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今回紹介いたしますのはこちら。

「GIGANT(ギガント)」第4巻 奥浩哉先生 

小学館さんのビッグコミックススペシャルより刊行です。


さて、投票で選ばれた望みをなんでも実現してしまう不可解なサイト「ETE」によって壊滅の危機に陥れられた東京。
現れた破壊神を、巨大化したパピコが何とか撃破したものの、パピコはその戦いで街に被害を出したからと逮捕されてしまいます。
ですがその直後、今度は巨大な人間のような得体のしれないバケモノが大量に現れて……!!


都民を100万人にまで減らす、と言うとんでもない願いを実現させようとしていたETE。
その願いの影響で現れたと思われる、巨大な人間は次々と都民を惨殺していきます。
ですが前回現れた破壊神とは違い、今度の化け物は、見た目とともに身体能力も人間に近いようで。
自衛隊が出動すると、何とか対処ができたようです。
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テレビでも中継されたその戦闘シーンは、凄惨なものでしたが……それでも、バケモノは次々に倒れて行き、この騒動がそう遠くないうちに収まるであろうことはわかりました。
多くの人々が胸をなでおろすのですが……
一部の都民を本気で減らしてやろうと言うよこしま極まりない考えを持つ者が、ETEにとんでもないことを書き込んでしまうのです。
巨大ロボ、巨大ロボ!
ロボ!!ロボ!!ロボ!!
……ETEの動きは予想以上に迅速でした。
渋谷の街に
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突如として現れた、巨大ロボ!!
流石にこのロボをが相手では、自衛隊の武装程度では同意にもなりません。
自衛隊は交代しながら、巨大ロボが街を破壊する様をただ見つめることしかできないのでした。
次々と破壊されていく街。
絶望に暮れる人々ですが、そんな絶望の中でこんな声が上がり始めました。
パピコを出せ。
パピコに土下座して止めてもらってほしい。
早くパピコを!!
動画配信者なども自身の放送で、総理に向けてのメッセージを発信します。
もうパピコしかいないでしょ、日本国民ほとんどが思ってるでしょ、テレビ見てます?
そんな国民の声が徐々に強くなっていく中、巨大ロボは渋谷の街を火の海へと変えました。
そしてそのまま新宿の方へと向かっていきます。
それでもパピコは釈放されることなく……ですが、自衛隊は戦車や戦闘ヘリを大量に出動させました!
巨大ロボの攻撃を前に、次々と沈められてしまう戦闘ヘリ。
ですが、徐々に戦車の砲撃が巨大ロボにダメージを与えて行き……
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やがて、巨大ロボは町の中に倒れこむのでした!!

巨大ロボは、多大な犠牲を払ったものの、自衛隊によって撃破することができました、
あれだけのことが起きたにもかかわらず、数日たつ頃になると、人々はすぐに今まで通りの生活に戻っていきます。
横山田もまた電車に乗って学校に向かっていました。
良くも悪くも日本人らしいと言いましょうか……
自衛隊の能力が予想より優れていた事、前回街を救ったパピコに対する待望の声。
そんな情報が街にあふれ、同時に逮捕されている為全く動きのないパピコのSNSのフォロワー数が激増すると言った動きがある程度の動きしかありませんでした。
が……そんな時ETEにまた、こんな書き込みがされたのです。
10万人しか死んででないじゃん。
都民100万人になるまで1360万人くらい死ななきゃいけないのに無理じゃん。
マジ無能すぎるわこのサイト、がっかりしたわ。
破壊神3体!!
破壊神3体!!
おなしゃす!!
……突然緊急停車をする電車。
恐る恐る電車の外を見ると、そこにいたのは……
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空からゆっくりと降りてくる、3体の破壊神だったのです!!



というわけで、またもETEの脅威が降りかかる今巻。
今回襲撃してきた巨大人間と巨大ロボは、辛くも自衛隊の手によって対処することができました。
ですが、あの破壊神、それも三体同時となれば戦車やヘリで対処できるとは思えません。
それ以上の、ミサイルや戦闘機ならば対処できるのでしょうか……?
それも、怪しいと言わざるを得ないでしょう。
現れた破壊神3体、当然人々はあのヒーローの再来を嘱望するわけで……

皆が嘱望するパピコではありますが、巨大化できるとは言っても彼女はあくまで生身の女性。
巨大化できると言っても、破壊神3体をたった一人で相手にできるのか?
無責任な救世主待望論だけが拡がっていく中、破壊神の脅威は容赦なく迫ります。
果たしてこのピンチを、どう逃れればいいのでしょうか。
仮に逃れることができたとして、次々に襲い掛かる脅威を振りまくETEをどうにかしないことには明るい未来は見えません。
今後どうなっていくのか?
ますます目の離せない展開になることは間違いありません!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!