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本日紹介いたしますのはこちら、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」第3巻です。
作者はハノカゲ先生。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行されました。

今回の記事は物語の核心の記述を含んでおりますので、劇場版未視聴などでネタバレを避けたい方は閲覧しないようにしてください!

さて、偽りの見滝原の真実を知ることとなったほむら。
蔓延する疑惑の全ての原因は自分にあったことを知り、絶望の中でその身を呪いに落としてしまいます。
まどかの力をキュゥべえに知られないため、この空間の中でマミたち魔法少女に葬られることを望むほむらですが……?

巨大な魔女に変貌し、使い魔と共に結界の中を行進しだすほむら。
その光景を見て、改変された後の世界の記憶しかないマミたちは驚愕します。
魔獣とはまた違った姿の、恐ろしく、そして哀しい姿。
やはり改変前の世界の記憶を持っているらしいさやかは、ああ見えて一番辛いのはあいつ自身だから、怖がらないでやってくれ、というのですが……
そこに現れたのがキュゥべぇです。
あれは暁美ほむらなんだよ?君達は仲間と戦う気かい?
と、いつものように優しいアドバイスのようなフリをして話しかけてきました。
……ですがそのいつもは、この偽りの見滝原の外でのいつも、の話。
生まれて初めて出会う魔女の能力によって、ナイトメアと戦うこの世界の記憶しかないマミたちにとっては、初めて見る姿だったのです。
そしてキュゥべえの行ってきたことを、マミはすでにベベから聞いていました。
本当の災厄の根源が、キュゥべえであること。
にわかには信じ難いことですが、今までただのペットを装って観察をしていたキュゥべえが、突然さも当然のように話し始めたことから、その話を信じざるをえない状況になっています。
構わずキュゥべえはまどかに話しかけます。
君ならほむらを救えるはずだ。
君が持っている本当の力に気づきさえすれば!
そんな誘いをさえぎったのはさやか。
そいつはほっときな、大丈夫、さっきあたしが教えたとおりにやればいい。
さやかのその言葉が、戦いの始まりの合図となりました。
まず先陣を切ったのは、さやかと……ベベ。
ベベは自分自身を巨大な瓶の中に閉じ込めたかと思うと、ガラガラとシャッフルした後に瓶を破壊!
すると中にいたベベは
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まだ幼い少女の姿に変わったのです!!
その少女、なぎさは小さなラッパを鳴らします。
たちまち空に大きな衝撃が幾度も走り、天井に……結界に、大きな亀裂を走らせました!
この結界を破ろうというのでしょうか。
この結界が破れると言うことは、円環の理がこの場にやってこられるようになると言うこと。
それこそがキュゥべえの求めていたことなわけで、ほむらの最も避けたかったことなのです!
途端に敵意を強める魔女と使い魔たち!
それを迎え撃つのはさやかです。
慌てなさんな、あんたを外に出そうってわけじゃない。
そう言ったさやかは、自身の胸に剣を突き立てます!
するとさやかの中から、
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かつて悲しい願いと呪いから生まれた人魚の魔女が現われたではないですか!
魔女の力と、使い魔の力を自在に操って戦うさやかとなぎさ。
その姿は明らかにキュゥべえからしても普通ではありません!
かつて魔法少女となり、そして魔女に成り果てて行った少女達。
今の彼女達は、円環に導かれてこの世の因果を外れた者……
そう、今はさやかやなぎさもまた
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円環の理の一部なのです!!

なぎさとさやかは、いざというときのためにまどかが置いて行った力と記憶をまどかに返すと言う役目を持ってこの結界に入ってきていました。
ほむら一人を導くために、3人がかりのお出迎え。
手間隙もかかりましたが……ほむらのためならば仕方が無い、とさやかたちも考えているようです。
まどかが世界を変える前から、今に至るまでただまどかを思って頑張り続けてきたほむら。
そんなほむらには、それなりのご褒美があっていいのだから……
まどかたちもボーっとはしていられません。
魔女の使い間の攻撃を避けながら、結界の亀裂に向かって攻撃を放ち続けます!
徐々に解放の時が近づいていく中、魔女となったほむらはますますその絶望を強めていきます。
私はこの世界で死ななきゃならない!
激しさを増す攻撃を、さやかは一人で背負い込もうとするな、と凌いでいくのですが、ほむらの思いはあまりにも強く、ついに追い詰められてしまうのです!
と、思いきや、その追い詰められたさやかに見えたのは、本当は魔女の使い魔に過ぎません。
これは幻惑の魔力の力。
ここで杏子がさやかの救援に立ったのです!
あんたが死んじまう胸糞の悪い夢を見た。
でも本当はそっちが現実で、今こうして二人で戦ってるのが夢だってことなのか?
背中合わせの状態で戦いながら、そう尋ねる杏子。
さやかはそれにこう答えるのです。
夢って言うほど哀しいものじゃないよ。
何の未練も無いつもりでいたけれど、結局こんな役目を引き受けて戻ってきちゃったなんて。
やっぱりあたし心残りだったんだろうね。
あんたを置き去りにしちゃったことが。
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すれ違い続け、分かり合えた時が別れのときだったさやかと杏子。
そんな二人が、今やっとお互いの背中を守りながら戦っている……
ひとつになった魔法少女達が、負けることなどありません!
やがて結界はひび割れて砕け、そこに
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たくさんの目が光る外が映し出されました!!
それこそがインキュベーターの封印。
ほむらをソウルジェムの中の結界に閉じ込め、そして全てを監視していたそれさえ破壊してしまえば、もはや何一つ問題はありません。
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インキュベーターの干渉を受けないまま、外の世界でまどかに会える!
ようやくこじ開けられた希望の扉。
そこにまどかが、ほむらが求めたものはあるのでしょうか?
物語は、壮絶なクライマックスを迎えるのです!!

というわけで、いよいよ完結となる新編のコミック版。
今まで見ることのできなかった、魔法少女達が一致団結して、おまけに魔女までが一緒になって戦う姿はこみ上げてくるものがありますね!!
そしてすでに映画を見た方はご存知でしょうが、この後に待っている怒濤の展開はやはり圧巻そのもの!
カタルシスを感じさせてくれる一撃から、温かな気持ちにさせてくれるお迎え、そしてその後に待っているアレ!!
息を呑む展開の連続に、映画を見た方でも手に汗握ってしまうことでしょう!!
そして最後の思わせぶりなシーンは、映画版とは少し違うものに変わっています。
大きく物語が変わるほどのものではありませんが、余韻のほうはかなり変わってきますので、そちらも注目ですよ!!!

堂々完結、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」最終第3巻は全国書店にて発売中です!
映画が大ヒットし、もはや商売的に見れば今後の展開が無いわけが無いと言い切ってしまってもいい本作。
物語もしっかり完結してはいるものの、完全完結というわけでもありませんし、なんらかの展開を期待してもいいでしょうか……?
この後の展開を考えるのは大変な気がしますが、ファンとしてはとにかく期待ですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!