3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

カテゴリ: マツリセイシロウ

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本日紹介いたしますのはこちら、「ひみchuの文子さま」第2巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者はマツリセイシロウ先生。
本作のは「マツリセイシロウ」のテーマにて紹介をまとめておりますので、よろしければそちらもご参照ください。

さて、セレブの集う学校でやんごとなきお嬢様とともに同人ゲームを作ることとなった廉太郎。
なんだかいろいろありながらもにぎやかで楽しい日常を送る錬太郎ですが、どうも同人ゲーム製作のほうはイマイチ進まないのでした。

ある日、教師の身で未だ中二病全開な嵐のもとへお客さんがやってきました。
かつての大親友2人が十年前に埋めたタイムカプセルを掘り出すためにです。
やってきたその2人ですが、どうも廉太郎は彼女達の顔に見覚えがあるような気が。
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それもそのはず、世界的に有名なチェロ奏者と、ゴイスな賞の受賞者である有名小説家だったのです!
ところがこの2人、どうも昔を懐かしむために来たふうではありません。
彼女達の口から発せられたのは、過去を掘り起こしに来たのではなく、葬りに来たのだという言葉だったのです!

どうも彼女達、この学校の学生だった頃は嵐とともに酷い中二病をわずらっていたようで、一緒に妄想キャラになりきって遊んでいた(?)ようです。
現役バリバリな嵐とは違い、真っ当な道を歩み始めた上に社会的地位も確立した2人にとって、学生時代の重いではまさに黒歴史。
ましてや何を入れたのかは思い出せないとはいえ、タイムカプセルの中に入れたであろうその頃の思い出の品などという形のある証拠が世間に知られてしまえばこっぱずかしいことこの上ありません。
嵐から連絡を受けるまでもうすっかり忘れていたタイムカプセルの存在ですが、ここは何とかして闇に葬らなければと思い立ったわけです。
ですが、タイムカプセルを埋めた場所を知るにはとある儀式をしなければならないのだそうで。
2人は葬りたい恥ずかしい記憶の中のいでたちに再び身を包まされるはめになってしまったのでした!

かつて学生時代にノリノリで作ったであろう儀式は、いろいろな意味で大人になった今現在やるのは厳しすぎるもの。
そもそも卒業後十年も経った今、そんな儀式の呪文がすらすらと出てくるはずが
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……ありました。
嵐の言葉ではありませんが、青春を捧げた儀式は魂に刻み込まれてしまっていたようです!
で、この儀式で出来た影から北に30歩のところにカプセルは埋めてあるそうで。
廉太郎がその場に向かうのですが、北に20歩地点から先には新校舎が立てられており、目標地点に踏み込むことができなくなっていたのです!
もしかしたら何かの間違いかもしれないからもう一度儀式をしようと言う嵐ですが、2人は何のためにあんなことをしたのかとそりゃもう肩を落としまくり。
そして差し伸べられた嵐の手を振り払い、
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アンタなんかと友達になるんじゃなかったとまで言い放ってその場を離れて行きました。
絶望に打ちひしがれる嵐。
ですがその時、廉太郎の元へ声をかけてくる男が現れました。
某有名メーカーの有名シリーズに出てきたような気がする見た目のその男、この学校の事務員だそうで、なんと新校舎工事のときに掘り出されたタイムカプセルを預かっているというではないですか!
ところが嵐はそれを処分してくれと言い出します。
これは悪しき波動の罠だったんだといつもの調子で理由をつけて去っていく嵐ですが、その背中にはやはり寂しさがにじみ出ていて……
廉太郎も強くは言えず、その背中を見送るしかないのでした。

が、そのカプセルの中身は一応廉太郎が回収したようです。
とはいえ無事だったのは一枚のCD-ROMのみ。
話を聞いた文子さまは、躊躇なくそのCDを起動!!
すると中に入っていたのは……

