本日紹介いたしますのはこちら、「アポカリプスの砦」第6巻です。
作者は原作が蔵石ユウ先生、漫画がイナベカズ先生。
講談社さんのライバルKCより刊行、月刊少年ライバルにて連載されています。
さて、感染者たちの王、ボコールの殺害に成功した前田達。
ですがその死の間際、ボコールは前田に噛み付いてきまして……
すぐに噛み付かれた腕を切断し、ウイルスがまわっていないことを祈りながら前田の意識が戻るのを待つ一同。
そんな中、突然大挙して押し寄せた武装集団。
その集団はボコールを「光の子」と称し、感染者たちを「天使」と呼んで崇める危険な集団で。
学園の生存者達は、次々に命を奪われていってしまったのです!
武装集団は、前田たちの部屋までやってきていました。
「2秒後の未来が見える」という能力を持つ一ツ兜の協力を仰ぎ、抵抗を試みたのですが、相手は戦闘のプロ。
奇襲を仕掛けてみても、太刀打ちできるはずもないのです。
完全に一同の動きを封じ込めた武装集団は暴力に訴え、吉岡が撮影していたボコールのビデオを差し出せと迫ってきます。
大人しく差し出したところで、無事にすむとは限りません。
そしてなにより、ただただ言いなりになると言うのは面白くないのです!
痛いと僕は物忘れが激しくなるんです、あと命令されるのもキライで、お願いなら聞かないことも無いけど。
完全に馬鹿にし切った態度。
武装集団は激昂し、吉岡達を激しく痛めつけ始め……!!
一旦スイッチが入ってしまえば、その攻撃は簡単にはやみません。
もはやかるぐちも叩けないほど痛めつけているにもかかわらず、振り下ろす手はとまることはなく……
その手は止まったのは、ノイマンの「そいつしかビデオのありかは知らない、殺せば永遠にでてこない」と言う言葉を聞いて、ようやくです。
その言葉で動きが止まると言うことは、まだ交渉の余地がある。
そんな一抹の希望も、すぐに打ち砕かれてしまいます。
外から聞こえてくるのは、次々に学園の生存者が「天使を殺めた罪」を償わされている音が響いています。
武装集団の銃弾によって死をもって償うか、感染者達の群れに身を投げ、天使たちにその審判を委ねるか、という無慈悲な2択の……
そして決定的なものも発見されてしまいます。
殺害し、ベッドの下に隠していたボコールの遺体が!!
いくらなんでも、急場しのぎにもほどがある隠し場所だったといわざるをえません。
武装集団はその真実を知り、驚愕。
ですがすぐに現状を理解し、両手を合わせて祈りをささげ始めました。
……その祈りが終わったとき、何が起きるのか。
想像するのも恐ろしいところですが……まだ希望は残っているのか、吉岡達は慌てていません。
そして……とうとうその時はやって来てしまいました。
アレをやったのは貴様らか!答えろ猿どもが!!
銃口を吉岡の口にねじ込み、怒鳴る集団の一人。
ですがもう一人が彼を諌めるのです。
この猿どもから話を聞いたところで、光の子は二度と帰って来ない。
ならば今すべきことは
1匹残らず生皮をはぎ、寸刻みにしてこの世のものとは思えぬ苦痛を味わわせることだろう。
そう言ってナイフを取り出したのです!!
もはや交渉の余地は完全になくなりました。
彼らにあるのは、激しい怒りと悲しみだけ。
彼はナイフを振り上げ……血しぶきが飛び散ったのです。
……が。
その血しぶきは吉岡たちのものではなかったのです。
武装集団の一人が
感染者となり、ナイフを持った男に歯を突き立てていたのでした!!
これが吉岡たちに残された、最後の取って置きの策でした。
密かに感染者に画鋲をつきたて、それを針のほうを表にして電気のスイッチに貼り付けておいたのです。
おまじない程度にはなるかもしれない。
そんな気持ちで貼り付けた画鋲が、まさかの起死回生の一打となったわけです!!
かつての仲間に襲い掛かる感染者。
噛みつかれてし待った男は、もはや何もできません。
抵抗しようにも相手は、「天使」なのですから。
完全に形勢は逆転です。
ムダだとはわかっているでしょう、それでも噛み付かれた男は助けてくれと言わずにはおれません。
そんな懇願に対する吉岡たちの返事はこうでした。
ここじゃバケモノに人権認めてないっすから。
とりあえずの窮地を脱することが出来た吉岡達。
ですが武装集団はまだまだたくさんいるわけで、根本的な解決にはなっていません。
彼らはこの狂った集団を撃退することができるのでしょうか……?
