本日紹介いたしますのはこちら、「アイシールド21」第34巻です。
集英社さんの少年ジャンプ・コミックスにて刊行、週刊少年ジャンプにて連載中です。
作者は村田雄介・稲垣理一郎両先生。
両先生の紹介と今までのこの作品の紹介は「アイシールド21」のテーマにてまとめましたのであわせてご覧頂ければ幸いでございます。
さて、第33巻では帝黒学園に圧倒的大差をつけられてしまった泥門。
ヒル魔の想いに報いる為にも、セナは大和に突っ込みますが……
と言ったところでこの第34巻に続きます。
上も左右も抜く事が出来ないならば下から突っ込んで突破する、そう考えたセナの特攻でしたがあえなく轟沈。
上下左右、3次元のすべてを網羅する大和の支配力に手も足も出ないのか、誰しもそう思うところでしたが……セナだけはそうではありませんでした。
再びやってくる大和VSセナ。
なんとこの土壇場にしてとうとうセナは大和を抜き去ることに成功したのです!
炸裂したのは新たな必殺技、デビル4(フォース)ディメンジョン。
相手と交錯する瞬間に姿勢を変えず一歩だけバックステップし、時が戻ったかのように錯覚させて高速で抜きさる……3次元がダメなら4次元、時間と言う概念を使った究極とも言える技が生み出されたのです。
セナが大和を抜ける、という武器を手に入れたことで俄然勢いづく泥門メンバー。
恐ろしいまでの才能を持つ大和に早くもデビル4ディメンジョンが破られると言うショックな出来事もありましたが、残り4分の時点でとうとう7点差、1タッチダウン差にまで追いすがります。
ですが自力で勝る帝黒、残り1分強の時点でキックを決め、その差は10点に開いてしまいます。
もはや残されているのは絶望のみか……ですがそんな状況でも最後の一瞬まで諦めないのが泥門。
残り8秒の時点で最後の大勝負に出ました。
フェイクにフェイクを重ねたモン太へのロングパス……をもフェイクにし、ヒル魔はセナにパス。
ランで突っ込みます!
当然立ちふさがるのは大和!!
新必殺技も破られた今、セナは更に凄まじい必殺技を披露!!
鮮やかなタッチダウンを決めたのでした!!
その後のボーナスゲームも獲得し、点差はとうとう2!
キックオフの後もモン太が最後であろう鷹との勝負を制し、一秒を残して泥門ボールとなります。
ですがゴールまでの距離は60ヤードとかなりあります。
普通ならばロングパスしかありえず、当然帝黒もそれを警戒し、ゴール前を堅守。
そこでヒル魔が選んだ作戦はキックでした。
ハッタリでしかなかったはずの60ヤードマグナム。
最後はムサシに、いや泥門デビルバッツ創始者の3人に全てを託し……最後のキックが炸裂します!!
白熱の戦いは終わり、いつもの日常へと戻ったかに見えたセナ達。
しかしなにやら泥門の部室に大和や本庄などのアメフト界の有力者が集まっているではないですか。
なんと世界各国の高校生によるアメフトチーム同士が争う、ワールドカップが開催されると言うのです。
その発表記者会見には全米高校生の2トップと言われているクリフォードと
彼、パンサーが現われたではないですか!
次なる相手は世界。
セナたちの夢の終わりはまだ先のようです……
今まで数々の激戦や特訓を経て、とうとうフィナーレを迎えたクリスマスボウル。
激しい戦いの数々や選手達それぞれの想いが作り上げてきたドラマも最高潮の盛り上がりを見せています。
そして決着の後、完全燃焼した泥門のメンバーの姿には今まで応援してきたファンにとってもこみ上げてくるものがありました。
クリスマスボウルが終わればやっぱり終了だよね、寂しいけど奇麗に終わる方が幸せなのかもしれないよね、と思っていた我々の予想を裏切り、ワールドカップ編が開始。
蛇足じゃね?という意見も少なくは無いようですが、要するにこれはボーナスゲームのようなもの。
素直に楽しもうじゃありませんか!
単行本書き下ろし要素では恒例のQ&Aをはじめ、新脇役キャラが出なかったせいかいつもと一味違うおまけも収録。
残念ながらカバー下や登場人物紹介の書き下ろし等が無いのが少し残念ですが、それを差し引いてもあまりあるオマケの充実振りは流石です!
全日本高校アメフトの頂点が決まる、「アイシールド21」第34巻は好評発売中です!
感動のその瞬間を見逃す無かれ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
アイシールド21 34 (34) (ジャンプコミックス)
集英社
稲垣 理一郎
ユーザレビュー:
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