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本日紹介いたしますのはこちら、「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」第1巻です。
作者はハノカゲ先生。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行されました。

さて、本作は13年10月より後悔され、好評を博した同名の劇場作品のコミック版です。
全3巻で刊行される予定の本作、その第1巻ではどんな物語が、どこまで展開するのでしょうか!?

魔女のような、そうではないような不思議な生き物が、奇妙な街の中を飛び回っています。
不意に現れたバリケードのようなものを破り、目の前に聳え立っているビルを壊す。
すると中から影絵の踊り子がたくさんでてきて、生き物の周りで踊り始めました。
その影の中から、ひとつが飛び出しました。
飛び出したそれは……魔法少女の姿をした、まどか。
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まどかはにこりと微笑んだかと思うと、弓を取り出して空中に魔力を発射!
やがて空からは無数の魔力の矢が降り注いできたのです!
その矢に追われて、逃げ惑う生き物。
するとそこには、さやかと杏子が待ち構えています!
二人の攻撃に対し、生き物は反撃を試みるものの、すぐにかなわないと察知。
再び逃走をはかるのでした。
逃げ込んだ先には、不思議な部屋が出来上がっていました。
思わずそこに用意してあった、テーブルに着く生き物。
するとそこに、マドカが、さやかが、杏子が。
そして、マミと……魔女らしき小さなものが現われ、それぞれが生き物に食べ物を与えていくのです。
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一体この状況は、なんなのでしょう……?

朝が来ました。
目覚まし時計の音で目を覚ますまどか。
彼女は起きがけに、きゅーとなくキュゥべえをなで、そしてパパに挨拶。
その後タツヤが苦戦している、ママを起こす作業の助っ人に向かいます。
そして目覚めたママと一緒に、近況を話しながら身支度を整え、朝ごはんを食べて学校に向かう。
いつもの彼女の光景です。
ただ、この世界をよく知っているものからすれば、ひとつだけ違和感を感じるはずなのですが……
そんな違和感をはらんだ日常は続いていきます。
キュゥべえを肩に乗せ、登校するまどか。
そんな彼女を待っているのは、さやかと……杏子です。
予習を忘れただの、宿題を見せてだの、当たり前のような会話とともに登校を始める3人。
さやかと杏子はものすごーく仲良しさんのようで、まどかを差し置いていちゃいちゃ……もとい、じゃれあうのでした。

そしてやはりこの日、まどかとさやか、そして杏子もいるクラスに転校生が現われます。
眼鏡の似合う、三つ編みの可愛らしい少女……暁美ほむらが!
ですがやはり彼女の様子もいつもと違うのです。
澱みなく自己紹介をした後、さりげなく見せ付けてきた、左手中指の指輪と模様。
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それは、この世界での魔法少女の証!

今日転校してきた彼女ですが、実はすでにマミとは知り合いだったようです。
冒頭に繰り広げられた戦いでも、密かに彼女は手を貸していたようで。
彼女はさやかや杏子、そしてまどかにもすんなりと受け入れてもらい、一緒にあの謎の生き物……「ナイトメア」と戦うことになったのでした。

瞬く間に時間は過ぎ、一ヶ月がたちました。
まどかとほむら(とキュゥべえ)は、月のよく見える丘で並んで座っています。
今までの、ほむらと出会ってからの長くは無い期間のことを振り返りながら、不思議とほむらとずっとゆっくりお話がしたいと思っていた気がする、とうちあけるまどか。
ほむらもまた、こうしてマドカと過ごせる時間をずっとずっと待ってた気がする、とその胸のうちをあかすのです。
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どこかが違う、平和な日常。
そんな中で、再び一同はナイトメアと戦うこととなります。
今度は、仁美の恭介への不満が形となったナイトメア。
一同はその出現を、あの魔女のような不思議なもの……「ベベ」の力によって察知し、挑みかかるのです。
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なにやら戦隊もののような、奇妙な名乗りと決めポーズで登場し、息の合ったコンビネーションと、またまた妙なネーミングとともに繰り出される技で、瞬く間にナイトメアを追い詰めることに成功。
そしてなにやら可愛らしい歌とともに、ナイトメアを無力化する儀式を行い、そのままかつてマミをその牙にかけたときの魔女のような姿となったベベがナイトメアをぱっくりやっちゃいました!!
そしてその魔女状態のべべを、小さい状態のベベが飲み込んだかと思うと、その口から頭だけの仁美を吐き出しまして。
さやかがそっとその仁美を抱きとめると、今度はベベが恭介を吐き出しまして。
二人は手と手を取り合い、さやかの作り出した道を辿って光の中へと消えていって……仁美の悪夢は消え、文字通りナイトメアも消滅したのでした。

見事な退治劇にご満悦の一同。
マミ宅での勝利の宴ならぬ、勝利のお茶会の話題で盛り上がるのですが、その中でたった一人、ほむらだけが浮かない顔をしています。
心配する一同には、なんでもないと答えるほむら。
ですが、彼女の脳裏にはどうしても拭いきれない違和感が満ち満ちていたのです。
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私達の戦いって、これで良かったんだっけ?
その疑問は、徐々に大きくなっていって……

というわけで、まどかたちの幸せなはずの日常を描いているこの第1巻。
「まどか」本編を見ていたかたならば、このに地上パートの危うさがよくわかるはず!
まどかの願いによって作り変えられた世界で一同が戦っているのは「魔獣」では無いのか?
杏子はなぜ当然のように、まどかたちと同じ学校に通っているのか?
マミを殺めた魔女とまったく同じ存在にしか見えないベベと言う存在は?
物言わぬキュゥべえは……?
平和な日常だと言うのに、わきあがる感情は不安なものばかり。
この後、物語はいよいよ本格的に動き始めることとなるのです!

映画版をそのままなぞった形となる本作ですが、本作ならではの見所も用意されています!
なんといっても一番目を惹くのは、仁美のナイトメアとの戦闘シーン。
映画を観た方ならば度肝を抜かれたであろうあのシーンを、独特な筆致でさらに印象深くすることに成功しているのです!

映画版の導入部を漫画化して収録した「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」第1巻は全国書店にて好評発売中です!
映画版を観た方が、ディスク発売前にじっくりと振り返るために読むのもよし、観ていない方でもまさに導入と言った部分までを収録していますので、予習として読むのもよし!
映画そのものも展開が大きく3つに分かれておりますので、単行本もいい感じに分かれるのかもしれませんしね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!