本日紹介いたしますのはこちら、「神宿りのナギ」です。
角川書店さんの角川コミックス・エースにて刊行、エースアサルトにて連載中です。

作者は三部けい先生。
三部先生の紹介は12月24日の記事に、前作にあたる「カミヤドリ」の紹介は12月30日の記事にございますのでよろしければご覧になってくださいませ。

さてこちらの作品、前述したように12月30日に紹介しました「カミヤドリ」の続編で完結編にあたります。
前作「カミヤドリ」では多くの謎を残したまま終了を迎えました。
え?終わり?あれって誰がやったの?あの人はあの後どうなったの?という疑問点が多いままの終了におどろきとまどった読者の方も多いはず。
そして連載終了後1年の後、雑誌をエースからエースアサルトに移し、更に主人公を変えての続編が始まったのです!

世界観や状況などはほとんどそのまま。
第1巻から登場人物紹介的なものがあったり、用語解説に「カミヤドリ1~5巻を読むと更に詳しくわかります」とか描いてあったりすることからもわかりますね!
その変わった主人公というのがまだ少年であるものの恐ろしいほどの才能を見せる、ナギです。
戦闘能力の高さや純粋さ、更にカミヤドリによって異形へと変わった人間への容赦の無さは前作の萌え……もとい主人公核キャラであったヴィヴィを彷彿とさせます。
ナギがヴィヴィと出会い、そしてコンビを組むことになるのですが……それは運命のようなものなのかもしれません。

第1巻ではほとんどがナギの能力の片鱗を見せることとヴィヴィとの出会いに割かれているため、これから始まるであろう物語の導入部に終始しています。
ですがその導入部にすら意外な人物の退場や今後に関係するであろう謎が散りばめられており、導入だけにとどまらないドラマを味あわせてくれます。
ナギとヴィヴィという凄まじい才能を持つ子供同士という、危なさを感じさせるコンビの今後の活躍(トラブル?)が楽しみでたまりません。
相変わらずの魅力的な絵柄も健在で、第1巻には少なめの女性分を補って余りある迫力のバトルシーンはステキですよ!

前作のキャラも続々と登場し、これから来るであろう壮絶な物語に機体を隠せない「神宿りのナギ」第1巻は好評発売中です。
書き下ろしのおまけマンガに加え甘露樹先生とみつみ美里先生の寄稿などもありまして痒いところに手の届く一冊に仕上がっております。
今回もヴィヴィははいていません!フヒヒ!
女性キャラに萌え、バトルに燃え、衝撃の展開にドッキリすべし!
さぁ、本屋さんにダッシュです!!


神宿りのナギ (1) (角川コミックス・エース 112-8)
角川グループパブリッシング
三部 けい

ユーザレビュー:
祝・シリーズ再開好き ...
前作のファンなら必読 ...
ついについにカミヤド ...
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