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今回紹介いたしますのはこちら。

「にこめっこ」第2巻 赤堀君先生 

講談社さんのモーニングKCより刊行です。


さて、命と引き換えに、「笑うと大切な人に不幸が訪れる」呪いをかけられてしまったニコ。
決して笑わないと誓ったニコでしたが、ひょんなことから自分にアプローチをかけてくるイケメン、芝浜とお付き合いすることになってしまい……!!



自分が芝浜に対して抱いている気持ちはなんなのか。
ニコはそれがわからず戸惑い続けるのですが、なんにしても彼女は芝浜のしてくれるあんなことやこんなことでにこにこしてしまいそうになってしまったり、にこにこしてしまったりし続けています。
そんな恐怖(笑い)の毎日の中で、またもとんでもないイベントが襲い掛かってまいりました。
なんと……芝浜が、ニコをデートに誘ってきたのです!
芝浜は超モテモテなため、無用なトラブルを避けるためにも学校では二人が付き合っていることを内緒にしていまして……
そこで生徒たちの目を気にしなくていい、お出かけをしようと言う作戦なのです。
今まで極力ニヤつかないように、とにかく徐々に徐々にステップアップしていこう、と言ってドキドキイベントを避けていたニコ。
ですが芝浜もとにかく一刻も早く二個に気を許してもらって、その笑顔を見たい……と言う純な望みを持っていました。
そこで、付き合って一か月ほどになった今……普通付き合ったらすぐデートくらいするものだ、と半ば強引に持ち掛けたのです!
ニコは考えます。
交際したらデートをすることくらいは知ってるけど、まだ芝浜くんの「笑い」に慣れていないのに。
デートなんてしたことないけど、おそらく一日一緒にいる。
そんな長い間お笑い拷問に耐えられるのかどうか……
そんなことを考えておりますと、やがて妄想は加速して、芝浜に今夜は返さないぜ、と迫られたら、などと考えてしまいます!!
そんなタイミングで、芝浜から「どこに行きたい?」という質問が投げかけられてしまいます。
流石にお断りするのは悪いですから……まずは絶対に言ってはならない所を潰そう、と考えます。
それは、幼少の頃に向かった夢の国。
極上のエンタメの前にはさすがのニコもなすすべなく楽しんでしまい、翌日にはにこのお父さんの胸毛がハート形にもっさり生えてしまうと言う不幸が襲い掛かりました。
ああいう場所に、それも芝浜と一緒に行ったとしたらどうなってしまう事か……
そこでニコが提案したのは
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延暦寺でした。
滝業などのスプラッシュ系のアトラクションもあるし、と補足するニコなのですが……
冷静に考えると、延暦寺は結構な遠くですし、夢の国もかなりの出費が見込まれるため、実現は難しいとなりました。
そこで出てきたのは、映画です。
映画なら観てるだけで、会話もほとんどしなくて大丈夫。
それなら何とか耐えられそうですから、ニコはその提案を受け入れるのです。
……が。
ちょうどこの前もらったチケットがあって、と芝浜が差し出してきたのは、
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大変評判のいいコメディ映画だったのです!!

特にラスト5分が面白い、ともっぱらの評判であるその映画。
最悪寝たふりをするか、あるいは……最後の手段である、スイッチを押すとビリビリするジョークグッズを使うことにしました。
これを準備しておけば大丈夫かな、と映画館で芝浜を待つニコ。
ほどなくして芝浜がやってくるのですが……そこでニコは、映画対策ばかり考えていて、肝心の「芝浜とデートをする」と言う事を忘れていたことに気が付くのです!!
芝浜の私服姿を見て、かっこいい、とにやけてしまいそうになるニコ!!
必死にビリビリボールペンを使って耐えるのですが、今度は緊張が襲い掛かってまいりました。
今日髪ボサボサ化も、服はダサくない?服なんて「面白くない」基準でしか買ったことない……
と、そこで芝浜がかけてきた言葉はこれでした。
なんか制服じゃないの新鮮だな。
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可愛いな、そのワンピース。
……もうダメでした。
ビリビリボールペンの力を持ってしても、服を褒められただけで、口元が緩んでしまい……

その時は、何も起きていないように見えました。
芝浜ではなく、お父さんか、面白くない事で全幅の信頼を寄せる学友の田中君に呪いが襲い掛かったのか……?
いや、そうではないのです。
この時はまだ気が付いていないだけでした。
芝浜の身に、
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とんでもない呪いが降りかかっていることに……!!!



と言うわけで、ニコと芝浜のお付き合いの様子を描く今巻。
このデートでも不幸が降りかかってしまうのですが、このほかにも様々な出来事が巻き起こります。
今巻では、降りかかる不幸は一回ではなく、別のお話でも芝浜にとんでもない出来事が……!!
ともかくこのデート編ですが、この後降りかかった呪いによって芝浜がとんでもないことに!?
いつもはニコの都合で振り回される芝浜ですが、今回は(呪い自体はニコの都合ですが)芝浜自身のトラブルでてんやわんやになるのです!!
とはいえこの巻では、ゆっくりゆっくりではあるものの、二人の距離が近づいてきているのがわかる無いようになっております。
不器用といいますか、呪いゆえの仕方なさといいますか、ともかく滑稽ながらも微笑ましい二人の関係が楽しめるのです!!

第1巻がニコと芝浜が付き合うまでを描いたわけですが、第2巻も最後の最後である節目を迎えることになります。
第3巻ではまた新たな関係性になって行くであろうふたりの物語が楽しめそうで、これから先がますます楽しみでなりませんよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!