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今回紹介いたしますのはこちら。

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第18巻 赤坂アカ先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックスより刊行です。


さて、白銀とかぐやが付き合い始め、それを内緒にしながらもいちゃつく、というアレな内容になって行った本作。
幸せのあまり完全なるポンコツと化しつつあるかぐやではありますが、周りの面々はそううまくいっていないようで……?



いろいろとありまして、なんと石上はつばめとデートの約束を取り付けることに成功しました!
そのいろいろの部分にはかぐやの協力の効果が多分に含まれておりまして、石上は早速かぐやに報告。
そしてそのまま、石上は新しい不安に関しての相談を持ち掛けたのです。
それは……「デートって一体どこへ行けばいいんでしょう」というもの。
デートプラン……それは、特に最初期にデートを行うときにこそ気をつけなければいけない難関です。
自分の得意技を見せつけることのできる場所へ連れて行くか、相手が喜びそうなところに連れて行くか、プランニングの力を見せる一連の流れで勝負するか……
好感度を稼ぐことができるか、一気に冷めさせてしまうか、軽んじてはならない重大ポイントなわけです!
かぐやは石上にアドバイスできるほどデートをしたことがありません。
ですが白銀とデートをする時の参考にしたい、という思いは燃え滾っておりまして……石上くんはどにったデートを考えているんですか、と尋ねてみることにしました。
石上の考えているアイディアはこんなものでした。
最近はやっているらしい、「ファッションレンタルサービス」。
プロのコーディネーターが服を選んでくれて、芸能人が切るような服を身立てて貸してくれる……と言うそのサービスに加え、メイクサービスも活用。
二人ともばっちり決めきめになったところからデートを始める!
これは女性目線でテンションが上がるに違いない、と確信していた石上なのですが……
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かぐやから帰ってきたのは、案の定気色悪いのが出てきたわね、という辛辣な感想でした。
女性同士で出かけるならありかもしれないが、男からどこか提案されるのは釈然としない。
ファッションセンスを否定されてる気もするし、半端に女性目線を気取っているのが一番気色悪い。
とりあえず飛び道具で勝負しようという人間性に不安を覚える……
とにかくものすごい勢いで扱き下ろされた石上、さすがにこのプランはないとわからされたようです。
やっぱり正攻法か、と気持ちを改めた石上、今度はこんなアイディアをだしてきました。
その日はいろんなところを普通に廻るんですけど、行く先々に一輪の花が置いてあるんです。
……それは正攻法なのでしょうか……
それを回収しながらいろんなところを回り、最後にそれを花束にして、しかも花の頭文字が……
とその後も続けてみるのですが、やっぱり却下するかぐや。
風変わりな人が奇抜なことをやったら常軌を逸するだけ、石上は普通なことをするつもりがいい具合に奇抜だと思う、と引きながらアドバイスをするのでした……

結局夢の国に行く、ということで落ち着いたのですが、そこに異論をはさんだのが早坂でした。
いつものように寝る前の早坂との二人だけの時間でその話を振ったはいいものの、こちらも即座に却下されてしまったのです。
初デートで夢の国は鬼門と言うのは有名な話だ、とのことで。
どうしても待ち時間が増える夢の国、会話スキルが無ければ気まずくなり、関係性に悪影響を与えかねない。
そもそも夢の国は恋人の仲を深める場所ではなく、その世界観を楽しむ場所であり、イチャイチャする暇があるなら世界観を全力で楽しむべきだ……
意外にガチ勢だった早坂の意見もまあうなずけるところ。
そこで早坂に意見を求めてきますと、
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何やらガイドブックめいたものを取り出しつつ、「横浜デート」を提案してきたのでした!!

桜議長で待ち合わせ、汽車道を通り、ハンマーヘッドのハングリータイガーでランチ、ワールドポーターズで映画を見た後、コスモワールドで遊ぶ。
カップヌードルミュージアムに行き、人力車で中華街へ行って脱出ゲーム、ディナーを食べてクルージング、赤レンガ倉庫でスケート。
夜の港の見える丘公園で、たくさんいるいちゃついているカップルに紛れてキスでフィニッシュ!!
実際に言ったことは一度足りとてない、早坂の妄想で作られた完璧なるプラン……
それを、知り合いから聞いてきたプランだと言って石上に伝えてみるかぐや。
石上は、悪くないと言いながらも、修正が必要だと答えます。
休日の横浜は混雑しているのでこの通りにはいかないし、そもそも詰め込み過ぎ。
多分これを作った人は横浜に行ったことがない……と!
さらに石上の指摘は続きます。
中華街から港の見える丘公園の意図はわかるものの、けっこう距離がある。
わざわざ時間かけて歩いてキススポットに行くって、めちゃくちゃキスしたい欲が出てしまっている。
作った人には重要だから入れてるんだろうが、自分はそこまで飢えてない。
察するにこの人、いろいろ妄想はするけど実際にデートはしたことない人じゃないか……
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と、そう扱き下ろしたその時、どこからともなくバレーボールが飛来し、顔面を直撃!!
密かに様子をうかがっていた早坂がとうとう黙っていられなくなり、無言のツッコミを入れたのです!!

ツッコミを終えた早坂は、足早にその場を立ち去って行きます。
まったく、もっと私を大事にしないとそのうち天罰が下りますよ。
そう呟いた早坂ですが……呟いた後、こんなことを考えていました。
でもきっと、天罰が下っても乗り越えられるのでしょうね。
もう、かぐや様は独りじゃない。
私がいなくなっても、きっともう大丈夫。
早坂が見つめる携帯の画面には、「ママ」から届いていたこんなメールが躍っていました。
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「かぐや様の付き人解任についてのお話があります。」



と言うわけで、ここに来て早坂辺の幕が開いた本作。
かぐやにとって早坂はもはや自分の一部の様な存在の筈。
早坂もかぐやのことを小馬鹿にすることはあるものの、絶対的な愛情をもって接していたはずです。
その二人が、別れることになってしまうのでしょうか……!?
早坂問題に加え、石上とつばめの関係も進行していく中、物語は修学旅行編へ突入!
超お金持ちが集まる秀智院学院ではありますが、いろいろあって修学旅行の行先は京都。
京都と言えば四宮の本堤がある場所なわけで……もはや波乱の予感しかしないではありませんか!!
激動の予感漂う修学旅行編、見逃せません!!

もちろんそれ以外も見どころはいっぱい!
生徒会の皆で「口の中でサクランボのへたを結べるか」と言うアレな遊びに興じてみたり、もはや恒例のミコのアレな面が明かされてみたり、クラスマッチを控えて石上に千花がバレーを教えようとしたときにトラウマがよみがえってみたり、かと思えば白銀とかぐやがひたすらイチャイチャしてみるお話があったりと、まさに盛りだくさん!!
白銀とかぐやが付き合ってテンションは落ちるかと思いきや、新たな火種(?)が次々に生まれて行く本作、まだまだ突っ走って行きそうです!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!