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今回紹介いたしますのはこちら

「今日から未来」第1巻 吉富昭仁先生 

小学館クリエイティブさんのヒーローズコミックスふらっとより刊行です。


さて、現在も精力的に活動を続けている吉富先生の最新作となる本作。
吉富先生作品の三大要素と言えば、SF、ホラー、そして……百合!
本作は百合を全面に押し出した作品となっているのです!!



未来は、今日子に尋ねます。
今日も家行っていい?と。
今日子はちらりと未来を見た後、ぷいと視線を外し、そう言うの決めるのあたしじゃなかった?と不満げに言いました。
未来は悪びれもせず、そうだよ、だから決めてよ、とじっと今日子を見つめ続け……
根負けしたのか、照れくさくなったのか。
京子は再びその視線を外しながら、別にいいけど、とつぶやくのです。
やった!と無邪気に喜び、くるっとターンして鼻歌交じりに立ち去って行く未来。
彼女の後ろ姿を目で追いながら、今日子は思いだします。
二人の関係が急に変わることになった、昨日の出来事を。

幼馴染の未来は、いつものように今日子の家に遊びに来て、ベッドに腰かけていました。
そして彼女は、突然告白してきたのです。
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だから……今日子のことが好きなんだよ、ずっと前から……
まさか彼女に告白されるとは夢にも思っていなかった今日子は、固まってしまいます。
そして固まった今日子に、未来はさらにとんでもない言葉を続けました。
でね、私のこと好きにしてもらいたいの。
何でも言う事聞くし、なんでもする。
わたしのこと全部今日子が決めていいから。
何もかも全部。

鼻歌を歌いながら、今日子の家へ向かう未来。
今日子の方を振り向き、難しい顔してどうしたの、と京子に問いかけてきました。
今日子は昨日の事だよ、と素直に答えます。
自分のことを他人に決めさせるのはよくないね、自分のことは自分で決めろ!と、正論を続ける今日子。
未来ははーい、とあっさいるけ入れるものの、やはりただでは引き下がりません。
で、今日子はどう決めたの?
今日、私に何する?
えっちなことしてもいいんだよ?
むしろしてもらおうか。
にこにこ、いや、にやにやしながら今日子に迫り続ける未来。
今日子は断固として、何もしない、と答え続けるのですが……未来はその石を確認すると、今度はこう言うのです。
そっか、私に「何もしない」って決めたんだ。
それならそれでもいいよ。
「ムダなことをしない」って決めるのは大事だしね。
でも、「大事なこともしない」って人も多くない?
今日子の周りにもそう言う人っているでしょう?
盛んに声をかけてくる未来に、何が言いたいのか、自分が未来を隙にするのってそんなに大事かよ、と今日子は逆に問いかけました。
未来は大事だね、と即答。
私が超うれしいし、多分超気持ちいい。
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想像してよ、今まさに一人の女の子のことを自由にできるんだよ?
一人の生身の女の子があなたの手の中にいて、あなたに好きにされるのを今か今かと待ってるの。
そんなの一生に一度歩かないかの大チャンスだよね。
私は今日子のおもちゃなの。
……どう反応していいかわからず黙っていた今日子ですが、最後の言葉はやっぱり気に障るようで。
未来の体は未来の者だよ、もっと自分を大事にしろ!と、お説教に入ろうとするのですが、そのモードに入ろうとすると、未来はそれを察知して、わかった、大事にする、と素直に答えて話を打ち切ってしまうのです。
そう言われると怒り続けるわけにもいかず……
今日子は未来のペースに呑み込まれっぱなしなのです。
そう、今日子の調子は乱されっぱなし。
そもそも、女の子に、それも未来に告白されるなど、想像だにしていなかったのですから。
ですが、決して悪い気もしないのです。

例えばよ、例えばだけど、あたしに何をしてもらいたいの?
今日子は未来に尋ねました。
手を繋ぐとか、キスとか?
キスくらいなら……
そんな答えの想像をしながら未来の答えを待っていますと、彼女は耳元でささやきます。
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今日子、「アレ」持ってるよね、今日子の部屋で見たことあるよ。
「アレ」で私の穴を優しくかき回してもらいたいな……
またまた予想だにしなかった要求……!!
なのですが、今日子はその要求を、受け入れてしまうのです……!!
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未来の、耳かきを。




というわけで、今日子と未来の毎日を描いていく本作。
突然の告白から、お付き合い的なことを始める二人なのですが、この後実はこの関係がまだ「お試し期間」であることが明かされるのです。
今日子は、高校生の間に未来と一線を越えるかどうかを選択。
手を出せば晴れて二人は恋人同士、手を出さずに終わればそれっきり。
そんな条件を出された、お試し期間なのです。
そこで問題は、今日子の気持ちです。
今まで女性相手に恋愛をしようとは思ったこともなかった今日子ですが、親友でもあった未来から積極的にアプローチされると言うのは、存外気分が悪くありませんでした。
相手が未来だからなのか、だんだんと惹かれて行ってしまう今日子・
果たして今日子は、自分を大事にしないように見える未来に厳しく接し、手を出さずに終わるのか?
それとも誘惑に負けて手を出してしまうのか?
そんな不安と期待がないまぜになった日常を、ちょっぴりエロスなあれこれを交えながら描いていくのです!!





今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!