぎ」に負けた形でしたが……
じつは仙庭が行っていたのも、時間稼ぎだったのです!!
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ふたりが戦っている間に再生した、仙庭の魔獣「ヨルムンガンド」。
彼女が力を使うと……
若葉たち三人は、「閉鎖」された空間に呑み込まれてしまい……!!



と言うわけで、仙庭の脅威が襲い掛かる今巻。
星河の奮闘によってその脅威から逃れられたかのように見えましたが、さすが兄弟団の団長と言うべきか、その恐ろしさはまだまだとどまることを知らないようです。
「閉鎖」された空間に閉じ込められてしまった若葉とのえる、今度は一転して戦闘不能となってしまっている星河を守る戦いをしなければなりません。
ですがのえるは魔獣との契約をしておらず、若葉の相棒であるあかずきんはヨルムンガンドによってどこかに消された状態。
もはや勝ち目など微塵もないかに見える状況ですが……
この後繰り広げられる戦いも、今回紹介させていただいた部分を上回る予想不可能の展開が連続します!!
果たして若葉たちは仙庭の襲撃から逃れることができるのでしょうか?
それとも、その軍門に降ってしまうのでしょうか?
必見の決着はその目でご確認ください!!

そしてこの戦いの後は新展開へ。
今後の展開に繋がっていくであろう様々な要素が見え始め、さらにある人物二人を中心にした驚きのドラマがスタート!!
まだまだ見逃せない展開が続きそうですよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!