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今回紹介いたしますのはこちら。

「シャドーハウス」第5巻 ソウマトウ先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックスより刊行です。



さて、シャドーハウスの衝撃の真実に気が付いたケイトとエミリコ。
ケイトはシャドーハウスという間違った存在をただすため、戦うことを決意するのでした!



ケイトとエミリコは、シャドーハウスの支配を挫く為の行動をはじめます。
まず手始めにしたことは、仲間を作ること。
ケイトが最初に仲間に選んだのは、ジョンとショーンでした。
ジョンはケイトにご執心ですから、他の人が聞いたら信じてはくれないであろう話も聞いてくれるかもしれないと考えたのです。
ジョンの愛(?)を信じ、シャドーハウスの真実をしたためた手紙を渡したケイトなのですが……不安は残ります。
なにせ相手はあの無鉄砲で無茶苦茶なジョン。
あの手紙でシャドーハウスの洗脳が解けたとしても、何かとんでもないことをしでかして、すべてを台無しにしてしまいかねないのです!
一刻も早くジョンと接触して、洗脳が解けたのか確認し、変なことをしないようにくぎを刺したいところですが……
シャドーハウスのそこかしこには、見張りが立っています。
妙な動きをすればあっという間に咎められてしまい、それこそすべてがぶち壊しになってしまいかねません。
悶々とするあまり、煤を出しながら部屋をうろうろするケイト……
そんな彼女にエミリコは、明日の朝大掃除があるのでそこでショーンとお話してみます!と微笑みかけるのでした。

翌朝、大掃除のために行き人形の部屋が開錠されますと、すぐにエミリコは部屋を抜け出します。
ショーンの部屋に早くいきたいところですが、シャドーの部屋はたくさん並んでいまして、どこがショーンの部屋なのかわかりません。
一つ一つ覗くわけにもいきませんし、どうしようか……と考えておりますと、たくさん並んでいる部屋の一つに、パンが置いてある扉があるではありませんか。
パン好きのエミリコは反射的にそのパンをのぞき込んでしまうのですが、
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そここそがショーンの部屋でした!
エミリコの行動を予測していたショーンがすかさずエミリコに声をかけ、中に入るよう促すのです。

ショーンとジョンはケイトの話をきちんと理解してくれていまして、協力もしてくれるようです。
そうなると次は、どうにかして同期の仲間、ルウやリッキーの洗脳も解いて仲間にしたいところ。
エミリコは、ルウとリッキーには水を飲ませて珈琲を吐いてもらおうかと思っていたけど、殴って目を覚まさせたほうがいいのか、と思い切ったアイディアを出すものの、そこはさすがに理知的なショーン。
珈琲を飲んでから1週間以上たっているから体にしみこんでしまっているはずだからもうそれは難しい、ただ1杯で完全に洗脳されるわけはないだろうから、もう少し立てば二人のコーヒーの効果も薄れ、仲間に轢切れるタイミングもあるはずだ、と冷静に分析するのです。
それを聞いたエミリコ、やったぁとショーンに抱き着きます。
ショーンはまだ喜ぶのは早いし、そんな軽卒に抱き着いたらだめだとエミリコを優しく離そうとするものの、エミリコはより強くショーンに抱き着くのです!
ショーンが戻ってきて本当に嬉しいです……!
エミリコの漏らした言葉を聞いたショーンは、彼女の肩を優しくたたくのでした。

大掃除が始まりました。
最初にこうして掃除に来たときは、世界が広がって驚いたエミリコ。
その時は、皆楽しそうでシャドーハウスにいることは幸せなんだと思いました。
ですが今になってみてみると、煤だらけになって大変な労働をしている行き人形ばかり。
もしかすると、みんな「楽しそう」にしてるだけなのかもしれない。
そんな考えがよぎってしまうのです。
考えれば考えるほど不安は膨れ上がり、作業の手が止まってしまうエミリコ。
それを見たルウが、どうしたのかと声をかけてきてくれました。
みんな、これで幸せなのでしょうか?
思ったままの事を口にしてしまうエミリコ。
そこでエミリコはハッとしました。
ルウもあの珈琲を飲んでから、こう言った発言をしたものを詰めたく睨み付けるような、洗脳を受けていたのです。
そしてルウは……
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また余計なこと考えてる、エミリコらしいね、とほほ笑むだけでした!
やはりショーンの言った通り、時間が経ったことで珈琲の洗脳が弱まっているのでしょう!
希望がはっきりと見えてきました。
これで二人を洗脳から解放できるかもしれない……!
そう考えたエミリコですが、なんということでしょうか。
この大掃除が終わると、地位の高い「星つき」の生き人形が現れ……「喜びの会」と称して、勤労のご褒美に生き人形へスプーン一杯ほどの珈琲を施し始めたではありませんか!
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エミリコは口に注いでもらったあと、黒い服の袖に吐き出して洗脳を逃れます。
ショーンもそうして難を逃れたのですが……
ルウとリッキーは再びシャドーハウスに全幅の忠誠を誓う状態に逆戻りしてしまうのです……

悲観に暮れたまま今日の出来事をケイトに報告するエミリコ。
ケイトは珈琲を与える間隔の短さに驚きを覚えながら、それでも冷静に分析をすすめます。
洗脳のやり方は、珈琲で催眠状態にして、シャドー家のルールを復唱して無意識の真相に記憶させる。
喜びの会は毎週行われ、一回の量が少ないと言うことは、珈琲には持続力があまりないことと、たくさん作ることはできない。
珈琲は「星つき」が管理している……
これらの事実から、ケイトはシャドーハウスの支配を挫く手段の一つを見出し、その手段をさっそく実行することにしました。
ケイトはカイトの肩を抱き寄せ、こう誓うのです!
エミリコ、決めたわ。
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私たちも、「星つき」を目指す!!




と言うわけで、新たな目標が定まった今巻。
前巻で明かされた「生き人形」と「シャドー」の正体は、ケイトたちに大きな衝撃を与えました。
その真実のみならず、生き人形やシャドーたちの心を奪うような、コーヒーによる洗脳……
それだけでも、許されることではありません!!
シャドーハウスの支配を挫き、そして「偉大なるおじい様」の謎に迫り、その目的を暴くことができるのでしょうか……?
まずはリッキーとルウを洗脳から解放し、仲間に引き込む。
その上でシャドーハウスで何らかの功績をあげ、星つきに昇格する……!
なかなkに険しい道ではありますが、だからと言ってあきらめるわけにはいきません!
ケイトとエミリコの二人の戦いは、こうして幕を開けるのです!!

この後その戦いはゆっくりと進行。
様々な出来事が起こる中でケイトたちの戦いが繰り広げられるのですが……
その中で嬉しい出来事もあれば、予想外の出来事もあり、そして不可解な出来事も巻き起こります!
その様々な出来事が、ケイトたちの助けとなるのか、障害となるのか?
ますます目の離せない展開になっていくことは間違いないでしょう!!





今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!