ますます凄惨なものになっていく戦い。
その戦いの只中で、ついに前田は目を覚まします。
悪夢のようなあの手術から目覚めた前田の意識は朦朧。
無理もありません、アレだけ血を流したのですから。
……いや、アレだけ血を流し、腕を切断されてしまった男がすぐに立ち上がり、歩き回ることなどできるでしょうか?
フラフラと歩く前田、その姿は武装集団からすれば絶好の的。
当然のように狙われる前田ですが……
前田はその目で、次々に衝撃的なものを目撃することとなってしまうのです!!
武装集団による襲撃、ボコールに噛み付かれた前田。
この事件の顛末は果たして……!!
というわけで、武装集団の襲撃の描く今巻。
この後次々にショッキングな展開が巻き起こり、急展開と呼ぶにふさわしいうねりが起こります!
長引くかとも思われた武装集団の襲撃ですが、今巻で一応の決着。
次巻からは、今までの展開とはガラリと変わった物語となって行きそうです。
感染者達が大挙する世界の中に取り残される、学園の面々。
今巻でも様々な犠牲者がでる中、誰が生き残り、誰が死んでいくのか。
そしてこの世界に救いがやってくることはあるのか……?
そのすべてが、次巻以降からの展開にかかってくることになりそう!!
鍵を握るのはやはり……
今後の展開が楽しみですね!!
武装集団の末路、「アポカリプスの砦」第6巻は全国書店にて発売中です!!
スピーディーな展開はいまだ健在、めまぐるしく展開する本作。
根幹で待っている驚愕の展開は必見ですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
それにしても、帯に「『我妻さんは俺のヨメ』の蔵石ユウ先生絶賛!!」って書いてあるんですが、これっていいんでしょうか!
こっちも蔵石先生原作なワケですから、自画自賛になっちゃうような……
そう言うネタにしてもセルフツッコミとかありませんし、作画のほうの「西木田景志先生絶賛!!」の魔違いじゃないかと思うんですけど……どうなんでしょう!!
作者は原作が蔵石ユウ先生、漫画がイナベカズ先生。
講談社さんのライバルKCより刊行、月刊少年ライバルにて連載されています。
さて、感染者たちの王、ボコールの殺害に成功した前田達。
ですがその死の間際、ボコールは前田に噛み付いてきまして……
すぐに噛み付かれた腕を切断し、ウイルスがまわっていないことを祈りながら前田の意識が戻るのを待つ一同。
そんな中、突然大挙して押し寄せた武装集団。
その集団はボコールを「光の子」と称し、感染者たちを「天使」と呼んで崇める危険な集団で。
学園の生存者達は、次々に命を奪われていってしまったのです!
武装集団は、前田たちの部屋までやってきていました。
「2秒後の未来が見える」という能力を持つ一ツ兜の協力を仰ぎ、抵抗を試みたのですが、相手は戦闘のプロ。
奇襲を仕掛けてみても、太刀打ちできるはずもないのです。
完全に一同の動きを封じ込めた武装集団は暴力に訴え、吉岡が撮影していたボコールのビデオを差し出せと迫ってきます。
大人しく差し出したところで、無事にすむとは限りません。
そしてなにより、ただただ言いなりになると言うのは面白くないのです!
痛いと僕は物忘れが激しくなるんです、あと命令されるのもキライで、お願いなら聞かないことも無いけど。
完全に馬鹿にし切った態度。
武装集団は激昂し、吉岡達を激しく痛めつけ始め……!!
一旦スイッチが入ってしまえば、その攻撃は簡単にはやみません。
もはやかるぐちも叩けないほど痛めつけているにもかかわらず、振り下ろす手はとまることはなく……
その手は止まったのは、ノイマンの「そいつしかビデオのありかは知らない、殺せば永遠にでてこない」と言う言葉を聞いて、ようやくです。
その言葉で動きが止まると言うことは、まだ交渉の余地がある。
そんな一抹の希望も、すぐに打ち砕かれてしまいます。
外から聞こえてくるのは、次々に学園の生存者が「天使を殺めた罪」を償わされている音が響いています。
武装集団の銃弾によって死をもって償うか、感染者達の群れに身を投げ、天使たちにその審判を委ねるか、という無慈悲な2択の……
そして決定的なものも発見されてしまいます。
殺害し、ベッドの下に隠していたボコールの遺体が!!
