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今回紹介いたしますのはこちら。

「グラゼニ」第16巻 原作・森高夕次先生 漫画・アダチケイジ先生 
講談社さんのモーニングKCより刊行です。

さて、のせられてポスティングでメジャーに挑むことになってしまった凡田。
しかも事情がどんどん変わり、結局マイナー契約を結ばされてしまうことになりました。
話が違うと話をなかったことにして日本に帰るのも十分アリだったはずなのですが、現役日本人メジャーリーガー激励してもらったこともあって、凡田自身が珍しく物凄くやる気になってしまったのです!
結局ほぼ決まりかけていた結婚も保留しつつ、慣れないアメリカの大地で数少ないメジャーリーガーの座を勝ち取ることにかけた凡田、その運命は……?


日本から遠く離れたアメリカ東海岸、フロリダ。
そののホテルに、凡田は後輩の持田とともに暮らして始めています。
凡田がメジャーに挑戦する後押しをしたのは、あくまでダーティ桜塚。
ですがそんなダーティと割と深く付き合うようになったのは、後輩の持田がダーティの部下として働いていたからなのです。
凡田が無謀ともいえるマイナー契約をしてしまったのは、自分にも責任がある。
そう考えた持田は、渡航代自分持ちを自ら持ち掛けてまで通訳兼マネージャーとして凡田を支える道を選んだのでした。

あさ、朝食を食べに行くと同じような境遇の、各国の選手たちがたくさんいました。
ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラ、キュラソー……彼らは凡田と同じように、このフロリダの地でメジャーキャンプに参加することになっています。
このメジャーキャンプに参加するのは、マイナー、メジャー合わせて60人くらい。
その60人の中から、まず40人のロースター枠を目指すわけです。
メジャーのベンチ枠は25人、
残りの15人は、マイナーの試合に出ながらメジャーのベンチに座るチャンスを待つわけですが……
凡田はこのベンチ入り25人の枠に入らない限り、メジャー契約はしてもらえないのです。
そして、25人枠の中でピッチャーは大体12人。
うち、先発が5人で抑えが1人と考えると、中継ぎは6人。
凡田はその6人の中に入って初めて「メジャー契約」を勝ち取れることとなります。
以前の凡田ならば、無理だと弱音を吐いていたことでしょう。
ですが今の凡田は一味違います!
俺は、勝ち抜いてみせる!と、高らかに宣言して見せたのでした!!

……が、言ってみたキャンプではそんな凡田の決意とは裏腹な内容が待ち受けていたのです!
9時半、練習開始。
ランニング、ダッシュ、柔軟、キャッチボール、遠投、バント処理、けん制球練習……
そんな基礎練習を軽くやって11時50分……練習、終了。
あんまりにもあっさりした練習で、凡田は拍子抜けにもほどがあります。
ブルペンも三日に一回しか使えないとのことで……
これでは、ハワイなんかで遊び半分の自主トレをする日本人選手のほうがよっぽどハードにやってるくらいじゃないか!!
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凡田は焦りまくり、もはや素人同然の持田を相手にピッチング練習をして少しでもその不安を拭い去ろうとするのですが……?

キャンプ3日目にして、ようやくブルペン入りをした凡田。
ですが、なんだかそのブルペンも思うようにいきません。
まず、与えられた時間は10分、30球。
それで出番は終わり、次の投手に明け渡さなければいけないのです!
いろいろなれない中、少しでもコーチにいいところを見せなければいけないと意気込んで投げ始める凡田。
ですが、そこにも様々な違和感がたっぷりと存在していました。
よく言われている通り、日本のものよりもすべりやすいボール。
そして固いマウンド……
凡田二はどうしてもしっくりこず、ボールはすっぽ抜けまくり。
慌てる凡田に、持田はボールをこねてとか、首筋をさわってだとかアドバイスをしてくれてました。
ボールをこねることで手になじませ、汗によって手を湿らせることでボールを滑りにくくする。
様々なな手を駆使したものの、それでもやっぱりボールは抜けて高め高めにいってしまいます。
慣れて行かないとなぁ、と反省ばかりが残ってしまう初ブルペンとなったのです。
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ちなみに何も言わず見つめていたコーチですが、高めに行ってしまったら撃たれてしまう球威だなと辛口な採点をしていました。
が、慣れてきて低めに行けば使い物になるかもしれない、と完全に見捨てたというわけでもなく。
なんにせよ、これからしばらくが勝負ということは間違いなさそうです!!

1週間後、ようやく野手組が合流し、初のバッティングピッチャーをすることに。
ココもやっぱり勝負所でして、凡田は5人の野手を相手に全員ヒット性の当たりゼロに抑えて見せました!!
それもこれも、持田にお願いして対戦相手の年俸を調べさせていた為。
調査の結果、800万と言う頼りない凡田の年俸よりもはるかに安価な選手だったことがわかり、上から目線で押していくことができたのです!
結果は上々、凡田も今回はご満悦だったのですが……ここで一人のバッターが予定外にバッターボックスに立つことになったのです。
その男の名は、ボビー・リード、38歳。
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くねくねと体をくねらすその見た目の印象とは違い、彼はバリバリのメジャーリーガー!
メジャー通算2000本安打を誇る彼……その年俸、なんと5億円!!!
年俸が高すぎると逆に吹っ切れる凡田ではありますが、もうそんな領域では収まらない超高額選手であるボビー……
彼を相手に、凡田は結果を残せるのでしょうか!!


というわけで、本格的にメジャーへの挑戦が始まった凡田。
マウンドもボールも、環境もと慣れないものぞろいであるこの状況に苦しむ凡田……
コントロールが売りの凡田ではありますが、そのコントロールすら怪しいことになっています。
何とかうまいこと調整してコントロールを取り戻し、そしてそれだけでは終わらない武器を手に入れる必要がありそうですが……?
6枠を争奪する、生き馬の目を抜くメジャー戦線。
しかも実際には、首脳陣はすでに現役メジャーリーガーで何名か中継ぎを確定させていてもおかしくないのですから、もっと枠は少ないはず。
この苦境を凡田は乗り切ることができるのでしょうか?
そのカギは、意外な人物が握っているのです!!

そしてもはやおなじみの過去編も佳境が近づいてきました!
若き日の持田と凡田、二人の間に過去繰り広げられたドラマとは?
こちらも必見の内容ですよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!