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今回紹介いたしますのはこちら。

「刃牙道」第3巻 板垣恵介先生 
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行です。

さて、いよいよ宮本武蔵が目覚めた前巻。
そんな激動の裏で、もう一つの嵐が起きようとしていました。
喧嘩師・花山VS地上最強の男・勇次郎が今まさにぶつかり合おうとしていたのです!!


人々でごった返す繁華街の只中。
そんな場所で、戦いは始まりました。
いつものように、大きく、大きく振りかぶる花山。
ギリギリという音が聞こえてきそうなほど固く握りしめられたその拳には、力だけではない様々なものが込められています。
最近慢性的に感じていた退屈感。
強大な敵と戦う緊張感、昂揚感……
ないまぜになった想いと力をこめた、渾身の一撃!!
その拳がすさまじい威力を持っていることを、勇次郎もよく知っています。
自分と同じ、「強者」として生まれ落ちた花山薫。
その生まれもっての素質ゆえ、さらに力を磨き上げるための訓練を「不意打ちに等しい」卑怯な行為として禁じている男……
その巨拳を、
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身じろぎひとつせず顔面に受けたではないですか!!
居合わせたギャラリーは、その一撃のあまりの威力に、受けたものの頭がすっ飛んだのではないかと錯覚したと言います。
そんなとんでもない威力の攻撃を受けた勇次郎は……笑っているのです!
効かないというアピールか。やせ我慢のごまかしか、花山の未熟を嘲笑っているのか……
いや、どれも違うのでしょう。
日常的に戦闘を欲し、強者を欲している勇次郎。
その求めてやまなかった強者の一撃をその身で実感した、歓喜!!
そんな思いが現れたのかもしれません!!

なんにせよ、勇次郎にダメージは歩tンどない様子。
となれば、効くまで攻撃を叩き込み続けるしかないでしょう!!
かするだけで常人ならば骨をも砕けてしまいそうな大ぶりのアッパーを放つ花山!!
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ですがそのアッパーは空振りに終わります。
自分の神が巻き上がるどころか、遠巻きに見るギャラリーにまで風が届くようなアッパーを見せつけられても、なお余裕の笑みを浮かべる勇次郎。
花山はそのまま、うなりを上げる左フックをふるいます!!
が、それも空振り……?
勇次郎が避けているそぶりはありません。
短銃に花山の拳が、目測を誤って空振りになってしまっているだけ……?
一体花山に何がおきているのでしょうか!!

現代によみがえった宮本武蔵は、と言いますと。
なんにせよあの宮本武蔵ですから、戦ってもらわないことには始まりません。
また、武蔵自身もそれを求めています!
ご老公とともに地下闘技場を目指すことになったのですが……車窓に流れる、闇夜でもきらめく街の明かりにさしもの武蔵さんもドッキドキ!!
その文明の進みぶりを屋というほど味わった武蔵さん、今のこの場所がどういうところかはともかくとして、自分がいた場所とはかけ離れているということをよく理解しました。
そんな武蔵が求めたのは……居場所。
現代社会で、武蔵にふさわしい血と戦いの香りのする場所……やはりそれはあの場所しかないでしょう!!

やってきました地下闘技場。
武蔵もそこに漂う気配を感じ取ったようで、落ち着く、と笑みを漏らすのです。
しかしご老公がここに招いたのは、当然居場所を提供するためなどではありません。
武蔵が入ってきたのとは逆の入口から、一人の男が現れました。
和服に、長物を片手に携えたその男……佐部京一郎。
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若き日に独歩と交えたこともある、現代では肩を並べるものはいないとまでされる剣法家です!!
現代剣法の最高峰と、史上最強の剣士。
いきなりそんな戦いが始まるというのでしょうか!?


というわけで、注目の戦いが繰り広げられる今巻。
勇次郎と花山の戦いと言いますと、数年前に面白いように蹂躙されたあの戦いが思い起こされます。
あれから時がたち、花山は体も実力も大きく成長しました。
が、それは勇次郎も同じこと!
その差は広がったのか、縮まったのか?
決着はこの直後に訪れます!!

そして武蔵のほうにも注目。
相手は現代最強の剣士と言っても、なにせ「拳刃」のほうで一回やられちゃってる佐部さんです。
多くの読者の皆さんが「かませだな」と思っていらっしゃるでしょうが……まあそう言うことですね!!
ですがかませにしても、武蔵がどの程度規格外なのかがわかる物差しにはなるわけで。
ただの「剣豪」ではない宮本武蔵の園驚くべき力とは!?
そして今巻、早くも武蔵とあのファイターが激突!!
おそらくこのシリーズの軸になるであろう宮本武蔵……
彼との戦いの口火を切るあのファイターとの戦い、その結末は!?


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!