いくらなんでも、急場しのぎにもほどがある隠し場所だったといわざるをえません。
武装集団はその真実を知り、驚愕。
ですがすぐに現状を理解し、両手を合わせて祈りをささげ始めました。
……その祈りが終わったとき、何が起きるのか。
想像するのも恐ろしいところですが……まだ希望は残っているのか、吉岡達は慌てていません。
そして……とうとうその時はやって来てしまいました。
アレをやったのは貴様らか!答えろ猿どもが!!
銃口を吉岡の口にねじ込み、怒鳴る集団の一人。
ですがもう一人が彼を諌めるのです。
この猿どもから話を聞いたところで、光の子は二度と帰って来ない。
ならば今すべきことは
1匹残らず生皮をはぎ、寸刻みにしてこの世のものとは思えぬ苦痛を味わわせることだろう。
そう言ってナイフを取り出したのです!!
もはや交渉の余地は完全になくなりました。
彼らにあるのは、激しい怒りと悲しみだけ。
彼はナイフを振り上げ……血しぶきが飛び散ったのです。
……が。
その血しぶきは吉岡たちのものではなかったのです。
武装集団の一人が
感染者となり、ナイフを持った男に歯を突き立てていたのでした!!
これが吉岡たちに残された、最後の取って置きの策でした。
密かに感染者に画鋲をつきたて、それを針のほうを表にして電気のスイッチに貼り付けておいたのです。
おまじない程度にはなるかもしれない。
そんな気持ちで貼り付けた画鋲が、まさかの起死回生の一打となったわけです!!
かつての仲間に襲い掛かる感染者。
噛みつかれてし待った男は、もはや何もできません。
抵抗しようにも相手は、「天使」なのですから。
完全に形勢は逆転です。
ムダだとはわかっているでしょう、それでも噛み付かれた男は助けてくれと言わずにはおれません。
そんな懇願に対する吉岡たちの返事はこうでした。
ここじゃバケモノに人権認めてないっすから。
とりあえずの窮地を脱することが出来た吉岡達。
ですが武装集団はまだまだたくさんいるわけで、根本的な解決にはなっていません。
彼らはこの狂った集団を撃退することができるのでしょうか……?
ますます凄惨なものになっていく戦い。
その戦いの只中で、ついに前田は目を覚まします。
悪夢のようなあの手術から目覚めた前田の意識は朦朧。
無理もありません、アレだけ血を流したのですから。
……いや、アレだけ血を流し、腕を切断されてしまった男がすぐに立ち上がり、歩き回ることなどできるでしょうか?
フラフラと歩く前田、その姿は武装集団からすれば絶好の的。
当然のように狙われる前田ですが……
前田はその目で、次々に衝撃的なものを目撃することとなってしまうのです!!
武装集団による襲撃、ボコールに噛み付かれた前田。
この事件の顛末は果たして……!!
というわけで、武装集団の襲撃の描く今巻。
この後次々にショッキングな展開が巻き起こり、急展開と呼ぶにふさわしいうねりが起こります!
長引くかとも思われた武装集団の襲撃ですが、今巻で一応の決着。
次巻からは、今までの展開とはガラリと変わった物語となって行きそうです。
感染者達が大挙する世界の中に取り残される、学園の面々。
今巻でも様々な犠牲者がでる中、誰が生き残り、誰が死んでいくのか。
そしてこの世界に救いがやってくることはあるのか……?
そのすべてが、次巻以降からの展開にかかってくることになりそう!!
鍵を握るのはやはり……
今後の展開が楽しみですね!!
武装集団の末路、「アポカリプスの砦」第6巻は全国書店にて発売中です!!
スピーディーな展開はいまだ健在、めまぐるしく展開する本作。
根幹で待っている驚愕の展開は必見ですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
それにしても、帯に「『我妻さんは俺のヨメ』の蔵石ユウ先生絶賛!!」って書いてあるんですが、これっていいんでしょうか!
こっちも蔵石先生原作なワケですから、自画自賛になっちゃうような……
そう言うネタにしてもセルフツッコミとかありませんし、作画のほうの「西木田景志先生絶賛!!」の魔違いじゃないかと思うんですけど……どうなんでしょう!!
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