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本日紹介いたしますのはこちら、「バクマン。」第16巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、週刊少年ジャンプにて連載されています。

作者は小畑健、大場つぐみ両先生。
本作は「バクマン。」のテーマで紹介記事をまとめておりますので、よろしければあわせてご覧ください。

さて、順調だった「PCP」に降りかかってきた模倣犯という大問題。
一度は無意識のうちに危険な内容を避ける原作を作ってしまい、人気が急落するところまで来てしまいました。
ですが作中で模倣犯を撃退する話を書くことにより、人気もシュージンの調子も回復!
再び以前どおりの好調ぶりに戻ってきたのです!

アンケートも3位に浮上し、読者の反応も上々。
ひとえにサイコーやシュージンの努力の結果といえましょうが、エイジの「CROW」がアンケート1位になったことが励みになったのも事実のようです。
とは言え、ライバルであるエイジが更なる高みへ行ってしまっているということでもあるわけで。
2人はそれでも、少しずつ差を縮めていこうと決意を新たにするのでした。
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で、エイジはというと、いつもはパパッとあげてしまうネームに時間をかけて向き合い、更にアンケート1位状態を継続使用と考えていました。
「+NATURAL」の方は自分が話考えていないし、面白くないからどうにもならないと半ば惰性でかき続けているようですが。
正直をいえば、エイジの担当にとっても「CROW」がある以上、モチベーションを下げる要因かもしれない「+NATURAL」はむしろ終わらせた方がいい位。
「+NATURAL」の担当にとっても、ピークは過ぎているし、同時に担当している「正義の三肩」のドラマ化が控えていて忙しくなるのが目に見えているので終わらせても……と考えてしまいます。
このまま「+NATURAL」は終わるしかないのでしょうか?
いや、それ以上に気になるのはエイジがやる気を漲らせて「CROW」を一位にさせている理由です。
シュージンが落ち込んで、キレのなくなった「PCP」に発破をかけてやるためかと当初は思われたのですが、どうやらそうでもなさそう。
となれば気になるのは、ジャンプで連載を始める前にエイジが言っていたあの条件です。
人気1位になったら、なんでもひとつ漫画を終わらせる権利が欲しい、と言う……!!

不安は的中してしまったようです。
担当に話も通さず、いきなり編集部へと乗り込んでくるエイジ!!
話しに来たのは編集長だ、とずんずん突き進んでいくエイジが、編集長を前にしてたずねたのは……!!
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福田組の中にも、その噂は舞い込んできます。
エイジは何を終わらせようとしているんだろうか?
その噂は憶測が憶測を呼び、福田組の面々の頭を悩ませます。
担当の言い草からすると「+NATURAL」ではないか?
一応そう結論付けた一同は福田の仕事場へと集結しました。
とは言え、あーだこーだと議論してもどうにかなるわけでもありません。
とうとう痺れを切らした岩瀬が、本人に聞きに行くと言い出すのです!
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確かにそれが一番早い、と一同はエイジの仕事場を訪ねたのでした。

エイジは連載を終わらせる権限は確かにもらったとあっさり認めます。
その条件は、10週連続で1位を獲得することのようです。
この時点で既に6週連続の1位を獲得しており、残り後4週1位を獲得すればその権利を獲得できるようで……
その事実も十分衝撃的ですが、一同がそれより気になるのはやはり終わらせたい漫画が何か、です。
エイジはそれもあっさりと明かしてくれました。
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「CROW」だと!!

エイジは自分で終わらせたい形で終わらせられないのが大嫌いで、人気絶頂のうちにかっこよく終わらせるのが理想なんだ、それが出来そうで嬉しいと断言しました。
10週連続1位を取ったら、そのあと10週でまとめて完結。
もし一回でも1位から陥落したら、エイジ的に完璧ではない終わり方だから位置から挑戦しなおすとのこと。
その志は自分勝手ではありますが、作品の終わり方としては理想的かもしれません。
ですがもちろん皆が納得できるわけがありません。
サイコー達のように、もっと描きたい物があるから今のものを終わらせると言うならまだ納得もいきましょうが、そう言う訳でもないようですからなおさらです。
いつかはもう一本描きたいけど……と、「CROW」に対しては一切未練がない様子のエイジ。
そんな彼に一番納得できないのが他ならぬサイコーとシュージンです。
エイジを抜きたいと思ってずっとやってきたのに、抜く前に終わって欲しくない!
その意見に、福田や蒼樹、高浜たちも同調し、終わらせないよう、連続1位記録を阻止してやろうと意気込むのです!
絶対に抜いて見せると意気込む一同(平丸以外)ですが、エイジは今「CROW」は一番盛り上がっているところだから抜かれるわけがない、自分の原稿を放り出してここに来る面々になどなおさらだと自信をみなぎらせています。
確かにその通りではありますが……このことによって一同に日がついたと言う見方もできるのです!!
それを聞いたエイジ、その挑戦を面白いと受けてたってくれました。
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そこで、最終回までの間に一回でも抜かれたら連載終了をやめる、と宣言!
こうしてエイジVS福田組全員の、人気争奪戦が始まったのでした!!
残された時間は連載終了確定までの7~8週間。
果たして福田組の一同は、クライマックス真っ只中の大盛り上がりの最中である「CROW」の牙城を崩すことが出来るのでしょうか!?


というわけで、思いもよらない決戦が始まった本作。
エイジが終わらせたい漫画が自分の作品だ、というのはある程度予想されていたことですが、この展開につなげていくのは流石です。
期せずして始まってしまった、エイジとのわかりやすい対決。
まだまだサイコーとシュージンの力だけではエイジを抜き去るのは大変かもしれませんが、一同が発奮して人気を分散させれば……!
エイジと福田組の真っ向勝負は、ジャンプそのものの勢いすら持ち上げる熱戦になるのです!!
そして、このあと物語はまたまた新展開。
ジャンプに古くて新しい風が吹くことになり……?
またまた気になる展開を迎えるようです!!

エイジに追いすがる福田組の奮闘、「バクマン。」第16巻は好評発売中です!!
エイジの漫画を終わらせる権限と言う、物語開始当初からの要素をひとつ消化した形になる本巻。
ですがこれで物語が終わりに近づいたと言うわけではなく、まだまだVSエイジ、そしてサイコーの結婚までの戦いが待っているわけで。
それ以外にも、トラブルがたっぷり待ち構えているのです!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


バクマン。 16 (ジャンプコミックス)
集英社
2012-01-04
小畑 健

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