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本日紹介いたしますのはこちら、「魔法少女 かずみ☆マギカ ~The innocent malice~」第5巻です。
作者は原作は平松正樹先生、作画が天杉貴志先生。
芳文社さんのまんがタイムKRコミックスより刊行されました。

さて、様々な謎が明かされ、一連の事件の黒幕も明らかになった前巻。
その正体は、プレイアデス聖団の一員にして合成魔法少女(ヒュアデス)、ニコことカンナでした!
カンナはかずみをこの世でたった一人の同類として迎え入れ、新たな人類としてこの世を席巻しようとするのですが……!?

カンナは魔法でかずみを魔法の筒へと閉じ込めます。
そしてかずみに一緒に新しい世界へ歩もうと語りかけるのですが、和美は迷うことなくその誘いを断るのです。
海香やカオル、友達のいない世界なんて嫌だよ、と。
友達なんかじゃない、あいつらにとってかずみはミチルの代用品でしかない、と怒りを露わにするのですが、それでもかずみは言うのです。
友情を感じた、友情を信じられるから自分は死を選べたんだ、と!

みんなのいない世界はイヤ、と言う言葉とともに、かずみの閉じ込められていた筒が崩壊。
かずみはカンナの拘束から逃れることが出来ました。
ですがこの脱出は、どうやらかずみの魔女化の進行の副作用のようで……
このままではかずみは程なく魔女になってしまうことでしょう。
和美が魔女になってしまうことは、カンナにとっても避けたいことのはず。
カオルたちは、自分達の重ねた罪は一生かけて償うからもうやめてくれ、と説得しようとするのですが、カンナは聞く耳をもちません。
お前たちになにがわかる、自分が作り物だと気づいた絶望がどれほどのものか!!
そう言って怒り狂うカンナに、海香は言うのです。
自分たちはミチルの絶望を希望に帰るために合成魔法少女を生み出した。
でも本当に救いたかったのは、魔女になるのを恐れ未来に絶望していた自分たち自身だった。
だけどかずみは魔法少女の秘密を知っても逃げず、私達の笑顔を願ってその命すら犠牲にするといってくれた。
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そんなかずみの心が、作り物のはずが無い、つくれるわけがない!!

それでも作り物だと言うカンナには、かずみは渡さない。
その言葉を聞いたカンナは、なら奪うまでだと攻撃を仕掛けてきました!
いっせいに孵化した、保管されていた魔女になりかけの魔法少女達のソウルジェム。
その魔女たちは、カンナの命令どおり動く魔女となったサキを守るかのように動き、カオル達に襲い掛かります。
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……それは、みらいの最期の魔法。
みらいは自分が死んでも、愛するサキが魔女と化しても、彼女を守ろうとしていたのです……!
カオルは無数に分身して迎え撃ちます。
ロッソ・ファンタズマ。
この魔法は、他人の魔法を読み取って自分の魔法にする、海香の魔法でした!
その無数のカオルの反撃に紛れ込むように、海香は密かにカンナの背後へ。
そして、彼女のソウルジェムを奪い取ることに成功するのです!
ところがそれはおとりでした。
カンナはそこまで見越していて……

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まり海香はまんまとカンナの罠にはまってしまったのです!

カオルと海香が敢え無くカンナに蹴散らされてしまうと、今度はかずみが立ち上がります。
ですがかずみはもう魔女化する寸前。
もし魔法少女に変身してしまったら、そのときはもう……
すべて覚悟のうえで変身をするかずみですが……既にソウルジェムは真っ黒に濁りきっており、変身することが出来ないではないですか!!
慌ててジュゥべえにかずみのジェムを浄化させようとするのですが、その瞬間ジュゥべえに異変がおきました!
突然ジュウべえのからだがボロボロと崩れ始め、飲み込んでいたグリーフシードだけを残して、跡形もなく消えてしまったのです!!
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と同時に、カオルと海香のソウルジェムが、さながら卵の殻をむくかのように外皮が剥がれ落ちていきました。
その下に見えたソウルジェムは、限界近くまで濁っています……
ソウルジェムの穢れは、グリーフシードで浄化する。
そんな魔法少女にとっての常識ともいえることを、彼女たちはそのときになって思い出したのです!!
すかさずジュゥべえの消えた位置にあったグリーフシードを拾い上げて使おうとしたものの、既に残りかす状態で使えません。
そうしている間にも、かずみのタイムリミットと、カンナの魔の手は着々と近寄ってきているのです。
かずみの眼前に迫る、カンナと魔女と化したサキ。
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絶対絶命のピンチに、光明は差すのでしょうか!?

そんなかずみたちの周りに、どこかで見たような影が姿を現します。
この作品には欠かせない存在のはずなのに、一向に姿を見せなかったあいつの影が。
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「キミたちのジュゥべえは完全ではなかった」。
そう言って姿を現したあいつ。
魔法少女のシステムを否定しようとしていたプレイアデス聖団の前に、なぜ彼は姿を現さなかったのか?
あいつによく似た存在、ジュゥべえは何者なのか?
数々の謎も明かされていくことになるのです……

というわけで、とうとう完結となる本作。
もはや絶望的にまで追い込まれてしまったかずみたち。
だと言うのに、カンナはまだまだ恐ろしい奥の手を隠し持っていまして。
ただでさえ手詰まりに近い状況だと言うのに、カンナはさらにその狂気を拡大させていくのです!!
そして、もしこの戦いに勝ったとしてもかずみたちに未来はあるのでしょうか。
もはやその体をなしていないプレイアデス聖団。
ジュゥべえを失い、保管していた魔法少女たちもすべて魔女化。
今までやってきたことをすべて失った上、かずみたち自身もまた魔女化寸前……
絶望しか残されていないかに見えるこの物語の結末はどんなものとなるのでしょうか!?

作られた魔法少女の選んだ道とは?「魔法少女 かずみ☆マギカ ~The innocent malice~」最終第5巻は全国書店にて好評発売中です!!
明るい希望、とは大局にあるこの世界で彼女たちが見出したものとは?
プレイアデス聖団の戦いは、ここに決着を迎えます!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!