今回紹介いたしますのはこちら。
「アイアムアヒーロー」第21巻 花沢健吾先生
小学館さんのビッグコミックスより刊行です。
さて、超巨大ZQNに呑み込まれた比呂美を救うため、一人ショットガンを手に街へ向かった英雄。
ですが超巨大ZQNの中で比呂美は数々のZQNたちとつながり始め、英雄に対して様々な感情を抱き始めてしまいます。
さらにアサダ教の居城であるビルにもクルスたち一派と大量のZQNが侵入するという大騒動が起きて……
全ての登場人物がひとところに集まりつつある現状で、果たして英雄はどんな道を選ぶのでしょうか!?
アサダ教が本拠を構えるサンライズビル。
そこに、大勢のZQNが群がっています。
それを見た英雄は、ZQNたちの目的が何かはわからないものの、とりあえずサンライズビルにその目的の何かがあるらしいとあたりをつけました。
とりあえず迂回して様子をうかがおうと、ZQNたちから目を離さずゆっくりとその場から離れるのです。
が、その時突然一人のZQNがビルを登るのをやめ、振り向いたのです。
そのZQNの顔に、英雄は見覚えがあるような感覚を覚えるのですが……はっきりとそれを思い出すことはできません。
ですがその記憶をたどる暇はありませんでした。
そのZQNは、まっすぐに英雄に向かってきたのですから!!
危険を感じた英雄は、とにかく逃げることにします。
サンライズビルのすぐ近くにある工事中のビルの鍵にかかっていない扉を見つけ、中に逃げ込みました。
中に入って聞き耳を立てていますと……すぐ横の工事現場を隠す壁越しにあのZQNがひたひたと走る音が聞こえてきます。
やがてその音が遠ざかったのを見計らって外の様子をうかがうのですが……
瞬間、
近くの工事用足場からビル内へ向かって、そのZQNが飛び込んできたではありませんか!!
突然間近に迫った危険に、英雄反射的にショットガンを発射してしまいます。
ですがそんな急に打った弾が命中するはずもありません。
すぐにそのZQNは体勢を立てなおし、英雄に向かってきたのです!!
急いで弾を込めなおそうとする英雄ですが、慌てるあまり弾丸が手から零れ落ちてしまいます。
もう一回弾を込めなおす時間はなさそうなため、英雄は慌てて逃げ出しました。
移動しながらの射撃は困難なので、距離をとらなければいけない。
そのためにどんどん工事中のビルの奥へ入り、工事用の足場を登っていく英雄。
途中で弾を込めなおし、振り向いて今度こそとばかりに弾丸を発射するのですが、弾は去っての方向へ行ってしまいました。
周りは工事中の足場を構成する金属のパイプだらけ。
射線を妨げる障害物のおおいこの場所で、さらに急いで狙いをつけない状況では全く狙い通りの場所に球を打つことができないのです!!
英雄にできることは……少しでも射撃がしやすい場所まで逃げ続けること。
どんどん足場の階段を上り続け、ZQNはそれを追いかけてきます。
さらに悪いことに、英雄ががむしゃらに放ったショットガンの銃声に、多くのZQNが引きつけられ始めてしまっていて……!!
気が付けば、ビルの下の階はZQNであふれかえっています。
このまま上に逃げ続けてしまえば、逃げ場がなくなってしまう。
英雄はそのことを薄々わかっていながら、とにかく上にのぼり続けるしかないのです。
追いすがるZQNの身体能力は非常に高く、ギリギリの至近距離で放った弾丸も、その銃身を握って射線を限定し、頭を傾がせることで難なく回避してしまいます。
そのすぐ後ろにはもう大勢のZQN迫ってきていて、いよいよ英雄は逃げる以外の道がなくなっていました。
今度こそダメか、と弱音を漏らす英雄。
その時その視界に、奇妙なものが映りました。
小学生のころの遠足で歩いた、筑波山の山道。
高校の修学旅行で行った、首里城へ続く道……
そんな、過去歩いた道が、今がむしゃらに逃げている道にオーバーラップして見えるのです!
