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本日紹介いたしますのはこちら、「そして船は行く 完全版」第4巻上です。
マイクロマガジン社さんのゲームサイドブックスより刊行されています。

作者は雑君保プ先生。
本作の紹介は「そして船は行く」のテーマにてまとめましたので、そちらも併せてご覧くださいませ。

さて、キャプテンキッドの救出に成功し、船が光ったり空を飛んだりという奇跡に遭遇したアンとメアリー。
助け出したキッドによれば、ロシュはそれはもうすごい勢いで黄金が眠っていると言う「宝船」を求めているとのこと。
その宝船の手がかりは4つに分かれており、それはロシュやキッドなど有力な海賊達が1つずつ手に入れているのだそうで。
そしてそのうちのひとつを、アンとメアリーの兄貴分的存在だった海賊ラカムが持っていたと言うのです。
ロシュは間違いなくその手がかりを手に入れに来るはず。
やはり宝船をゲットしたいキッドと共に、手がかりを手に入れるため、ラカムの眠るアンとメアリーの故郷へと戻ることとなったのでした。

ラカムの残した手がかりとは、地図らしきものの左半分でした。
ですが緯度も経度もなく、ただひとつの島のみが描かれていて周囲の情報が皆無という、まるであてにならない感じの地図です。
そしてこの地図の右半分はミッソンという海賊が持っているのだそうです。
それをあわせて完全な地図にすれば何かがわかるのか、あるいはそこにもうひとつ何かの手がかりが必要なのか……そんなことを相談しているうちに、キッドも手がかりを持っていると言うことを思い出します。
ですがキッドの持っている手がかりとは、彼が肌身離さず(?)左耳につけているイヤリング上のもの。
なんか砂時計のような、2つの三角形の角同士がくっついたような図形の描かれた玉がそれなのですが、どうやって使うのかはキッド自身もわかっていない様子。
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たぶんこれが全ての鍵になる重要なアイテムに違いない!と根拠のない自信を滾らせてはいるようですが。
アン達の中で唯一の頭脳派であるケメリンによれば、どうやらこの玉はなにかの骨らしいとのこと。
流石にこれだけでは何にもならないと、とにかくミッソンの持つ地図を手に入れるため出発することにしたのでした。

とはいえミッソンはもう海賊家業からほぼ足を洗い、実質の隠居状態なんだそうで。
様々な港町で情報収集をしても一向にその噂すら聞こえてきません。
そこで一行はジャマイカ最大の港町である「ポート・ロイヤル」にやってきました。
船が集まれば人が集まり、人が集まれば情報が集まる……というわけです。
ですが船が集まると言うことは海賊も集まっていると言うわけで、「海賊潰し」なんていうものを生業としていたアンとメアリーの噂話が蔓延していてもおかしくありません。
ここは2人に大人しくしてもらうのが無難なのですが、わがまま放題なお2人がおとなしく船でお留守番なんて出来るはずがありません。
そこで仕方なくケメリンは知り合いの店により、アンとメアリーに変装してもらうこととなるのでした。

ケメリンの知り合いの店とは娼館でした。
荒くれ物の集まるこの町にわざわざ来る女なんて、一発あてたい娼婦か無謀な尼さんくらいしかいないというわけで、アンとメアリーもまたそれにふさわしい変装をすることとなったのです。
変装もとりあえず終わったところでそれぞれは情報収集に向かいます。
キッドとベラミーの荒くれムサ男タッグは賭場の情報通の元へ、ケメリンとアンは知り合いの出版社の社長の元へ。
二組はそれぞれミッソンは今パナマの先にある島で「リバタリア」なる独立国家まがいの組織を作って暮らしていると言う情報にたどり着きました。
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そして他にも気になる情報をいくつか入手します。
荒くれ組のほうは、カリブの賞金首のトップを走っていた爆弾魔の「エドワード・"黒髭"・ティーチ」と、その賞金額トップの座を塗り替えた「フランシス・ロロノア」の2人をモーガン提督が仲間につけたらしいということを。
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そしてアンケメのほうは、そのモーガン提督がガチでアンとメアリーを消しにかかってきており、二人を800ポンド(今で言う二千万円くらいの価値だそうです)の過去最高額賞金首として手配したと言うことを!!
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よく見ればすでに町中にアンとメアリーの手配書が張り出されています。
そして偶然に偶然が重なり、この町にはすでにそのロロノアが滞在。
その上アンとメアリーと以前戦いを繰り広げたロシュの部下、カルメルとラ・ブーズまでもがやってきていたのです!
ですがやってきているのは敵ばかりではなく、メアリーは意外な人物と再会することに。
数々の偶然によって、数々の出会いが発生!
物語は一気に急展開を迎えるのです!!

というわけで、大幅描き下ろしで展開する今巻。
思いのほかのページ数増と言うことで、最終巻となる予定だった第4巻は第4巻「上」と言うことで2冊に分かれるtことになりました。
一冊あたりのボリュームとしては今までの3冊と比べると3分の2ほどなんですが、雑誌連載ではない描き下ろしの単行本ならば仕方ないのかも。
その代わりといってはなんですが、第3巻までのぺらぺらな感じの紙とは違って硬くて厚みのあるいい紙を使っているため厚さ自体はあまり変わってません!
ともかく非業の打ち切りエンドだった作品がようやく再始動し、そのうえかなりの盛り上がりをみせているのは確か。
よっぽどのことがない限りあと1冊で完結!
どう展開していくのか、どんな結末を迎えるのかが楽しみでなりませんね!!

ついに完結編が始まった、「そして船は行く 完全版」第4巻上は全国書店にて発売中です!
超気になる結末が描かれるはずの第4巻下は11年春発売予定!
ですが当初この本が10年夏発売予定だったこと、そしてあとがきで「常春のマリネラなら年末まで春」と宣言しておりますので……
気長に待つしかなさそうです!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


そして船は行く【完全版】IV(上) (GAME SIDE BOOKS) (GAMESIDE BOOKS)
マイクロマガジン社
雑君保プ

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