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今回紹介いたしますのはこちら。

「放課後の拷問少女」第10巻 BOKU先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、なんだかラブコメめいた空気が強まってきていた人文研究部。
そんな中、突然大きな大きな爆弾が降ってわいてしまいます。
なんと若葉が再びアメリカに引っ越してしまうことになって……!?



人文研究部の面々は、一様に沈んだ顔になってしまっています。
若葉から全員に、事情が説明されたのです。
お父さん御仕事の都合で、カリフォルニアに転勤することになって、家族一緒に……
最近の若葉はなんだか物凄く焦っていて、石丸にものすごい勢いで結婚を迫ったりしていました。
今までも積極的にアプローチをしていた若葉ではありますが、それにしても結婚を迫ると言うのはやりすぎでしょう。
ですが若葉の方は真剣そのもので、結婚してしまえば日本で暮らし続けられる、という考えのもと、急な結婚を迫っていたのです!
いくらなんでもそれは焦り過ぎで短絡的すぎるというもの。
冷静にリコや石丸それを指摘されると、若葉は大泣き!
別れたくないのダーリン!と石丸に抱き着きました!
すぐになだめようと清香やリコがフォローしようとしますと、今度は若葉、清香虜にも抱き着いてくるではありませんか!
そして若葉は、周囲の目も気にせずに泣きじゃくるのです。
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リコっちや先輩たちとも別れたくないの、せっかくみんなと仲良くなれたのに!!
いつも石丸のことばかり追いかけている印象の若葉が、リコたちのことも大事に思っていて、こうして別れたくないと泣いている……
若葉を慰める言葉を見つけることもできず……
若葉はみんなの前で、泣き続けたのです。

いつの間にか時間は夕方に。
部活の時間も終わってみんなで帰ることになったのですが、依然若葉の元気は戻らない……ばかりか、魂が抜けている状態に……
もちろん部活はまともにできずじまいで、空気もずんと重いまま……
気配りさんの清香は何とか空気を和ませようとするものの、夕方になって天気の話題とズレズレですし、なによりびっくりするくらい噛み放題!
もう空気を改善するのは無理でしょう……
そこでリコは、引っ越しはいつなのか、とそっちの方向に話の加地を撮ることにしました。
石丸も乗っかってみるのですが……若葉からは一向に答えが返ってきません。
無視、というよりも、心ここにあらずと言った感じです。
今まで静観していた麻美もしびれを切らしたようで、若葉の背後からそっと近寄って……
人の話を聞かない悪い子には、
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こうだ!と服の中に手を突っ込みまして、お胸を揉み揉みしだすのです!!
……が、それでも若葉は嫌がるそぶりも見せず、ボーとしたまま生返事を返すばかり……
いよいよこれは重症のようです……

自宅に帰った後、石丸は若葉のことを考えていました。
さっきは急で何も話せなかったけど、ここはしっかり話をしないと、と若葉の部屋に向かって声をかけるのですが、やはりなしのつぶて。
困り果てておりますと、麻美から電話がかかってきました。
若葉のことは残念だけど、ここは彼女のために送別会でも開かないか?
そんな麻美の言葉を聞いて、石丸は昔起きたある事件を思い出すのでした。

それは小学生時代、若葉がアメリカに行くことになったと言うことを聞かされた時の事。
アメリカと言うのがとんでもなく遠い場所だと言うことを知らされた石丸、引っ越ししたら一緒にご飯も食べられないから、今のうちに好きなものをいっぱい食べて、その後ゲームとかして、一日中遊ぶパーティーをしよう!と持ち掛けたのです。
コクリと頷いた若葉、その返事を見届けた石丸はすぐさま自宅へ帰り、御パーティーの日に向けての準備に励んだのでした。
が、そのパーティー当日、
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若葉は姿を現さず……そのまま彼女はアメリカに行ってしまったのです。

あの時はちゃんとお別れを言えなかったけど、今回はちゃんと送ってあげないとな。
そんな石丸の想いとともに催された若葉のお別れパーティー。
ところが
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やっぱり空気は最悪!!
パーティーどころの雰囲気ではありません……!
果たして若葉はこの調子のままアメリカに行ってしまうのでしょうか?
石丸はそれを見ず三須送ることになるのでしょうか……?
運命の時は迫るのです!!




と言うわけで、まさかの若葉渡米と言う本作らしからぬヘビーな事件が起きてしまう今巻。
本作の盛り上げ役を担っていた若葉が、ここに来てまさかの退場……?
彼女の猛烈なアプローチはデンジにとって望んでいるものではないものの、可愛い幼馴染に好いてもらえるのは嬉しくないはずがありません。
若葉がいなくなってしまえば、石丸の心に大きな穴をあけてしまうことは間違いないでしょう。
そしてその穴は石丸以外にも開いてしまうはず……
このとんでもない大事件、どのような結末を迎えるのか?
涙無くしては読むことのできない別れと、その後。
是非ともその目でご確認ください!!

そしてそんなお話の他、通常営業のお話もしっかりと用意されております。
そのなかでも、こう言ったラブコメ的作品には絶対に欠かしてはならない一大イベント、バレンタインデー編も繰り広げられます!!
女難の相を持っていたはずの石丸が、人文研究部に入ってからはかなりいい感じの日々を送ってきたわけですが……
そんな石丸がとうとう本命チョコをもらうのか、それとも!?

最近はめっきりエロスなサービスシーンがマイルドになり、代わりにラブコメ色がガンガン強まっている本作、今巻はその色合いがさらに顕著になっております!
お色気を求めている方はちょっぴり寂しいかもしれませんが、ラブコメ要素は相当マシマシですので、そちらでお楽しみください!!


 

今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!