後日、タイムカプセルが見付かったということで例の2人を呼び出した文子さま。
嵐も同時に呼びつけていて、3人の前で件のCDを起動させます。
中身はどうもゲームのようです。
それはRPG製作ソフトによって嵐たち3人が作ったRPG!
3人が当時入れ込んでいた妄想キャラの妄想バトルを、そのままRPGに落とし込んだものだったのです!
何だかんだいってプレイしてみるとどうしても思い出話で盛り上がってしまう3人。
わいわい楽しくやっているうちに、けっこうあっさりラスボスまで撃破してしまいました。
そうなれば当然流れるのはエンディング。
最後に表示されたメッセージは、「10年後のわたしたちへ 大予言」というもの。
そしてその大予言はこう締めくくられていました。
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「きっと ずっと 仲間」。
そのメッセージを見た3人の胸中には様々な思いが甦ってきたようで……
2人は嵐に対して、先日の非礼のことを切り出すのでした。

そんな様子を見て、廉太郎にもある気持ちが湧きあがります。
それは、やっぱり自分も文子さま達と一緒にゲームを作りたい、と言う気持ちです!
やる気を出してみれば物事は過酷ながらも実に順調に進み、ゲーム製作は瞬く間に完成間近に。
ところが最終段階になって大問題が発生してしまったのです。
文子さまの超潤沢な資金を活かして作られた、体感型入出力装置。
要するに使ってプレイすれば眠りに付き、その意識がゲームの世界の中に入ったかのようになる装置です。
ですがそれを使ってデバックを始めた嵐、ハジメ、そして文子さまがいつまで経っても目を覚まさないではないですか!
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一体ゲームの中で何が起こったのか?それを調査するために、思い切って自分も装置を使ってゲームをプレイする廉太郎。
文子さま達が目を覚まさない理由とはなんなのか。
その事実をした時、廉太郎が取る道は?
やんごとなき同人ゲーム製作ストーリー、ついに完結です!!

というわけで、完結を迎えた本作。
いつものような同人製作にかかわっているようないないような日常話が続いていく本作ですが、そんなうちの一話から一気に最終回へと持ち込まれていきます。
急展開に見えなくもありませんが、無理なくまとめられているいい最終回を迎えていますのでご安心を。
最終回後の廉太郎は相当大変そうですけどね!
そんな廉太郎も今巻では引きこもりになりかけたりプロになりかけたりと色々苦労続きでしたが、何とか報われたといえるかもしれません!
最終回以外はほぼ通常営業ということで、エロス要素のほうもバッチリ。
入浴シーンに全裸やら着衣のまま下着だけの脱衣やら、
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そつなく取り揃えております!

同人ゲーム製作も間近となり、完結となる「ひみchuの文子さま」第3巻は全国書店にて発売中です。
度重なる障害(?)を乗り越え、いよいよ完成する同人ゲーム。
そのゲーム製作の最後に潜んでいた障害を廉太郎はどう乗り越えるのかをその目でご確認ください!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


ひみchuの文子さま 3 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2011-01-20
マツリ セイシロウ

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本日紹介いたしますのはこちら、「ひみchuの文子さま」第2巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者はマツリセイシロウ先生。
本作の過去の紹介等は「マツリセイシロウ」のテーマにてまとめておりますので、お時間などありましたらご覧くださいませ。

ひょんなことからそれはもう大変なおうちの娘さんである文子さまに目をつけられ、一緒に同人ゲームを作ることとなった廉太郎。
ですがいかがわしげなオタク趣味を良しとしないハジメや、26歳にして中二病を患うパッと見ロリキャラの嵐など、様々な人々によってゲームの制作は快調とは行かないようです!

そんなわけで今巻も肝心のゲーム制作はトンと進んでいない本作。
パロディとエロスに溢れた日常が繰り広げられるわけですが、今巻最大の注目エピソードといえば文子さまのお父上が登場してしまう、いろいろ恐ろしいお話ではないでしょうか!!