ですがその映像はやがて、また奇妙なものに。
今まで来たことも見たこともない場所の映像になっていて……?
何だここは、と同様している間に、風景は現実のものへ切り替わりました。
荒い呼吸を落ち着かせるために深く呼吸をする英雄……
あたりを見回し、周囲の状況を確認します。
吹き付ける強い風、あたりに見える無数のビル群……
英雄はいつのまにか、
屋上に来てしまっていました!!
そうこうしている間に、どんどんと屋上にZQNが集まり続けています。
もうだめか、と弱音を吐いた英雄ではありますが、まだまだ完全にあきらめたわけではありません!!
鉄骨を駆け抜け、英雄はわずかな活路を求めるのです!!
……しかしもう周りはZQNだらけ。
仮に追いかけてきたZQNを倒せたとしても、そのあとは……
どうなっても絶望しか見えない逃避行、その先に光はあるのでしょうか!?
というわけで、どんどんと大詰めに向かっていく本作。
追い詰められる一方の英雄に、この後生き残る道はあるのか。
そんな彼が遭遇することになる、意外な人物とは!?
窮地に立たされた英雄に思いもよらない事態が巻き起こるのです。
そしてその日でをが巣食いだそうとしている比呂美の身にも、大きな異変が起き始めます。
さまざまな意思とまじりあう中で、大きくなっていく感情……
その感情が英雄と出会った時にどのように変化していくのか。
ZQNウイルスに翻弄され続けてきた二人の物語は、クライマックスに突入していくのです!!
さらに、浅田と苫米地達、そしてコロリ達も動き続けています。
比呂美と英雄と言う大きな流れの外にいながらも、それぞれ明確にビジョンがある様子の浅田や苫米地。
生き残ることにかけてはすさまじい能力を見せるコロリ達。
そして独自に動くクルス……
待ったなしのこの状況、すべての決着はそう遠くなさそうですね!!
今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
「アイアムアヒーロー」第21巻 花沢健吾先生
小学館さんのビッグコミックスより刊行です。
さて、超巨大ZQNに呑み込まれた比呂美を救うため、一人ショットガンを手に街へ向かった英雄。
ですが超巨大ZQNの中で比呂美は数々のZQNたちとつながり始め、英雄に対して様々な感情を抱き始めてしまいます。
さらにアサダ教の居城であるビルにもクルスたち一派と大量のZQNが侵入するという大騒動が起きて……
全ての登場人物がひとところに集まりつつある現状で、果たして英雄はどんな道を選ぶのでしょうか!?
アサダ教が本拠を構えるサンライズビル。
そこに、大勢のZQNが群がっています。
それを見た英雄は、ZQNたちの目的が何かはわからないものの、とりあえずサンライズビルにその目的の何かがあるらしいとあたりをつけました。
とりあえず迂回して様子をうかがおうと、ZQNたちから目を離さずゆっくりとその場から離れるのです。
が、その時突然一人のZQNがビルを登るのをやめ、振り向いたのです。
そのZQNの顔に、英雄は見覚えがあるような感覚を覚えるのですが……はっきりとそれを思い出すことはできません。
ですがその記憶をたどる暇はありませんでした。
そのZQNは、まっすぐに英雄に向かってきたのですから!!
危険を感じた英雄は、とにかく逃げることにします。
サンライズビルのすぐ近くにある工事中のビルの鍵にかかっていない扉を見つけ、中に逃げ込みました。
中に入って聞き耳を立てていますと……すぐ横の工事現場を隠す壁越しにあのZQNがひたひたと走る音が聞こえてきます。
やがてその音が遠ざかったのを見計らって外の様子をうかがうのですが……
瞬間、
近くの工事用足場からビル内へ向かって、そのZQNが飛び込んできたではありませんか!!
