本日皆様に紹介するのはコレ、「侵略!イカ娘」です。
秋田書店さんのチャンピオンコミックスにて刊行されており、週刊少年チャンピオンで大絶賛連載中です。
作者は安部真弘先生です。

ある夏の日。
海の家 れもん に一体の侵略者が現れる。
広大で底知れぬ海からやってきた謎の生命体は十本の触手をもち、その破壊力はやすやすと民家の壁を破壊する。
口からはどす黒い体液を吐き、知能は高く人間の思考や言語を理解する。
そんな恐怖の対象が宣言したのは……人類の侵略!
人類はこの生命体にイカにして立ち向かうのか……!

というシリアスな想像をしていたのかいないのか、人類侵略を謳いやってきたイカ娘。
そんな野望とは裏腹にその姿はイカ型の帽子をかぶった普通の女の子です。
触手の破壊力こそ目を見張るものがあるものの、おつむはてんで弱く拠点として占領するはずだった海の家れもんの女の子、相沢栄子に言いくるめられ小間使いとして住み込むことになってしまうのでした。
正体不明というほかないイカ娘(←本名)はもちろん、取り巻く様々な登場人物も個性豊かでほのぼの楽しい日常(?)ギャグ漫画です。
チャンピオンといえばエロスとバイオレンスあふれるフリーダム少年誌として有名ですが、この「侵略!イカ娘」はまさしく現代週刊チャンピオン界でのオアシス。
いろんな意味ですさんだチャンピオン読者の心を癒してくれる良作であります。

第1話で破壊した壁の修理費を稼ぐ為、イカ娘は住み込むわけですが……
常識はあるがそれだけにイカ娘をコントロールする雇い主、相沢栄子。
おっとりしているものの、怒るとどう見ても人間の常識を大きく外れた破壊力と威圧感を放つ栄子の姉、千鶴。
なぜかイカ娘によくなつく栄子の弟、たける。
イカ娘に愛しすぎるあまり日常をストーキングする少女、長月早苗。
同じ海を守る立場として敵視されたり同士扱いされたりする不憫なライフセーバー、嵐山悟郎。
イカ娘を宇宙人と決め付け、「中身」を見るため奮闘する研究員、シンディー……
などなどの面々にイカ娘がもてあそばれたり逆に引っ掻き回したりする、というお話。
この一言で全ての説明が付く気がしますな……

無邪気で常識知らず、それでいて妙な知識は持っているイカ娘の日常を見て貴方もニヤニヤしませんか!?
小学3年生の甥も「ウヒュィ!ウッフゥー!」と声を出して笑っていましたので、チャンピオンなんて読む気がしないよ、という正常な……いや、あまりマニアックに漫画を読まない方にもオススメできます。
8月8日に待望の新刊が出まして、現在単行本は2巻まで刊行。
あまり数の出ていない今なら集めるのもたやすいですよ!
貴方の本棚の彩りにぜひ一冊、イカがなもんでしょうか。
侵略!イカ娘 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
安部 真弘

ユーザレビュー:
可愛いギャグマンガタ ...
面白いじゃなイカ海を ...
かわいい。辛口批評家 ...
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侵略!イカ娘 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
安部 真弘

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「好き度」では☆5つ ...
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