本日紹介いたしますのはこちら、「カミヤドリ」です。
角川書店さんの角川コミックス・エースにて刊行されています。

作者は三部けい先生。
三部先生(瓦敬助先生)の紹介は12月24日「菜々子さん的な日常RE」、12月25日「鬼燈の島」の紹介をご参照くださいませ。

さて、こちらの作品は異世界ファンタジー的な舞台で特殊な能力を持つ主人公が怪物と戦う能力バトルものに分類される作品です。
しかしその内容は非常にシビア且つ残酷なもので、単なる能力バトルものにおさまっていません。
その戦う怪物と言うのが奇病により怪物へと変化してしまった人間なのです!
変化してしまった人間を助けるすべはなく、殺すしかありません。
主人公達もその奇病の力を借りてその怪物を排除していくのですが、いつその奇病が発生するのかという危険と隣り合わせの状態で戦い続る運命を背負っています。
その上戦う怪物と言うのが時として大切な人物であったり、肉親であったりもするのです。
そんな世界観ゆえに、主要な人物だろうと続々と退場していくストーリー展開はスリリングそのもの。
確かな画力で描かれる、次々と繰り広げられる凄惨なバトルと非常なドラマが行着く暇もなくつむぎだされ、主人公は様々な人物と悲しい別れを告げながら過酷な現実を歩んでいくのです。

それはさておきまして、三部先生の魅力と言えばやはり(?)肉感的な女性キャラ。
今作でもやはり個性的な女性キャラが数名登場しておりまして、ムッチリボディを惜しげもなく曝け出してくださいます。
ダイナマイツなボディの持ち主からペタンコな少女まで幅広くカヴァーしてらっしゃるこの作品でイチバン目立つキャラクターと言えばやはり主人公の一人とも言える少女、ヴィヴィでしょう。
褐色ボディにローブ一枚しか身に纏わない彼女は、いわゆる「パンツはいてない!」というアレです!
それだけでなく、口数少なく純粋で時に冷酷、体に似合わぬオオバサミのような得物と銃器を扱うという萌え要素満載少女!
はいてないだけに物凄くきわどいカットもたっぷり収録し、全裸も惜しげなく披露してくれるどっきどきどん一年生状態!!
うへへ、三部先生は俺を萌え殺す気に違いあるまい!!

シリアスでシビアな内容は手に汗握る素晴らしいもので、アクションシーンも迫力満点、そのうえ萌えも完備している隙のない「カミヤドリ」は全5巻が好評発売中です!
現在は続編に当たる「神宿りのナギ」がエースアサルトで連載中ですので入手も容易なはずです!
燃えも萌えも泣き要素も完備したこの作品、読まなければ勿体無いですぜ!!
さぁ、本屋さんにダッシュ!!


カミヤドリ (1) (角川コミックス・エース)
角川書店
三部 けい

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