今回紹介いたしますのはこちら。
「奈落の羊」第4巻 きづきあきら先生+サトウナンキ先生
双葉社さんのアクションコミックスより刊行です。
さて、どんどんと泥沼にはまっていってしまう修二とメイ。
危険すぎる、裏の世界の男、ギバたちにも家族ごと目をつけられてしまい、修二はますます追い詰められていくのですが……
家にまで迫ってきたギバたち。
自分が、裏の世界の大きな勢力に囚われつつあり、もはや逃げ道も失われつつあることを感じていた修二の顔は、どうしてもすぐれません。
あの合コンでギバたちに陥れられてしまった男を見てしまった修二はショックを隠し切れないものの……それでも口では、新しい企画を考えないと、と前向きともとれる言葉を紡ぐのです。
修二が部屋に入ってきたのを見たメイは、一目で修二の様子がおかしいことに気が付きます。
おずおずと、控えめながら、メイは修二を心配する声をかけるのです。
辛そうな顔をしています、何か困ってるなら、その……
その言葉を聞いた修二ですが、何かのスイッチが入ってしまったようで。
で、なに?相談にでも乗ってくれんの?助けてやるって?スゲー。
何ができるんだよ、大体お前にだって責任があるんだ、なんでもっと早く言わないんだ、ユウキとかギバとか、やばい奴らだって知ってたくせに!
その怒りのままに、メイに圧し掛かる修二。
そのまま彼女の胸をつかみ、そしてさらに続けます。
俺が困ってる?ああ困ってるよ、だからお前に相談したってどうしようもないだろ!
自分のこともろくにできないくせに、俺の不安がわかんのかよ!!
そうまくし立てると……メイは、自分温胸に手を当てている修二に、体を許すようなそぶりをして……
それを見るとまたも修二は激昂します。
やめろ、同情かよ、金もらったっていやな癖に!
そうやって嫌なことは目をつむって通り過ぎるなんて、そんなことを繰り返してたら……!!
……そこまで行って、修二は口を紡ぎます。
自らの言葉が、自らを責め立てたのでしょうか。
俺は変えるからお前も自分の部屋に帰れ、と言い残し、修二は去っていくのでした。
その帰り道、修二はモヤモヤした気持ちを抑えきれず、突発配信を始めます。
メイと喧嘩した、と言う話をし始めるのですが、視聴者はみなメイの味方。
何となくその反応を予想していたのでしょうか、修二はリスナーのコメントに苦笑いをするのです。
ですがそんなコメントの中の、「しゅーじメイちゃんに甘えすぎ」という一文が、修二の心を揺さぶりました。
修二は自虐的な笑いを漏らし……そして、明日謝るよ、明日な、と一同に返すのですが……
翌日、いくら待ってもメイはやってこないのです。
一緒に待っていた嘉門は、怒ってんじゃないのかと言うのですが、それにしても様子が妙です。
メールの返事もありませんし、電話をかけてもつながる様子なし。
たまりかねて彼女の寝泊まりしているネットカフェに行こうとしたところ……そこに、見知らぬ若い女がやってきて、こう言うのです。
アンタしゅーじ?やっぱそうじゃん。
じゃあやろっか、なにする?やるんでしょ配信。
ウチがメイの代わりだから!もうメイは来ないから!
キュウにやってきて妙なことを言いだすその女は、「ポカリ」と名乗りました。
そしてポカリは言うのです。
メイは就職が決まったから、修二と遊んでる暇ないから。
……聞けば聞くほど、何が何だかわかりません。
就職なんてできないだろう、誰に言われてきたんだ、騙されるか、あいつは俺がいないと何もできないんだ。
そう言って、ポカリを問い詰めていくと……
ポカリは突然、修二を殴りつけてくるのです!
そして修二があっけに取られている間に、ポカリは殴られてやんの、と大笑いし、そして……
メイは買い手がついたから売られたんだよ、フーゾクに。
しゅーじの配信のおかげなんだよ、配信見て命にきょーみもったっつー店があったんだよ。
良かったじゃん、変な出会い系で金を稼ぐより全然いいもんね。
てわけで、メイの次は内を配信で人気者にしろって言ってんの、わかった?
……そう、言うのでした。
というわけで、突然修二の前から姿を消してしまったメイ。
修二はそのプライドが邪魔をして、メイを素直に追いかけることなどできはしないでしょう。
ですがメイは一体なぜ姿を消してしまったのでしょうか?
その原因はやはり……
変わって姿を現したのは、ポカリと名乗るいかにも曲者然とした女。
メイを売り飛ばし、代わりにポカリをよこしたのはやはりギバなのでしょうか?
この後物語は、またも驚くばかりの闇の中へと突き進んでいくことになります。
メイが去った後、修二はどうするのか?
誰も予想しなかったであろう、とんでもない行動を修二は取るのです!!
しかもその後、さらにとんでもない展開が待っていようとは……!!
今巻のラストで、物語は一気に進むことに!!
メイは、修二は、そして修二を取り巻く嘉門や姉たちはどうなってしまうのか!?
とんでもない展開を迎える本作、闇は一層深く、絶望の色は濃くなっていき……
先の展開を知るのも、楽しみとともに恐ろしさを感じてしまうことでしょう!!