さわやかな休日の朝。
自宅で起きだす廉太郎はいつも以上の開放感を感じていました。
それもそのはず、今日は両親が旅行に出ており、1日中1人っきり。
真の(?)自由を堪能できるのです!
ですが不意にその自由を破る声が聞こえてきました。
いつの間にか自分の横で布団にもぐりこんでいたその声の主は……
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文子さま!
どうやら彼女、廉太郎が寝ている間に窓を破ってこっそり進入、そのまま布団にもぐりこんでいたようです!
で、どうして進入したのかというと、要するに家出なんだそうで。
なんでも父親が文子さまのコレクションを捨てようとしたのに起こった末の行動なんですと。
そのコレクションとは
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「Do LOVEれ」「リンゴ100%」「魔法師匠ネジま!」だの、どこかで聞いたことのあるような……俗に言うお色気枠のコミックス群。(「ボディ・バード」は元ネタそのままでもよかったんじゃないでしょうか!!)
廉太郎はこんなもののために家出したのかとあきれますが、文子さまはこの漫画がなんちゃら的なものにも取り上げられることがない日陰の花たちを自分が愛さずして誰が愛すと怒り心頭!
ちょうどその時かかってきた父親からの電話にもその怒りのママ「絶対帰らない」と突っぱねるのでした。

文子さまも親子喧嘩なんてするんだなーと微笑を漏らす廉太郎ですが、ふとそこであることに気が付きます。
日本一やんごとないお嬢様である文子さまの父親ということは……すなわちあの立場のあのお方というわけで。
文子がアホだのうんこだの罵倒する姿に思わず突っ込みを入れてしまいます。
そしてその突っ込みの声が電話口を通してお父上の耳にお入りになった様子。
電話口で息を呑む声を聞いた文子はほくそえみ、「確かに男の声だ」と煽って電話を切っちゃいます。
慌てた廉太郎、一応電話の相手を訪ねると、東京の真ん中にある大きなお城に住む自分の父親だと返答。
やっぱり最悪の状況みたいです!
すぐに帰ってくれと文子に懇願する廉太郎。
ところが文子がのらりくらりと交わしているうちにいつのまにか自宅が戦車に包囲されてました。
なんか電話が逆探知されてたみたいです。
大事に見えるが、テレビでも新聞でも報道しないから安心しろと逆に怖い事実を明かす文子さま。
その時玄関の呼び鈴が鳴り響きます。
文子さまに背中を押され、おそるおそる扉を開く廉太郎。
するとそこには
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予想通りの日本一やんごとなきお方が立っていたのです!!

思わず平伏する廉太郎ですが、そのお方はおもむろに覆面をかぶり、パッポン星から来たパッポン大王だから頭を上げてよと語りかけます。
見も知らぬ星の大王様ということで、陛下と呼ばせてもらうことを許可して貰った廉太郎。
とりあえずファーストコンタクトは切り抜けられましたが、肝心の問題はこれから。
まさかの一般家庭でそりゃあもう恐れ多い親子喧嘩が繰り広げられるわけで……
しかも話は廉太郎と文子の関係にまで及び、なんかもういたたまれない空気になります!!
なんだか大変な状況に陥った廉太郎。
果たして今後無事日本に住み続けられるのでしょうか!?
転校とかさせられないでしょうか!?
運命やいかに!!

というわけでいよいよお父上が姿を現した今巻。
それ以外にも様々な注目のエピソードが収録されています。
イラストコミュニティサイトpixavにて廉太郎をしのぐ人気を誇るライバル、甲斐薔薇U-JANなる人物が登場する話、
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流行の擬似恋愛ゲーム「ココロ+」のキャラの誰が好きかの返答しだいで日本が火の海になってしまうという恐るべきお話、
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文子さまがハジメの股間に振動する棒を押し付けるというさすがチャンピオンRED連載作品といわざるを得ない話
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などなど、各方面で危なげな内容多数!
そもそも話の中核である文子さまの出自からしていろいろアレな作品なだけに、なんか読んでるこっちまでハラハラしますよ!!

ハイソサエティオタクライフ漫画、「ひみchuの文子さま」第2巻は好評発売中です!
様々なパロディと、十分やっているもののRED的に見ると割と控えめなエロスが同時に楽しめる本作。
単純に萌え漫画としてやパロディを楽しみたい方には勿論、RED作品の入門書としても最適……かもしれません!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ひみchuの文子さま 2 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2010-07-20
マツリ セイシロウ

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本日紹介いたしますのはこちら、「ひみchuの文子さま」第1巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者はマツリセイシロウ先生。
マツリ先生と前作、「マイティハート」の紹介は「マツリセイシロウ」のテーマにてまとめておりますので、そちらもよろしければ併せてご覧くださいませ。

さて、本作は近年増えてきた感のあるオタクの日常を描くコメディものです。
が、やはり単なる日常物ではない、やんごとなき設定が用意されています!

