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本日紹介いたしますのはこちら、「ここが噂のエル・パラシオ」第2巻です。
小学館さんのゲッサン少年サンデーコミックスより刊行、ゲッサンにて連載されています。

作者はあおやぎ孝夫先生。
あおやぎ先生と本作第1巻の紹介は10年1月15日の記事にて記載しております。
宜しければそちらもご覧くださいませ。

さて、記憶を失った主人公、忠輔が女子プロレス団体エル・パラシオのレフェリーとして生活する本作。
俗に言うハーレムものに分類される本作ですが、プロレスのシーンもしっかりと描かれています!
もちろんそれ以上にお色気要素たっぷりですけどね!!

今巻もエル・パラシオ所属の5選手それぞれにスポットライトを当てた様々なエピソードが収録されています。
そんな中で今回紹介したいのは、本作初の完全な2話で1エピソードとなる続き物のストーリーです。

プロレス雑誌を眺める忠輔。
人気団体はカラー且つ写真がふんだんに使われてしっかりと試合レポートがしてあるのですが、弱小団体であるエル・パラシオは各団体の試合結果が文字でずらっと書かれているだけのページに申し訳程度に乗っているばかり。
……リアルで言うところの埼玉プロレスとかそういうのと同じですね!
そもそもこの雑誌自体男のプロレス団体中心の構成で、女子プロレスの扱いは小さめ。
そんな中、現行の女子プロレス最大手の団体、「H・E・At(ヒート)」はカラーでも取り上げられており、盛り上がっているようです。
根っからのプロレス好きであるエル・パラシオ一の若手、陽向は目を輝かせてこの選手はここがすごいなどと忠輔に教えてくれまして、そんな真摯な態度に感動した忠輔はがんばればそのうち雑誌の表紙を飾る選手になるかもと激励するのでした。
が、そこへやってきた桜花はあっさりと陽向じゃ無理だと完全否定!
がんばるだけでどうにかなるほど甘くないなどとえらそうに語ります。
そんなこといっても桜花だってどこにも掲載されていないくせにとぼやきながらページをめくる忠輔。
ところが桜花、よく見ればでかでかと写真が掲載されているではないですか!
しかもなんと上半期レスラーランキング1位という栄誉ある扱いで!
見る人が見れば自分のすごさがわかるんだと自慢げな桜花ですが、ちゃんとその記事を見てみれば
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「悪役部門」での1位でした。
さんざっぱらラフファイとしている桜花ですからそれもそう驚くことではない気がしますが、当人は善玉のつもりだったらしくそれはもう不満そう。
同率1位として並んで掲載されている「デス・カーペンター」なる選手と一緒にされたくないと毒づいたかと思うと、今度はいいことを思いついたと叫んで大見得を切りました!
自信満々の表情の桜花に、一同は不安しか感じられないわけですが……

そんな会話があった後の日のこと。
エル・パラシオ一同はH・E・Atの試合の観戦にきていました。
そこでは
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先ほどのデス・カーペンターが名前どおりのみやら木槌やらの大工道具を駆使したハードコアなプロレスを披露しています。
桜花はああいうのがヒールなんだと発言し、自分はベビーフェイスだとさりげなくアピール。
一同はそんな台詞を聞いてか聞かずか、そのあたりには触れずにこのくらいお客さんが入っている会場でやりたいなどといった話題に移行しています。
会場を借りるのもお金がかかるし、席を埋めるにはビッグカードが必須で、それを組むにもまたお金が……と世知辛い会話を交わしていると、いつの間にやら桜花の姿が消えているではないですか。
なんと桜花、
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リングにいました。
試合に乱入し、デス・カーペンターと大立ち回り!
止めにきたH・E・Atのスタッフ連中とももみくちゃになり、めちゃくちゃになっちゃいます!
試合をぶち壊したくせに頃合を見て桜花はさっさと引き上げるのですが、去り際にまたも「H・E・Atつってもぬるいもんだなぁ」という喧嘩腰な捨て台詞を残すのでした!

あそこまでされればメンツの商売ともいえるプロレス団体が黙っていられるわけがありません。
今度は必ず相手からこちらへ乗り込んでくると確信する桜花。
そこで凶器攻撃にめげずクリーンファイトでデス・カーペンターを撃破すれば自分がベビーだと認められる、というわけです。
ことはとんとん拍子に進み、予定通りデス・カーペンターとのシングルマッチが組まれます。
チェーンソーを振りかざしやる気満々のデス・カーペンターに、天使の格好で完全に善玉のつもりで入場する桜花。
ところがゴングを待たずしてデス・カーペンターは桜花に襲い掛かってきます!
そして
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いきなり有刺鉄線の張られたボードに叩きつけられてしまう桜花。
開始早々の大ピンチ、桜花は予定通り反撃して勝利することができるのでしょうか!?
出血炎上なんでもありのハードコアファイトが幕を開けるのです!!

といった、本作初の2話構成&ハードコア&他団体選手との対戦という初物尽くしエピソードが収録された本作。
お色気だけでない、本格的な、しかもバイオレンスな要素もあるプロレスに注目です!
この他万里子が主役のエピソード、いつかが主役のエピソードといった各キャラの掘り下げストーリー、忠輔のことが気になってしょうがない様子の陽向がラブコメ的などきどきを味わうお話、みんなでお祭りに繰り出す話などなど、8話が掲載されています。
更にハーレムものには欠かせない(?)入浴イベントも存在。
しかもありがちな覗きや着替えに遭遇しちゃったよ的な生ぬるいものではなく、5人の女性全員と忠輔が一緒に湯船につかるのです!!
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全裸美女の宴に堂々と入り込む忠輔……記憶はなくとも恵まれてやがります……!
プロレス好きとしては銭湯のおっさんがホーガン風だったり、商店会の会長が馬場さん風だったりするあたりにも要注目ですよ!!

女子プロレスハーレムコメディ、「ここが噂のエル・パラシオ」第2巻は好評発売中です!
主人公の記憶やなんかの核心に迫る要素は今回一切無し!
キャラの掘り下げによる感情移入度のアップと、単純にコメディ要素やお色気要素なんかを楽しめる巻となっていますよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ここが噂のエル・パラシオ 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
小学館
2010-08-12
あおやぎ 孝夫

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