今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
「奈落の羊」第4巻 きづきあきら先生+サトウナンキ先生
双葉社さんのアクションコミックスより刊行です。
さて、どんどんと泥沼にはまっていってしまう修二とメイ。
危険すぎる、裏の世界の男、ギバたちにも家族ごと目をつけられてしまい、修二はますます追い詰められていくのですが……
家にまで迫ってきたギバたち。
自分が、裏の世界の大きな勢力に囚われつつあり、もはや逃げ道も失われつつあることを感じていた修二の顔は、どうしてもすぐれません。
あの合コンでギバたちに陥れられてしまった男を見てしまった修二はショックを隠し切れないものの……それでも口では、新しい企画を考えないと、と前向きともとれる言葉を紡ぐのです。
修二が部屋に入ってきたのを見たメイは、一目で修二の様子がおかしいことに気が付きます。
おずおずと、控えめながら、メイは修二を心配する声をかけるのです。
辛そうな顔をしています、何か困ってるなら、その……
その言葉を聞いた修二ですが、何かのスイッチが入ってしまったようで。
で、なに?相談にでも乗ってくれんの?助けてやるって?スゲー。
何ができるんだよ、大体お前にだって責任があるんだ、なんでもっと早く言わないんだ、ユウキとかギバとか、やばい奴らだって知ってたくせに!
その怒りのままに、メイに圧し掛かる修二。
そのまま彼女の胸をつかみ、そしてさらに続けます。
俺が困ってる?ああ困ってるよ、だからお前に相談したってどうしようもないだろ!
自分のこともろくにできないくせに、俺の不安がわかんのかよ!!
そうまくし立てると……メイは、自分温胸に手を当てている修二に、体を許すようなそぶりをして……
それを見るとまたも修二は激昂します。
やめろ、同情かよ、金もらったっていやな癖に!
そうやって嫌なことは目をつむって通り過ぎるなんて、そんなことを繰り返してたら……!!
……そこまで行って、修二は口を紡ぎます。
自らの言葉が、自らを責め立てたのでしょうか。
俺は変えるからお前も自分の部屋に帰れ、と言い残し、修二は去っていくのでした。
その帰り道、修二はモヤモヤした気持ちを抑えきれず、突発配信を始めます。
メイと喧嘩した、と言う話をし始めるのですが、視聴者はみなメイの味方。
何となくその反応を予想していたのでしょうか、修二はリスナーのコメントに苦笑いをするのです。
ですがそんなコメントの中の、「しゅーじメイちゃんに甘えすぎ」という一文が、修二の心を揺さぶりました。
修二は自虐的な笑いを漏らし……そして、明日謝るよ、明日な、と一同に返すのですが……
翌日、いくら待ってもメイはやってこないのです。
一緒に待っていた嘉門は、怒ってんじゃないのかと言うのですが、それにしても様子が妙です。
メールの返事もありませんし、電話をかけてもつながる様子なし。
たまりかねて彼女の寝泊まりしているネットカフェに行こうとしたところ……そこに、見知らぬ若い女がやってきて、こう言うのです。
アンタしゅーじ?やっぱそうじゃん。
じゃあやろっか、なにする?やるんでしょ配信。
ウチがメイの代わりだから!もうメイは来ないから!
キュウにやってきて妙なことを言いだすその女は、「ポカリ」と名乗りました。
そしてポカリは言うのです。
メイは就職が決まったから、修二と遊んでる暇ないから。
……聞けば聞くほど、何が何だかわかりません。
就職なんてできないだろう、誰に言われてきたんだ、騙されるか、あいつは俺がいないと何もできないんだ。
そう言って、ポカリを問い詰めていくと……
ポカリは突然、修二を殴りつけてくるのです!
そして修二があっけに取られている間に、ポカリは殴られてやんの、と大笑いし、そして……
メイは買い手がついたから売られたんだよ、フーゾクに。
しゅーじの配信のおかげなんだよ、配信見て命にきょーみもったっつー店があったんだよ。
良かったじゃん、変な出会い系で金を稼ぐより全然いいもんね。
てわけで、メイの次は内を配信で人気者にしろって言ってんの、わかった?
……そう、言うのでした。
というわけで、突然修二の前から姿を消してしまったメイ。
修二はそのプライドが邪魔をして、メイを素直に追いかけることなどできはしないでしょう。
ですがメイは一体なぜ姿を消してしまったのでしょうか?
その原因はやはり……
変わって姿を現したのは、ポカリと名乗るいかにも曲者然とした女。
メイを売り飛ばし、代わりにポカリをよこしたのはやはりギバなのでしょうか?
この後物語は、またも驚くばかりの闇の中へと突き進んでいくことになります。
メイが去った後、修二はどうするのか?
誰も予想しなかったであろう、とんでもない行動を修二は取るのです!!
しかもその後、さらにとんでもない展開が待っていようとは……!!
今巻のラストで、物語は一気に進むことに!!
メイは、修二は、そして修二を取り巻く嘉門や姉たちはどうなってしまうのか!?
とんでもない展開を迎える本作、闇は一層深く、絶望の色は濃くなっていき……
先の展開を知るのも、楽しみとともに恐ろしさを感じてしまうことでしょう!!
今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
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