主人公の大滝廉太郎は名家や金持ちの子供達が通う超名門、帝修館学院の新入生。
わりと普通の家の子供である廉太郎はいづらい空間であるのですが、何より辛いのが風紀を守ると言う名目で厳しい荷物検査などをする組織「学友会(ソシエ)」の存在です。
アニメキャラのストラップを使用していただけで張り付けのさらし者にされると言う行き過ぎな気がする荷物検査がお行われるその日、廉太郎はかなりまずいものを学校に持ってきてしまっていた様子。
荷物をチェックされたら……と終始上の空の廉太郎ですが、授業中にそれはやってきました!
授業中の乱入に戸惑う教師ですが、学友会の長であるハジメは取り合わず生徒達を机から離れて壁際に並ばせようとします。
廉太郎は教師とハジメがもめている間にそっと教室からエスケープ。
ブツの隠し場所を求めて学園敷地内をさまようのでした。

そんな時、廉太郎は木に引っかかっている少女を発見します!
目を覚ます少女ですが、引っかかっていた枝が突然折れて落下してしまうではないですか!
あわてて落下点に回りこんで助けようとする廉太郎!
するとラブコメ的お約束、
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偶発的キッス状態になってしまうのでした!

特に気にした様子も見せず、廉太郎の頭をさすりながら「痛いの痛いの飛んで行けー」をしてくれる少女。
ですが少女の素性やらを聞く暇すらなく、学友会の気配が近寄ってきます。
咄嗟に逃げ出す廉太郎はここなら見つかるまいと男子便所に逃げ込むと
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個室にさっきの少女が引っかかっているではないですか!
さっきのキスが原因か、どうやら少女は廉太郎が気になっている様子……とおもいきや、少女はおもむろに廉太郎の抱えていた鞄を開けるではないですか!
止めようとするも時既に遅し、鞄から舞い散ったのは
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自作の萌エロスイラスト!!
さらに鞄には大量の同人ゲームが入っており、一目でガチオタであることが窺えるグッズが満載だったのです!
その絵を見た少女は泣き叫んだり思いっきり引いたり……はせず、まじまじとイラストを観賞してこの絵が廉太郎自身が書いて物であることを確認します。
なんだか状況が理解できず、いろいろと逃げ出すわけにも行かない状態で固まる廉太郎。
ですがその時、窓の外にヘリが接近!
中にはハジメが乗っており、「無駄な抵抗をやめて人質を解放しろ」などと発言し、更に銃器などを完備した機動隊的な集団がトイレ内に押し入ってきたのです!
なんとこの少女、財政界でも手が出せないような超VIPの娘であり、学友会のトップでもある超絶高貴な存在、
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文子さまだったのです!!

拘束され、ハジメから永久国外追放を言い渡される廉太郎。
文子は廉太郎がイラスト投稿サイト「PIXAV」の常連ランカーであることを確認して目を輝かせているのですが、楽しそうな文子とうって変わってハジメは呆れ顔。
死刑に変更しようかなどと言い出しますが、文子が気にかけていることもわかり、無罪放免の変わりに一つの条件を提示します。
それは今まで廉太郎が持っていた同人ゲームを踏み壊すこと!
命やら日本居住権やらがそれで助かるんですから安いもの……
ですが、あろうことか廉太郎はそれを拒否!!
しかも
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2次元作品に対してのほとばしる思いを叫んでしまうのでした!

その絶叫を聞いた文子は拍手とともに「合格」を宣言します。
すると部屋に引かれていたカーテンやらが開き、そこに怪しげな部屋が姿を見せました。
そこは文子が主催する同人サークル、「仮面党(パルティ ドゥ マスク)」!
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廉太郎はその一員として、文子とともに「お同人ゲーム」を作ることになったのでした!!

