本日はこちら「死刑執行中脱獄進行中」を紹介します。
10年近く前に発売された単行本ですが、10月8日発売のスーパージャンプ創刊20周年感謝号の付録として付いてくる小冊子に表題作である「死刑執行中脱獄進行中」が掲載されているそうでして、それに乗っかって紹介してみようという魂胆な訳です。
もちろん荒木先生の作品な訳ですから面白さは保証つきみたいなものです!
荒木飛呂彦先生といえば言うまでも無い「JOJOの奇妙な冒険」シリーズの作者で、数多くのファンを魅了している漫画家です。
しかし読みきりもふと思い出したように描く方で、短編集も3冊刊行されています。
初期の読み切りを集めた「ゴージャス・アイリン」、鬼窪浩久先生との共著である「変人偏屈列伝」、そしてこの「死刑執行中脱獄進行中」です。
この本は比較的最近(といっても1995~1999年発表)の読みきりがまとめられています。
凶悪な囚人が死刑を宣告され、閉じ込められた奇妙な牢獄。
そこは一見すると快適な生活空間なのですが、様々な罠が仕掛けられている死刑執行室だったのです!
生き延びようとする囚人とまったくその姿を見せない看守達の不気味で奇怪な駆け引きが描かれている怪作です。
独自の作風を持つ荒木先生の作品の中でもさらに独特な作品で、最初の2コマ以外一切主人公である囚人以外の人間が姿を現しません。
得体の知れない不気味な部屋で次々に牙を剥く不可解で凶悪な罠と、それから逃れるさまだけを描き続けている……まさに荒木先生ならではの作品と言えるのではないでしょうか。
上記のような表題作のほかに収録されているのは、難破した船の上で命をつなぐため駆け引きを繰り広げる猫と船員の話、「ドルチ」。
JOJOの第4部で登場し、根強い人気を誇るキャラ岸辺露伴が狂言回し的存在となり、自身の体験した奇妙な出来事をつづる「岸部露伴は動かない~エピソード16・・懺悔室~」。
自身の過去を一切覚えていない死者、吉良吉影が安息の地を手に入れるため奮闘する「デッドマンズ・Q」。
以上の3本が収録されています。
雑誌掲載時のカラー原稿をカラーのまま掲載し、荒木先生による各作品の解説も収録されておりファン心を心地よくくすぐってくれる単行本になっていますよ!
荒木先生の作品をJOJOしか知らない方、「荒木飛呂彦ってどんな漫画描くの?興味はあるんだけど……」と言う方、そしてJOJO第4部のファンの方などに特にオススメのこちら「死刑執行中脱獄進行中」。
発行当時はSCオールマン愛蔵版というレーベルで出ているのですが、残念ながらオールマンは速攻でお亡くなりになられましたので今はYJC-UJ愛蔵版と言うレーベルで出ている様子。
箱つきで紙質のいい単行本にもかかわらず1200円とリーズナブル(?)なお値段ですのでふところもそんなには傷まないはずです!
再版がされているとは思いますがなにぶん古い本ですので店頭に置いていない恐れが多々あります。
しかもサイズは4コマ漫画などで見られるA5版。
そういった点に注意しながら探してみてください。
店員さんに聞いたほうが早いかな……
ともかく、まだ持っていない方は今すぐ本屋さんに疾走です!
無いときは素直に注文だ!!
ちなみに近年ジャンプSQに掲載された「岸部露伴は動かない-六壁坂-」はやはり未収録です。
単行本に入れようにもなにぶん他に未掲載の読みきりがありませんので、単行本がいつになるのか予想すら付かない状況です。
当時のSQ持ってる方はスクラップしておくことをオススメします!
そして俺は捨ててしまったことを後悔してます!!
10年近く前に発売された単行本ですが、10月8日発売のスーパージャンプ創刊20周年感謝号の付録として付いてくる小冊子に表題作である「死刑執行中脱獄進行中」が掲載されているそうでして、それに乗っかって紹介してみようという魂胆な訳です。
もちろん荒木先生の作品な訳ですから面白さは保証つきみたいなものです!
荒木飛呂彦先生といえば言うまでも無い「JOJOの奇妙な冒険」シリーズの作者で、数多くのファンを魅了している漫画家です。
しかし読みきりもふと思い出したように描く方で、短編集も3冊刊行されています。
初期の読み切りを集めた「ゴージャス・アイリン」、鬼窪浩久先生との共著である「変人偏屈列伝」、そしてこの「死刑執行中脱獄進行中」です。
この本は比較的最近(といっても1995~1999年発表)の読みきりがまとめられています。
凶悪な囚人が死刑を宣告され、閉じ込められた奇妙な牢獄。
そこは一見すると快適な生活空間なのですが、様々な罠が仕掛けられている死刑執行室だったのです!
生き延びようとする囚人とまったくその姿を見せない看守達の不気味で奇怪な駆け引きが描かれている怪作です。
独自の作風を持つ荒木先生の作品の中でもさらに独特な作品で、最初の2コマ以外一切主人公である囚人以外の人間が姿を現しません。
得体の知れない不気味な部屋で次々に牙を剥く不可解で凶悪な罠と、それから逃れるさまだけを描き続けている……まさに荒木先生ならではの作品と言えるのではないでしょうか。
上記のような表題作のほかに収録されているのは、難破した船の上で命をつなぐため駆け引きを繰り広げる猫と船員の話、「ドルチ」。
JOJOの第4部で登場し、根強い人気を誇るキャラ岸辺露伴が狂言回し的存在となり、自身の体験した奇妙な出来事をつづる「岸部露伴は動かない~エピソード16・・懺悔室~」。
自身の過去を一切覚えていない死者、吉良吉影が安息の地を手に入れるため奮闘する「デッドマンズ・Q」。
以上の3本が収録されています。
雑誌掲載時のカラー原稿をカラーのまま掲載し、荒木先生による各作品の解説も収録されておりファン心を心地よくくすぐってくれる単行本になっていますよ!
荒木先生の作品をJOJOしか知らない方、「荒木飛呂彦ってどんな漫画描くの?興味はあるんだけど……」と言う方、そしてJOJO第4部のファンの方などに特にオススメのこちら「死刑執行中脱獄進行中」。
発行当時はSCオールマン愛蔵版というレーベルで出ているのですが、残念ながらオールマンは速攻でお亡くなりになられましたので今はYJC-UJ愛蔵版と言うレーベルで出ている様子。
箱つきで紙質のいい単行本にもかかわらず1200円とリーズナブル(?)なお値段ですのでふところもそんなには傷まないはずです!
再版がされているとは思いますがなにぶん古い本ですので店頭に置いていない恐れが多々あります。
しかもサイズは4コマ漫画などで見られるA5版。
そういった点に注意しながら探してみてください。
店員さんに聞いたほうが早いかな……
ともかく、まだ持っていない方は今すぐ本屋さんに疾走です!
無いときは素直に注文だ!!
死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集 (SCオールマン愛蔵版)
集英社
荒木 飛呂彦
ユーザレビュー:
おもしろい!ジョジョ ...
ジョジョファン必見荒 ...
奇抜さバツグンナナメ ...
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ちなみに近年ジャンプSQに掲載された「岸部露伴は動かない-六壁坂-」はやはり未収録です。
単行本に入れようにもなにぶん他に未掲載の読みきりがありませんので、単行本がいつになるのか予想すら付かない状況です。
当時のSQ持ってる方はスクラップしておくことをオススメします!
そして俺は捨ててしまったことを後悔してます!!