sm0

本日紹介いたしますのはこちら、「魔法少女すずね☆マギカ」第1巻です。
作者はGAN先生。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行されました。


GAN先生は10年ごろから活躍されている漫画家さんです。
10年にまんがタイムきららMAXにて「Free!」と言う4コマ漫画を発表し、人気を獲得して11年より同作を連載開始。
単行本も発売されたものの、13年の春ごろに「のっぴきならない事情」で休載、今に至ります。
ライトノベルの挿絵の仕事などもされながら、本作は久々の単行本発行、それも初となるストーリー漫画とのことで、注目は集まります!

さて、本作は最近すっかりおなじみになった(?)「まどか☆マギカ」のスピンオフシリーズです。
「まどか」のハードな世界観を受け継ぐスピンオフシリーズ、本作ではどんな展開が待っているのでしょうか!?

一人の魔法少女が、魔女の結界を走っていました。
使い魔を蹴散らしながら、やがて探し当てる魔女の棲家。
ところがその魔法少女がその場所にたどり着く以前に、すでにその結界の魔女と戦っている魔法少女がいたのです。
先に戦っていた魔法少女、手持ちの武器で魔女の体を切り刻むものの、その魔女はすぐにそのキズを再生させていってしまうのです。
再生する前に、一撃で倒さないとダメなのか?
これではきりが無い……
その魔法少女があきらめかけてしまったその時のこと。
鈴の音とともに、使い魔を蹴散らしていた少女が現われ、あっという間に切り刻み、燃やし尽くしてしまったのです!!
sm1

窮地を救われた先ほどの魔法少女は、さっきのは炎のだよね、かっこよかった、ありがとう!と駆け寄って感謝の言葉をかけました。
ところが助けに来た魔法少女は、プイと横を向いてしまうではありませんか。
助けてもらった魔法少女は、何か気に触ったかと慌てますが……何故か助けに来てくれた魔法少女は一転して笑顔で向き直り、自己紹介を始めたのです。
私はスズネ、あなたは?
突然の豹変に驚くものの、とりあえず笑顔を向けてくれたことですし……私はカナミって言うんだ、と名乗りました。
カナミ、いい名前ね。
漫画のテンプレのような返しに、戸惑いながらもありがとう、と答えるカナミ。
まあとりあえずよろしくね、スズネ!と、右手を伸ばして握手を求めました。
スズネもまた手を伸ばしてそれに応えるのです。
……が。
その手が伸ばされた先は、懐の剣。
その剣でスズネはカナミの首を、その首に付けられた魂の在り処……ソウルジェムもろとも切り裂いたのです!
sm2
さよなら。
それが、スズネの答えだったのでした……

翌朝。
アリサ、チサト、マツリの三人の少女が登校しておりました。
学校はみんなに会えるし楽しい、と明るいマツリ。
学校に行っても勉強をするだけだ、自分は体を動かしたいのに……とぼやくアリサ。
そんなアリサに、世界にはどれだけ学校に行きたいのに行けない人がいるのか考えろ、と物凄い勢いお説教をするチサト。
3人はそれぞれ個性の強い性格をしているようですが、それでもちゃんと仲良しのようです。
そんな中よし三人組には、もう一人仲のよいお友達がいる様子。
朝早くから校門前に立ち、挨拶を推進する活動をしている少女、ハルカです。
一見平和な日常を過ごす4人の少女達。
そんな彼女たちに、崩壊の第一歩が近づいていることを、彼女達はまだ知りませんでした。
マツリが落としてしまった、ウサギちゃんのストラップ。
それを拾い上げ、渡してくれたのは……
sm3
あの魔法少女、スズネだったのです!!

スズネは新聞配達でお金を稼ぎながら、親元を離れて一人で生活をしているようです。
そんな彼女が何故、同族である魔法少女を殺害しているのでしょうか……?
彼女が手をかけたのはあのカナミが初めてというわけではなく、彼女でもう3人目。
街では、鈴の音とともに女が現れ名前を聞かれる、それに応えるとはものでズタズタに殺される、という「切り裂きさん」なる噂が広まっているほど恐れられています。
スズネが名前を聞くのには何か意味があるのでしょうか。
彼女は授業中、紙片に「カナミ」とか居てそれを胸のポケットにしまいこんでしました。
意味が無いと言うことは無さそうなのですが……

そんなスズネとマツリは、奇しくも同じクラス。
マツリはスズネと、せっかく同じクラスになったんだから友達になりたい、と話しかけるのですが、スズネのほうはあまり興味がないようで……
積極的にスズネに話しかけていくマツリですが、その最中に彼女は用事を思い出したから、と急にどこかに行ってしまったのです。
その用事とは、仲良しの面子で集まって行うあること。
「切り裂きさん」の仕業だと囁かれる、10代の少女ばかりが殺されている事件の謎を調査する、という危険極まりないことだったのです!
が、実はそのことは彼女たちにとってそれほど危険すぎると言うことではありませんでした。
彼女たち4人は
sm4
全員魔法少女なのですから!!
そう、マツリの用事は急に思い出したものではなく、魔法少女達が使えるテレパシー的な能力で、急遽告げられたものだったわけです!

もしかしたら「切り裂きさん」は魔女かもしれない。
そう考えた4人は、それぞれ手分けして手がかりを探すことにします。
そんな中、「あたり」を引いてしまったのはチサトでした。
彼女の耳に飛び込んでくる鈴の音。
いつの間にかその背後には
sm5
スズネが立っていて……尋ねてきたのです!
あなたの名前、教えて?と!!!
チサトはスズネの凶刃をその身に受けてしまうのでしょうか!?
そして「暗殺者」とまで呼ばれる凶行を行うスズネの真意は……!?

というわけで、何故か魔法少女を殺してまわる魔法少女、スズネの物語を描いていく本作。
まだこの第1巻ではその謎は一切明かされず、謎をばら撒いていくのがメインの展開となっています。
スズネが何故魔法少女を殺すのか?
魔法少女がいずれ魔女になる、というのを知ったからだ……という本編のマミさん的な可能性も無いではありませんが、それだけでは説明しきれない気がします。
何故彼女は魔法少女に名前を聞くのか。
聞いた名前によって殺す殺さないが変わるのか、誰かを探しているのか、疑問はつきません!!
そんなスズネの問題の他にも、マツリたちの間にも不安要素が持ち上がり始めます。
魔法少女に課せられた定めは、幸せに暮らしているかに見える彼女たちにも容赦なく襲い掛かってきて。
第2巻では、大きく物語が動いていくのは間違い無さそうです!!
さらに本編でもおなじみの、憎いあんちくしょうも大登場!!
アドバイスをするフリをして、決定的な何かを隠している可能性もたっぷり!!
彼の動向にも注目です!!


まどかシリーズ最新スピンオフ、「魔法少女すずね☆マギカ」第1巻は全国書店にて発売中です!!
最初のインパクトだけに終わらず、徐々に波乱の予感が強まっていく本作。
激動間違い無しの続巻が、そしてその真相が楽しみですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!