そんなわけで奇妙な同人活動を始める廉太郎ですが、とにかくその前途は多難です。
実際は同人なんて大嫌いだと言うのに文子に忠誠を誓っている手前協力しているハジメと言う獅子身中の虫(?)に加え、それはもう重度の中二病に犯された意外な素性の美少女であり廉太郎の前任グラフィッカーだった嵐といった付き合いの難しいキャラが登場。
そして何より謎の高貴な存在だった文子さまの素性がどうやら「この国そのもの」に喩えられるような、そして「やんごとなき」と言う言葉が日本一当てはまる家の娘らしいのです!!
どうやら深く詮索しない方がいいと廉太郎は追及を諦めるのですが……まあ、世の中には知らないままの方がいいこともあるということで……

そんなキャラの個性だけでなく、一部のぶっ飛びまくった作品ほどではないにしろREDらしいエロスたっぷりの展開にマニアやってる方なら思わず反応してしまうギャグ、そして随所にちりばめられたパロディなど見所満載です!
そして相変わらずスレンダーもむっちりも描きこなす安心の画力は健在!
旧作ファンも本作で初めてマツリ先生作品も読む方も安心ですよ!

やんごとなきお嬢様と人には言えない関係になる、「ひみchuの文子さま」第1巻は好評発売中です!
ギャグにエロスに萌えにパロディを散りばめられたバラエティ豊かなこの作品。
コメント付きの設定資料も収録し、マツリ先生の内面までも垣間見れますよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ひみchuの文子さま 1 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
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本日紹介いたしますのはこちら、「マイティ・ハート」第7巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスにて刊行されました。

作者はマツリセイシロウ先生。
前巻は09年2月6日に紹介しておりますのでそちらもあわせてご覧くださいませ。

さて、とうとう「マイティ・ハート」も大詰め。
前巻ではヴォルケンとそっくりな謎の人物に救われ、窮地を逃れたところで続きました。
クライマックスを迎える第7巻はどうなるのでしょうか!!

なんやかんやでいいムードになってしまったヴォルケンと舞島。
とうとうその腕に彼女を抱くことが出来、感無量のヴォルケンですが、舞島は衝撃的な発言をするではないですか。
「8年前のあの時もこうして抱いてくれた」、と。
ヴォルケンはその8年前、まだ培養液の中。
出歩くことなど出来ないし、ヴォルケン自身もそんな記憶はないのです。
舞島が言っている8年前の男は恐らく、ヴォルケンそっくりのあの男のこと。
舞島は自分ではない誰か想っている、と考えると……たまらずヴォルケンはその場を逃げ出してしまいました。
そんな時その謎の男がヴォルケンの前に姿を現します。
彼はヴォルケンの、天河十市の全ては自分のものだと宣言してさっていきます。
ヤツの名はベネトナシュ。
ヴォルケンとは因縁の一言では終わらせられない、深い関係があるのでした……

ベネトナシュが現われて以来、ヴォルケンはどんどんと弱っていきます。
なんでもベネトナシュとヴォルケンは同一の存在で、同じ空間にはひとつしか存在が許されないようなのです。
このままでは消え行くのみ。
ヴォルケンは決意を固め、その運命を覆す為に大勝負に打って出ます。
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8年前にさかのぼり、ベネトナシュの存在を抹消すると言う作戦に!!

作戦の最大のネックであった巨大なエネルギーは敵であったはずのフェクダのこころよい協力もあり
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見事解決!
ヴォルケンは過去へとさかのぼります。
しかしそこでは様々な衝撃の事実が明かされるのです!

まずメラクベータをはじめとする怪人騎士は全てが元普通の人間か動物だったと言うこと。
そしてその怪人になる要因とは、地下室に隠されていた巨大な化石、グレート・オールド・ワンだというのです!
化石となってなお生きているグレート・オールド・ワンは、近づくものを吸収し、捕食してしまいます。
その力は強大そのもので、神骸石はこの化石のかけらだと言うことでした。
ところがその傍らに寄り添うように生きている少女が一人。
足を鎖で拘束され、目隠しをされ、何故か体操服姿の少女……それが後の舞島だったのです!
なんと彼女は舞島博士の娘がグレー(略)に吸収され、そっくりの個体として生み出された存在だと言うではないですか!
拘束から解き放ち、彼女に生きる希望を与えて逃がしてやるヴォルケン。
その瞬間、
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ヴォルケンは凶弾に倒れます。
その凶弾の射手こそがベネトナシュによって入れ知恵をされた「8年前のベネトナシュ自身」。
彼はその後身を隠し、全てを手に入れるチャンスをうかがっていたのでした。
ヴォルケンは死んだヴォルケンをベネトナシュと勘違いして、細胞を培養され作りだされた怪人だったのです。