突然間近に迫った危険に、英雄反射的にショットガンを発射してしまいます。
ですがそんな急に打った弾が命中するはずもありません。
すぐにそのZQNは体勢を立てなおし、英雄に向かってきたのです!!
急いで弾を込めなおそうとする英雄ですが、慌てるあまり弾丸が手から零れ落ちてしまいます。
もう一回弾を込めなおす時間はなさそうなため、英雄は慌てて逃げ出しました。
移動しながらの射撃は困難なので、距離をとらなければいけない。
そのためにどんどん工事中のビルの奥へ入り、工事用の足場を登っていく英雄。
途中で弾を込めなおし、振り向いて今度こそとばかりに弾丸を発射するのですが、弾は去っての方向へ行ってしまいました。
周りは工事中の足場を構成する金属のパイプだらけ。
射線を妨げる障害物のおおいこの場所で、さらに急いで狙いをつけない状況では全く狙い通りの場所に球を打つことができないのです!!
英雄にできることは……少しでも射撃がしやすい場所まで逃げ続けること。
どんどん足場の階段を上り続け、ZQNはそれを追いかけてきます。
さらに悪いことに、英雄ががむしゃらに放ったショットガンの銃声に、多くのZQNが引きつけられ始めてしまっていて……!!
気が付けば、ビルの下の階はZQNであふれかえっています。
このまま上に逃げ続けてしまえば、逃げ場がなくなってしまう。
英雄はそのことを薄々わかっていながら、とにかく上にのぼり続けるしかないのです。
追いすがるZQNの身体能力は非常に高く、ギリギリの至近距離で放った弾丸も、その銃身を握って射線を限定し、頭を傾がせることで難なく回避してしまいます。
そのすぐ後ろにはもう大勢のZQN迫ってきていて、いよいよ英雄は逃げる以外の道がなくなっていました。
今度こそダメか、と弱音を漏らす英雄。
その時その視界に、奇妙なものが映りました。
小学生のころの遠足で歩いた、筑波山の山道。
高校の修学旅行で行った、首里城へ続く道……
そんな、過去歩いた道が、今がむしゃらに逃げている道にオーバーラップして見えるのです!
ですがその映像はやがて、また奇妙なものに。
今まで来たことも見たこともない場所の映像になっていて……?
何だここは、と同様している間に、風景は現実のものへ切り替わりました。
荒い呼吸を落ち着かせるために深く呼吸をする英雄……
あたりを見回し、周囲の状況を確認します。
吹き付ける強い風、あたりに見える無数のビル群……
英雄はいつのまにか、
屋上に来てしまっていました!!
そうこうしている間に、どんどんと屋上にZQNが集まり続けています。
もうだめか、と弱音を吐いた英雄ではありますが、まだまだ完全にあきらめたわけではありません!!
鉄骨を駆け抜け、英雄はわずかな活路を求めるのです!!
……しかしもう周りはZQNだらけ。
仮に追いかけてきたZQNを倒せたとしても、そのあとは……
どうなっても絶望しか見えない逃避行、その先に光はあるのでしょうか!?
というわけで、どんどんと大詰めに向かっていく本作。
追い詰められる一方の英雄に、この後生き残る道はあるのか。
そんな彼が遭遇することになる、意外な人物とは!?
窮地に立たされた英雄に思いもよらない事態が巻き起こるのです。
そしてその日でをが巣食いだそうとしている比呂美の身にも、大きな異変が起き始めます。
さまざまな意思とまじりあう中で、大きくなっていく感情……
その感情が英雄と出会った時にどのように変化していくのか。
ZQNウイルスに翻弄され続けてきた二人の物語は、クライマックスに突入していくのです!!
さらに、浅田と苫米地達、そしてコロリ達も動き続けています。
比呂美と英雄と言う大きな流れの外にいながらも、それぞれ明確にビジョンがある様子の浅田や苫米地。
生き残ることにかけてはすさまじい能力を見せるコロリ達。
そして独自に動くクルス……
待ったなしのこの状況、すべての決着はそう遠くなさそうですね!!
今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
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