時は現代に戻ります。
ベネトナシュは舞島を神骸石の増幅器として利用し、グレ(略)を消滅させてこの8年間をすべてなかったことにして人間に戻ろうとしていることが判明。
抗うメラクベータとミグレスでしたが、時間移動の為にエネルギーを使い果たしてもはや殆ど戦闘能力を持たない二人はあっさりとやられそうになってしまいます。
しかしそこに助っ人が現われます!
我らがイケメン、シヴァルツシルトさんだ!!
高い実力を持つシヴァルツはヴェネトナシュ以外の敵を一蹴!
相変わらずのイケメンぶりを発揮してくれます。
そして彼、なんと舞島(再構成前)の兄だと言うではないですか!
やはり再構成されて血の繋がりがなくなったとは言え、兄妹の愛は顕在なんですなぁ……
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違いました。

ともかくシヴァルツの強さに追い詰められたベネトナシュは神骸石の力を使い、ラスボスらしい姿に変身!
圧倒的パワーアップを果たしシヴァルツを圧倒します。
またも追い詰められるメラクベータたち。
ですがシヴァルツが持って来たメモに活路を見出します。
その内容はヴォルケンの死体をグレ(略)び吸収させたと言うもの。
グレ(略)に近しい存在の舞島ならば、ヴォルケンを再構成することができると言うのです!
しかし彼女はヴォルケンに抱きしめられたあと逃げられたことを思い出し、自分が望んでもヴォルケンが再び現われることはないのではないかと怯えます。
ですがメラクベータとミグレス、(舞島は無自覚とは言え)恋敵の叱咤激励もあってその力を発揮!
ヴォルケンは復活し、パワーアップまで果たしていました!
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ついにヒーローとなったヴォルケンはベネトナシュを撃破!
野望は潰え、とうとう大団円を迎える、かに思えました。
ところがグレ(略)に近いとは言えやはりその力を使いきれてはおらず、再構成は不完全だったのです。
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ヴォルケンはその存在をこの世から、消しました……

……えー、皆様ご安心下さい。
切ないお別れエンドと思いきや、最後の最後にはしっかりハッピーエンドを迎えます!
意外ではあるものの楽しい、本作らしいラストですよ!
これは是非とも読んでみるべしです!

ビックリする位の盛り上がりを見せ、それをきっちりと纏め上げた激動&感動のクライマックスは必見!
もちろん今作の原点(?)であるサービスシーンも流石に少な目ながらも健在です!
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単行本のオマケこそ空きページが殆どないこともあり1Pしか載っておりませんが、最終話は雑誌掲載時の柱を掲載し、マツリ先生の作品に対する深い愛情も感じ取れて不足感はなし!
カバー折り返しのマツリ先生のコメントが「まだ俺たちは登り始めたばかりだぜ!どこまでも続くこの漫画坂をよ!!」だったり、最終話のタイトルが「星を継ぐもの」だったりと謎の小ネタもいっぱい!
その上カバー下には感動のラストを彩るようなファン必見の素晴らしいイラストが載っており、痒いところに手が届くってモンです!

悪と正義の、いやヒーローとヒロインのエロスラブコメ、「マイティ・ハート」最終第7巻は好評発売中です!
萌えもエロスもギャグもバトルも濃厚に詰め込まれた本作、その最高のクライマックスをあなた自身の目で目撃せよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


……それにしてもクーデルカの出番少なすぎですよ!!
最終巻にして目立った活躍がこれだけ!!
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……せつねぇ……


マイティ・ハート 7 (7) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
マツリ セイシロウ

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